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【ラーメン激戦区・札幌】1,000円以上払っても”食べるべき”ラーメンって?年間400杯以上食す専門家に聞いてみた

  • 2024.10.29

HBCテレビ「今日ドキッ!」より、選りすぐりの情報をお届けします。
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あなたは、ラーメン一杯にいくら出せますか?
ラーメンブロガーが厳選する、1,000円以上払ってでも食べるべき“至福の一杯”を紹介しました。

ラーメン一杯、いくらまでなら出せる?

Sitakke

物価高の今、ラーメン業界に立ちはだかる“1,000円の壁” 。
「ラーメン一杯の価格が1,000円を超えると客足が落ちる」と言われています。

街行く人に聞いてみた

実際ラーメン一杯にいくらまで出せるのか?
街行く人に聞いてみました。

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20代:「800円ぐらいが理想ですよね。おいしかったら払います」

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40代:「私が高校生の頃はラーメン 一杯500~600円だった。何でも値上がりしているから1,000円までだったら食べたいなと思う」

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番組調べでは、1,000円以下と答えた人が、半数以上を占めました。
支払いが1,000円札一枚で収まるか、どうかが大きなポイント!

ラーメンブロガーの見解「”1,000円の壁を越えた”ラーメンが増えている」

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PINYAさん:「原材料の高騰、水道・光熱費も当然上がっている。値上げしていかないとラーメン屋さん自体がやっていけない状況になっていると思う」

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そう語るのは、札幌を中心に去年だけでも400杯以上、食べ歩いたという有名ラーメンブロガーのPINYAさん。
最近、札幌では“1,000円の壁を越えた”ラーメンが増えているといいます。

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PINYAさん:「レギュラーメニューが1,000円からというお店もある。札幌ラーメンのクオリティを上げようと値段を上げるからには美味しいモノを出そうという気持ちが伝わる」

そこでPINYAさんに、 1,000円以上払っても食べるべき、“至福の一杯” を挙げてもらいました!

ラーメンブロガーがおすすめ!”至福の一杯”のお店とは?

美しいビジュアルの鶏だし麺【支那そば 鋳(ちう)】

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2021年、中央区にオープンした“鶏だし麺の専門店”「支那そば 鋳(ちう)」
ラーメンは、すべて1,000円以上となっています。

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この日も11時の開店と同時に店内は満席に!

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お客さん:「たまに贅沢したいなと思ったときのラーメン」

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お客さん:「インパクトと繊細が両立しているような感じ」

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1,100円ながら、多くの人を魅了する一杯。
見た目の美しさもさることながら、他にもこだわりがふんだんに詰まっています。

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スープには、比内地鶏・熊本の地鶏 天草大王・宮崎地鶏・道産の手羽などを使用。

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店主 南川さん:「みんなに『そんなに入れてどうするの』って言われるぐらい採算が合わない」

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仕込んでから丸2日間、ひたすら弱火で煮込んで、ギュッと鶏の旨味を引き出していきます。
そのあと、丁寧に“こしたスープ”をオリジナルの醤油ダレと合わせて出来上がります。

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麺は、毎日営業終了後に店主自ら製麺機で作るこだわり。
道産小麦100%の自家製麺は、数日寝かせたモノを使います。

店主の南川さんは元和食の職人で、その経験と知識を生かし独学でラーメンを追求!

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自家製チャーシューは、余市産もち豚のロースなど、3種類がのった、まさに至福の一杯です!

地鶏光麺 醤油 1,100円
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PINYAさん:「まずはスープからおいしい。こだわりの鶏を使っていて一口目からおいしい。この麺ですよね。キレイな麺です。自家製麺の食感がスープにとても合っているすばらいしと思う」
店主 南川さん:「自分もラーメンが好きなので とことんこだわりを追求したラーメンを提供するためにやっている」

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【支那そば 鋳(ちう)】

住所:札幌市中央区北1西27
営業時間:午前11時~午後3時(L.O.午後2時半)※売り切れ次第終了
定休日:木曜・金曜 ※23日~来月3日まで催事のため休業

京都×新潟 背脂煮干【麺 鍾馗(しょうき)】

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午前11時、東区のラーメン店に出来た長い列!

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2020年にオープンした「麺 鍾馗(しょうき)」

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券売機を見ると、こちらのお店も、ほぼ1,000円以上の価格設定。
中でも、おすすめが・・・

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PINYAさん:「札幌ラーメンとは違う新潟の背脂煮干と京都のだしが融合した素晴らしい一杯」

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店主の中野さんは、京都出身。
京都と新潟のご当地麺をアレンジした「背脂煮干」が人気に!

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スタッフ:「1,000円以上出しても食べたい?」お客さん:「食べたいです」

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お客さん:「月に何回か来てます」

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まずは、麺に注目です。
京都の製麺会社から空輸している太麺を使用。
もちもちとした食感がスープとよく合います。

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続いては、スープ!
大きな寸胴の中には、香味野菜や丸鶏、豚のゲンコツなどが入っています。
これを約8時間火にかけていきます。

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そして、そのスープと合わせるのが“煮干だし”
全国から厳選した4種類の煮干しを使っているのですが、これが、特にコストが掛かっているんだとか!

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店主 中野さん:「煮干しが以前の値段より倍になりましたので、量を減らすとか品質を落とすことは絶対できないので大変ですね」
使う量を減らすと、味や香りが著しく落ちてしまうんだそうです。
現在は、一杯1,050円。
これが採算に合うギリギリの値段だといいます。

背脂煮干 1,050円
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PINYAさん:「あっさりなんだけどしっかり美味い。背脂が旨味を増してくれている。ドンブリの半分のチャーシューがすごい。」

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店主 中野さん:「見た目のインパクトも必要かなと思います。楽しんでもらうためにはこれぐらい大きい方がいいかなと思う」
PINYAさん:「もっちもちで背脂煮干のスープにあってますね。このラーメンは、札幌で食べられるなら1,000円払っても安いぐらい。」

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【麺 鍾馗(しょうき)】

住所:札幌市東区北26東1
営業時間:午前11時~午後3時半
午後 5時~午後8時 ※月は昼のみ
土日祝 午前11時~午後7時
定休日:火曜

※掲載の内容は番組放送時(2024年10月11日)の情報に基づきます。

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