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【SEALSON】台湾発!高感度なハイカー&ファッション好きの間で話題の高機能バッグ

  • 2024.11.7

始まりはSEALSONマインドが詰まった「アーバンウォレット」

2018年に始動したブランド「SEALSON(シールソン)」。アーバンスタイルにフィットするスタイリッシュなデザインとアウトドアでの軽快な行動をかなえる機能性を持ち味としたバッグで、アジアだけではなくヨーロッパへも展開しています。

SEALSONの立ち上げ前につくられたアーバンウォレット
台湾最大のクラウドファンディング「嘖嘖(zeczec)」で大成功を収め、SEALSON誕生のきっかけとなったアーバンウォレット 出典:嘖嘖

もともと、CEOのユンさんをはじめとする3人のチームでスタートしたシールソンは、ブランド創業前に「アーバンウォレット」という商品を開発。独自の4点ストラップフックバックル方式により、横・縦・斜めと、3通り以上の掛け方が可能で、小物も収容できるウォレットとして注目を集めました。

このときから、シーンを限定せずに使えてファッション性も高いという核は揺るがないまま。シールソンの魅力の秘密やアイテムについて、ユンさんに聞いてみました。

SEALSON ユンさん

台湾最大のクラウドファンディング「嘖嘖(zeczec)」で大きな反響を得たことをきっかけに会社を設立。「次世代バッグの探求」をテーマにシールソンを立ち上げました。

軽くて機能的なデザインは「ライフスタイル」への想像から

学生時代にファッションデザインを専攻していたユンさんですが、「プロダクトデザインと建築デザインの両方に常に強い興味を持っていた」と語ります。そんな彼は、学校の課題に取り組んでいたとき、自分の服を引き立たせるためのバッグをデザインしたのだそう。

「それをきっかけに、ファッションと機能性を組み合わせたバッグのデザインが私が本当にやりたいことだと気付きました」とユンさん。処女作である「アーバンウォレット」はまさにその思いを注ぎ込んだもので、財布であり、サコッシュであり、小さなバッグのようでもあり…と、ファッションアイテムにもなりながら多様なシーンで活躍します。

SEALSONのバックパックを背負って街中にいる人
ギアと食料を持って山へ行く日も、街へぶらりとショッピングに出かける日も頼れるバックパック
SEALSON ユンさん

「SEALSON」という言葉は、「Season」と「Lab」の頭文字を組み合わせた造語。もともとは「季節の変化に適応するバッグの研究室」という意味ですが、多様なユーザーの変化にも適応するバッグを研究することで、唯一無二の個性を生み出しています。

高温多湿、3,000m級の山も多い台湾でストレスなく歩くための工夫

SEALSONのバックパックを背負っているところイメージ
防水・撥水性や軽量さ、アクセスしやすいポケットなど山歩きにうれしい機能もしっかり網羅

ULバックパックのラインナップが充実しているのもシールソンの特徴の一つ。台湾は亜熱帯気候のため雨や湿気が多く、なおかつ3,000m級の山が多いため、登山やトレッキングをする人達にとって軽さや防水・撥水性は重要な要素です。

さらに、木々が生い茂る場所や急峻な地形も多いため、こうした場所でも安定して背負いやすく、必要なものがサッと取り出せるアプローチの良さも必要。軽さと防水性にこれらの機能が付与された使い勝手の良さは、日本の山でも大いに活躍するはずです。

環境にやさしいオリジナルファブリックも開発

SEALSONの3WAYメッセンジャーバッグ
オリジナルファブリックのECOYA(R)を使った3-WAY MESSENGER BAG DUST(3ウェイメッセンジャーバッグ ダスト) 出典:SEALSON

シールソンの特徴の一つに、アイテムに合わせて多様な素材を使い分けている、ということがあります。

環境にも配慮しており、自社で開発したオリジナルファブリックの「ECOYA(R)」は、台湾国内の生地メーカーと提携して開発した100%リサイクルナイロン生地。防水性能はダイニーマやエコパックに比べてやや劣るものの、炭素排出量が少ない溶液染色糸を使用することで環境にやさしく、耐摩耗性も高いのが特徴です。

さらに、やわらかでドレープ性に優れているため、ファッション性を高めたいときにもぴったり。都市とアウトドア、両方で活躍するシールソンに欠かせない素材です。

ルックスも実力も譲れない人におすすめ!バックパック3選

「私たちの目標は、現代のユーザーのニーズに合った製品の研究と設計を続けること」とユンさん。その言葉通り、シールソンのバッグは、常にユーザー目線で変化するライフスタイルに合わせて進化してきました。

ファッションにスパイスを加えるような気鋭のデザイン、適材適所で選ばれる素材、考え抜かれたストラップやポケットを有するバッグは、出かける先を問わず、「気が付けば手に取っている定番」になるはず。本国でも売り切れ続出の人気商品3つを紹介します。

【RB36|FASTPACK】軽快なトレイルや登山にストレスのない機能が充実

最初に紹介するのは、台湾でも完売続きの人気バックパック「RB36|FASTPACK(RB36ファストパック)」。

素早いパッキングと山での軽快な移動を可能とするバックパックを目指して、台湾のアウトドアブランドMicrodose(マイクロドーズ)とコラボ。

メインコンパートメントの容量は27Lですが、サイドポケットは各2L、センターポケットは5Lとポケットにも容量を割いているため、いちいちバックパックを開かなくても必要なものにすぐアクセス可能。

また、取り外せるショックコードやフックが各所に付いており、外側に傘やトレッキングポールなどをつり下げることもできます。自分のスタイルに合ったパッキングを、自由度高く追及できるのも魅力なのです。

【UNUS52|BACKPACK】調節可能なフレームを備えた超軽量52Lバックパック

2つめは、合計52L(メインコンパートメント42L+拡張スペース10L)とたっぷりの容量を備え、快適性と通気性、調節可能な自社開発のフレームを備えた軽量バックパックの「UNUS52」。

大きな特徴はなんといっても調節可能なオリジナルフレーム。アルミニウム合金の中空チューブをベースにカーボンファイバーで強化しており、軽量で頑丈なうえに、体型に合わせたフィット感も実現しました。また、総重量も752gと超軽量。

長く歩いても疲れにくく、背中も蒸れないバックパックは、ロングトレイルやハードな山行でも重宝します。

【DROP22|BACKPACK】デイハイクにぴったりなサイズ感と個性的なシルエットが人気

最後は名前の通り、水滴みたいな形状が目を引く「DROP22|BACKPACK(ドロップ22|バックパック)」。

メインコンパートメントには14インチのMacBookを収納できる内部メッシュスリーブも備わっており、ビジネスバッグとしても優秀。また、ゆったりとした幅をとったショルダーストラップは「重たいものを入れて背負っても肩が痛くなりにくい」と好評です。

デイハイクや日常使いなどライトなシーンにぴったりの22Lですが、調整可能なチェストコードが付いていて、ハイキングでの疲れにくさもしっかりフォロー。価格も手ごろなので、「シールソン入門」にもおすすめです。

余白のあるパッキング性能と遊び心あるデザインは唯一無二!

シールソンのバッグは、使う人のライフスタイルやシーンに合わせてパッキングが楽しめる自由度と、身に着けているだけで「それ、どこの?」と聞かれることが増えそうな個性的なデザインが魅力。

刻々と変化するアウトドア文化やトレンド、そこで生まれるライフスタイルを研究する「Lab」であるシールソンは、常に楽しみながらデザインを探求しています。だからこそオンリーワン感があり、使ってみても「しっくりくる」と感じるシーンが多いはず。

日本でもこれから人気の波が訪れそうな予感の同ブランド、いち早く手に入れてみては?

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