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【芸能人のセピア色な料理】加藤茶が懐かしむ「母のオムレツ」に挑戦!甘い牛そぼろと愛情がたっぷり♡

  • 2024.10.29

2月27日放送のバラエティ番組『家事ヤロウ!!!』では、テレ朝開局65周年企画スターお宝レシピ25連発‼と題し、加藤茶さんの思い出の味「母のオムレツ」を紹介していました。今風のトロトロ系のオムレツではなく、卵がしっかりとしていて「昭和のオムライス」的なレトロなビジュアルでした。1943年生まれの加藤茶さんは現在81歳!お母様の思い出の味ということは昭和20~30年代に食べていたと思われます。一体どんなオムレツかしら?


加藤茶さんの思い出の味!「母のオムレツ」を作ってみた!




【材料】(3~4人分)
卵…3個
砂糖…小さじ1 ※卵用
しょうゆ…小さじ1/2 ※卵用
玉ねぎ…1/2個
ニラ…1/2束
牛ひき肉…200g
砂糖…大さじ2
しょうゆ…大さじ2
有塩バター…20g+10g
塩・こしょう…各適量

1. 玉ねぎとニラをみじん切りにします。



玉ねぎとニラは牛ひき肉と炒めてオムレツの具にするので、出来るだけ細かく切りました。

2. フライパンにバター(20g)を入れて中火で溶かし、玉ねぎとニラを炒めます。



玉ねぎを先に2分ほど炒めてからニラを加えて1分ほど炒めました。

3. 牛ひき肉を加えて塩、こしょうを振り、色が変わる程度に炒めてから砂糖(大さじ2)としょうゆ(大さじ2)を加えて味付けします。



牛ひき肉は3分ほど炒めると色が変わりました。



砂糖としょうゆを加えるとしょうゆの水分でつゆだく状態に。卵で包みやすいように4分ほど炒めて煮汁を飛ばしました。

具をお皿に移し、フライパンをサッと洗っておきます。

4. フライパンにバター(10g)を入れて中火で溶かし、砂糖(小さじ1)としょうゆ(小さじ1/2)を混ぜた溶き卵を流し入れ、半熟より少ししっかりめに焼きます。



バターが溶けたら砂糖としょうゆで味付けした卵液を焼きます。卵液を入れたら菜箸で軽くかき混ぜながら2分ほど焼くと、底面がしっかりと焼けてきました。

5. 3の牛そぼろを乗せて卵で包み、焼き色が付くまで焼きます。



砂糖じょうゆで味付けした牛そぼろを卵の中央に細長く乗せます。牛そぼろを全量乗せると包みにくそうだったので、今回は2/3程度を乗せました。



牛そぼろがこぼれないように注意しながらフライ返しでくるっ!卵にはすでに焼き色が付いていたので、フライパンの縁に閉じ口を当てて軽く火を通してお皿に移しました。


ほんのり甘い卵の中に、すき焼きのような甘辛い牛そぼろがたっぷり♡



『家事ヤロウ!!!』で紹介されていた加藤茶さんの思い出の味「母のオムレツ」が完成しました。

中に包んだ牛そぼろから煮汁が染み出してしまいましたが、牛そぼろはこぼれずに卵でくるっと巻けました。卵を少し固めに焼いたことで、昭和っぽいレトロなオムレツの雰囲気が漂っています。



切ってみると、中には牛そぼろがぎっしり!そして煮汁が溢れる!食べてみると、コクが強い牛ひき肉の旨味に砂糖の甘い味付けが良く合い、すき焼きのようなおいしさを楽しめます。卵にも砂糖としょうゆを加えているので、全体的には甘さが強めのオムレツに仕上がっています。

卵は今風のとろっとした感じでは無く、卵焼きのようなしっかりとした固さなのでたっぷりの牛そぼろをきれいに包めました。

牛そぼろに味がしっかりと付いているので、ケチャップなどのソースはなくてもこっくりとしたおいしさを楽しめるオムレツでした。

卵を固めに焼いて具を包むスタイル♪昭和っぽい懐かしいオムレツです



『家事ヤロウ!!!』で紹介されていた加藤茶さんの「母のオムレツ」は、卵をしっかりと焼いて具を包んで作る、昭和の雰囲気を感じるオムレツでした。

最近のオムレツは、卵を半熟にしてとろとろな状態で巻くのでやわらかい食感が主流。スペイン風オムレツのように溶き卵に具を混ぜて焼くレシピも多く、筆者も普段は卵に具を混ぜて焼く派です。

そのため具を包むのが難しそうだと感じましたが、卵をしっかりと焼くことで破れにくく、きれいに成形することが出来ました。

1943年生まれの加藤茶さん(現在81歳)が子どもの頃は昭和20~30年代。戦中戦後という時代背景から、砂糖がとても貴重だったと想像出来ます。そんな中、砂糖をたっぷりと使った「母のオムレツ」は、加藤茶さんのお母様が家族のためにごちそうとして作った一品だったのだろうなと、甘い味付けから母親の愛情を感じました。

卵の固さからも、具の味付けからも昭和な雰囲気が漂うオムレツ。加藤茶さんの思い出の味「母のオムレツ」は、世代によっては懐かしい味、新鮮な味として受け入れられると思います。ぜひ、お試しくださいね。

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