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英ロイヤルと市民が従うべき、王室の「意外なルール」総まとめ

  • 2024.10.29

挨拶から服装、お茶の飲み方まで、さまざまな決まりがある。

WPA Pool

最も重要なのは、自分から行動しないこと。紹介してもらうのを待たなければならない。また、ロイヤルメンバーには自分から握手を求めてはならず、手を差し伸べてもらったら、それに応えるのがルール。

写真:英国アカデミー賞(BAFTA)で談笑するレネー・ゼルウィガーとキャサリン妃、2020年2月撮影

Pool/Tim Graham Picture Library

イギリス王室のウェブサイトによると、ロイヤルたちへの挨拶の方法は、特に決められていない。ただ、イギリス国民には、正式な挨拶として「お辞儀、またはカーテシー(女性が行う伝統的なお辞儀の一種)」が推奨されている。

いっぽう、英国民以外はどちらも行わなくてもOKとのことだが、挨拶をすれば歓迎されるのは、もちろんのこと。

写真:エリザベス女王にお辞儀をしながら握手する、ピアニストのジュールズ・ホランド、2005年3月撮影

THIBAUD MORITZ

ロイヤルファミリーのメンバーで、「陛下(your majesty)」と呼ばなければならないのは、君主とその配偶者のみ。したがって現在は、チャールズ国王とカミラ王妃。その他のロイヤルたちの呼称は、「殿下(your royal highness)」。

写真:公式訪問したフランスで、集まった市民に挨拶するカミラ王妃、2023年9月撮影

Georges DE KEERLE

適切な服装は、イベントによって異なる。イギリスの場合、正礼装が求められる日中のイベントには、男性はモーニングコート、女性はフォーマルなドレスで出席する。

開始が午後6時以降のイベントはフォーマルな催しとなり、男性はブラックタイ、またはホワイトタイを着用する。また、既婚の女性ロイヤルは、ティアラをつけて出席する。

ロイヤルメンバーが出席するイベントに招かれたものの、服装について不安がある場合には、主催者に問い合わせるのがベスト。たいていは招待状に説明があるが、ゲストに対して失礼がないようにとの配慮から、あえて何も記載しない場合もあるとのこと。

写真:公式訪問した香港の晩さん会に参加するチャールズ皇太子とダイアナ妃、1989年11月撮影

Forrest Anderson

コース料理が提供される場合、一般的には、そのイベントに出席している最も高位のロイヤルと同じタイミングで、すべての人がその一皿を終わりにするのがルール。

マイヤー氏によると、「例えば、チャールズ国王が出席するイベントで、国王がスープスプーンを置いたら、他の出席者も全員、すぐにスープを終わりにしなければいけません」とのこと。

写真:中国で行われた晩さん会に参加するエリザベス女王、1986年10月撮影

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