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6人家族の食費を「1週間1万円に抑えろ」「できないなら役立たずだ」無謀すぎる夫に → 息子がある行動を!

  • 2024.10.29

家計のやりくりに悩むA子は、夫から厳しい制限を課され、苦しんでいました。
食材の価格が高騰している今、節約しながら栄養バランスの良い食事を作るのは至難の業。
そんな中、子どもたちのある行動をきっかけに、家族に思わぬ変化が訪れました。
そのきっかけとは一体何だったのでしょうか?
今回は筆者の知人A子から聞いたエピソードをお伝えします。

画像: 6人家族の食費を「1週間1万円に抑えろ」「できないなら役立たずだ」無謀すぎる夫に → 息子が!?

食費1万円の現実とA子の葛藤

A子は中学生2人、小学生2人の4人の息子を育てる母親。

スポーツをしている子どもたちは、栄養バランスの取れた食事が欠かせません。

しかし、夫から「1週間の食費を1万円に抑えろ」という無理な指示を受け、その中には夫の酒代まで含まれていました。

A子は家計のやりくりに頭を悩ませ、ギリギリの状態で買い物をしていました。

夫は食材の買い物や料理をすべてA子に任せっぱなし。

A子が「やりくりが大変だ」と相談しても、「それはお前の役目だろ! できないなら家にいる意味がない!」と厳しくつき放す始末。

A子は「私の頑張りに意味があるのかな?」と自分が家族にとって本当に役に立っているのか自信を失いかけていました。

夫も、仕事で疲れ切って家に帰るたびにストレスを抱え、家族の負担に目を向ける余裕がありませんでした。

家族の絆を試す夕食

ある日、長男が「僕たちで料理を作ってみよう」と提案。

弟たちと一緒に節約レシピを見ながら、慣れない手つきで豆腐と鶏むね肉のハンバーグと野菜サラダを作りました。

子どもたちは「これならお父さんも喜んでくれるかな」と期待していましたが、夫は料理を見てなんと「これだけか?」と不満そうな態度を見せたのです。

また胸が締め付けられるような思いに駆られたA子。

そのとき、長男が「お父さん、これ僕たちが節約レシピを見て作ったんだよ!」と勇気を出して言いました。

長男の言葉に夫は驚き、これまで料理を作るのはA子の役目だと決めつけていた自分に気づくことに。

そして、子どもたちが家計の負担を感じながらも、自分たちで工夫して食事を用意したことに心を動かされたのです。

夫の反省と気づき

長男の一言で、夫は今までの自分の態度を反省しました。

A子がどれほど工夫をして、限られた予算で栄養バランスを考えながら毎日料理を作っていたか、その大変さに初めて思いを巡らせました。

自分が家計に無関心で、すべてをA子に押し付けていたことを痛感したのです。

夫は、これまでの仕事やストレスを理由に、家族に負担をかけていたことを自覚。

そして、「これからは酒代を減らして、その分を食費に回すよ。家族のために協力する」とA子に約束しました。

さらに、休日にはA子と一緒に買い物に行くようになり、食費の管理の大変さを実感するようになったのです。

新たなスタート

夫の協力が始まると、子どもたちも自然と自発的に手伝うように。

A子は夫への不満が完全に消えたわけではありませんが、毎日働きながら家族を支えてくれていることに感謝する気持ちを持っていました。

夫の変化や子どもたちの成長に希望を感じたA子は、以前より前向きな気持ちになり、新たなスタートを切ることができました。

【体験者:40代・女性主婦、回答時期:2024年9月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:Yumeko.N
元大学職員のコラムニスト。専業主婦として家事と子育てに奮闘。その傍ら、ママ友や同僚からの聞き取り・紹介を中心にインタビューを行う。特に子育てに関する記事、教育機関での経験を通じた子供の成長に関わる親子・家庭環境のテーマを得意とし、同ジャンルのフィールドワークを通じて記事を執筆。

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