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ジゼル・ブンチェンが「2度とお酒を飲まない」と決めた瞬間

  • 2024.10.29

不屈のスーパーモデル、ジゼル・ブンチェン。ウォーキングやヨガ、筋トレ、瞑想をいち早く取り入れ、誰よりも先駆けてヘルシーなライフスタイルを実践してきた彼女は、「元祖ウェルネス・ウォリアー」としても名高い。そんな彼女が、ここ数年で新たに始めた習慣とは? それは、アルコールを断つことだった。イギリス版ウィメンズヘルスから詳しく見ていこう。

今年初めに配信された『The Rich Roll Podcast』のインタビューで、44歳を迎えたジゼルは、数年前に飲酒をやめた経緯について語っている。

「もう2年以上、アルコールを口にしていない。飲んでいた頃も量はかなり控えめで、社交の場での付き合い程度だった。周りからのプレッシャーもあったから。特に私の業界では、ほとんどの人が飲んでいるからね」

「でも、ある時を境に、もう飲みたくないと思うようになった。誰にどう思われようと、周りのプレッシャーがあろうと気にしない。私はミントティーやカモミールティーを飲むわ。お酒を飲みたい人に対して、不快にさせるつもりもない」

これは、彼女の20年にわたるライフスタイル改革の最新の一歩であるという。キャリア初期の多くを刺激物に頼って過ごしていたという彼女は、2018年の回想録『Lessons: My Path to a Meaningful Life』の中で、20代の頃に不安や鬱を紛らわせるため、毎日タバコを1箱、ワインを1本、そしてフラペチーノを3杯摂取していたと明かしている。

ポッドキャスト『Rich Roll』では、過去の嗜好品の消費を劇的に減らしたことについて深く語った。「まるでまったく違う人生を生きているみたい。まずは自分を蝕んでいた習慣を変える必要があった。アルコールで気持ちを落ち着かせたり、コーヒーを飲んで1日中気を張らせたり、異なる時差を行き来する生活を送っていたり。 そりゃ、神経系が壊れてしまうのは当然よね。今は外に出て、ブレスワークやランニングをしている」

Women's Health

昨年の『People』誌との対談では、禁酒の決断がもたらしたポジティブな影響について語っており、やめた瞬間からすぐに変化を実感したことについて話している。

「かなりクリアになった」とジゼル。「それまでは頭がちょっとぼんやりしていたけれど、今はとてもシャープで、今ここにいる感覚がしっかりとある。以前は気づかなかったことにも気づけるようになれたし、睡眠の質もずっとよくなった」

年齢も影響していたよう。「40歳になったばかりの頃、ワインを飲んだ時と飲まなかった時の違いに雲泥の差を感じるようになった」とジゼル。「周りの人たちは、これは健康によいんだよ、と言うけれど、私にとってはそうではなかった」

今ではカフェインもあまり好んでいないとか。「私は自分の体に求めるものが多いから、アルコールやカフェインのようなものを摂取するわけにはいかない。こういうものは、積み重なっていくから」

※この記事はイギリス版ウィメンズヘルスからの翻訳をもとに、日本版ウィメンズヘルスが編集して掲載しています。

Text: Kate Cheng Translation: Yukie Kawabata

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