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菅田将暉、三宅健がレッドカーペットに大興奮「初めて歩いたんですけど、皆さんの勢いがすごい」<東京国際映画祭>

  • 2024.10.29
映画「サンセット・サンライズ」から菅田将暉、井上真央、三宅健、岸善幸監督が「第37回東京国際映画祭」のレッドカーペットに登場 (C)2024 TIFF
映画「サンセット・サンライズ」から菅田将暉、井上真央、三宅健、岸善幸監督が「第37回東京国際映画祭」のレッドカーペットに登場 (C)2024 TIFF

【写真】観客と楽しげに交流する菅田将暉

映画「サンセット・サンライズ」(2025年1月17日[金]公開)から菅田将暉、井上真央、三宅健、岸善幸監督が10月28日、「第37回東京国際映画祭」のオープニングを飾るレッドカーペットに登壇。映画の見どころなどをアピールした。

監督・岸善幸×脚本・宮藤官九郎による“移住エンターテインメント”

脚本・宮藤官九郎、監督・岸善幸という、共に東北出身でもある2人の異色のコラボレーションから生まれた「サンセット・サンライズ」。

都会から移住した釣り好きサラリーマン・西尾晋作と宮城・南三陸で生きる住民との交流や、人々の力強さや温かさをユーモアたっぷりに描き、その背景にあるコロナ禍の日本、過疎化に悩む地方、震災などの社会問題と向き合いながら、豊かなエンターテインメントに転化させたヒューマン・コメディーとなっている。

菅田将暉は本映画祭でのお披露目に向けて期待を明かす

10月28日に開幕した「第37回東京国際映画祭」のガラ・セレクション部門で上映される本作。菅田と三宅は、シックな黒のブラックスーツをまとい、井上はひときわ鮮やかな赤のミニドレスでレッドカーペットに登場する。

東京国際映画祭のレッドカーペットを初めて歩いた菅田と三宅は、「皆さん元気がありますね」「初めて歩いたんですけど、(レッドカーペットで待ち構える)皆さんの勢いがすごくて声が枯れそう。みんなの声も心配です」と、観客の熱気と歓声に大興奮。

本映画祭で一般の観客にお披露目されることについて、都会から三陸に移住してきた釣り好きサラリーマン・晋作役の菅田は「無事、公開できてうれしいです。現場がとても楽しかったので、その楽しさが映像に残っている映画なので、見てもらえるのが楽しみです」と期待する。

晋作の移住先の大家であり、町役場の企画課で空き家問題を担当、町のマドンナ的存在でもある百香役の井上は「震災の当事者である三陸の人たち、当事者ではない晋作の話だったり、コロナ禍の中での人と人との距離だったり、都内と地方の距離だったりと、いろいろな距離感について考えさせられる映画だと思います」とコメント。

さらに「テーマがたくさん詰まっている映画」としながら、「空き家問題もそうですけれど、過去も大事にしながら、新しい形を受け入れて、現在を大事にしていくという共通したテーマがあると思います。ぜひ見ていただけたら」と思いを込める。

百香への思いをこじらせた“モモちゃんの幸せを祈る会”のメンバーの1人を演じた三宅は「今、世の中が少しずつ元気になってきたときなので、だからこそ今この映画をみんなで見てもらいたいです」と語り、ロケ地でもある宮城と岩手の地名を挙げ「ロケ地を訪れたくなるような映画になってると思います」と自信をのぞかせる。

最後に、岸監督が「お正月に、本当に腹を抱えて笑える映画になっています。その中に小さなメッセージが込められていて、笑って泣ける映画になっています」とメッセージを送り、最後に4人全員で「『サンセット・サンライズ』見てください! 劇場で待ってっからー!!」と宮城弁でアピール。

その後、本イベントのために特別に制作した“サンセット・サンライズキラキラステッカー“を、レッドカーペット横から声援を送る観客に配布し、楽しげに交流しながら映画祭のレッドカーペットでオープニングを盛り上げた。

「第37回東京国際映画祭」のレッドカーペットに登場した菅田将暉、井上真央、三宅健、岸善幸監督 (C)楡周平/講談社 (C)2024「サンセット・サンライズ」製作委員会
「第37回東京国際映画祭」のレッドカーペットに登場した菅田将暉、井上真央、三宅健、岸善幸監督 (C)楡周平/講談社 (C)2024「サンセット・サンライズ」製作委員会
映画「サンセット・サンライズ」は2025年1月17日(金)全国ロードショー (C)楡周平/講談社 (C)2024「サンセット・サンライズ」製作委員会
映画「サンセット・サンライズ」は2025年1月17日(金)全国ロードショー (C)楡周平/講談社 (C)2024「サンセット・サンライズ」製作委員会

映画「サンセット・サンライズ」ストーリー

新型コロナウイルスのパンデミックで、世界中がロックダウンに追い込まれた2020年。リモートワークを機に東京の大企業に勤める釣り好きの晋作(菅田将暉)は、4LDK・家賃6万円の神物件に一目惚れ。

何より海が近くて大好きな釣りが楽しめる三陸の町で気楽な“お試し移住”をスタート。仕事の合間には海へ通って釣り三昧の日々を過ごすが、東京から来た“よそ者”の晋作に、町の人たちは気が気でない。

一癖も二癖もある地元民の距離感ゼロの交流にとまどいながらも、持ち前のポジティブな性格と行動力でいつしか溶け込んでいく晋作だったが、その先には思いがけない人生が待っていた。

映画「サンセット・サンライズ」は2025年1月17日(金)全国ロードショー (C)楡周平/講談社 (C)2024「サンセット・サンライズ」製作委員会
映画「サンセット・サンライズ」は2025年1月17日(金)全国ロードショー (C)楡周平/講談社 (C)2024「サンセット・サンライズ」製作委員会
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