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【雅子さまと紀子さま】優美な秋の“お着物コーデ” カット集

  • 2024.10.30

連載「麗しき皇室ファッションの世界」では、今回は雅子さまと紀子さまの「秋の園遊会」におけるお着物ファッションを特集。こちらは装いカット集です。

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1999年の秋の園遊会にて。実は、2018年も帯は同じものを選ばれており、雅子さまご愛用のもの。菊、桔梗、萩、撫子など秋の花をモチーフにした柄の柔らかい印象の訪問着に、菱文様のややシャープな柄の帯を合わせられる雅子さまの定番和装スタイル。甘さと辛さのバランスを、洋装だけでなく和装でも計算されているのではないでしょうか? (C)時事
2003年の秋の園遊会にて。訪問着には貝桶と唐花が描かれています。宮中らしい雅やかな柄である貝桶は、縁起が良く夫婦円満の象徴とされています。彩り豊かな柄が、雅子さまの華やかなイメージにマッチしています。 (C)JMPA
2017年の秋の園遊会にて。1999年の秋の園遊会でもお召しになった訪問着の菊の柄の色とリンクした赤やゴールドの帯を合わせた、調和のとれた着こなし。金地を基調にした帯よりも、着こなしにメリハリが生まれ、美しさが引き立っています。 写真:ロイター/アフロ
2018年の秋の園遊会にて。平成最後の園遊会。緑の若い楓が赤く深まり、紅葉に変化する絵柄を選ばれた雅子さま。翌年から皇后陛下になられることを控え、立場が変わることに対する心の移ろいが反映されているのかもしれません。実は、令和元年の皇室カレンダーでも同じ訪問着をお召しになられています。 (C)JMPA
1999年、秋の園遊会にて。訪問着にはつづみの柄、帯には吉祥文様が。どちらも幸福や繁栄を意味する縁起の良い模様。ベージュっぽい地のお色に、淡い色合いの柄が愛らしく映えた、紀子さまの雰囲気にマッチした装いです。(C)時事
2001年、秋の園遊会にて。この年の帯も、縁起の良い吉祥文様のものを選ばれた紀子さま。淡いピンクの訪問着の柄は控えめながら、帯の柄と配色が調和し全体に統一感があります。和装のおくゆかしさが活きた品のいい着こなしです。(C)時事
2005年、秋の園遊会にて。1995年の秋の園遊会でも選ばれていた訪問着を。蔓薔薇など季節の花々が咲き誇る優美な訪問着には、愛用されているシャープな菱文様の帯を。純白の帯締めが、アクセントになっています。平成最後の年となる2018年にも着用されている、ご愛用の訪問着です。(C)時事
2012年、秋の園遊会にて。2003年の秋の園遊会でもお召しになっていた、菊と紅葉の柄がたっぷりと描かれた季節を感じさせる訪問着を、帯を替えてお召しに。ちなみに2003年は、2005年、2009年の秋の園遊会でもお召しになられている、金地に菱文様の袋帯をお選びになりました。(C)時事
1997年 秋の園遊会 写真:ロイター/アフロ

取材/味澤彩子

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