「35年で最悪」の英・名門が指揮官を電撃解任…レジェンドFWが暫定の後任に

Text by 佐伯洋(編集部)

イングランドのマンチェスター・ユナイテッドは28日、オランダ人のエリック・テンハフ監督（54）が退任したことを発表した。

ユナイテッドは27日に行われたプレミアリーグ第9節でウェストハムに1-2で敗戦。今季3勝2分4敗となり、勝点11で14位に沈んでいた。

なお、開幕7試合の時点では勝点8。これはプレミアリーグ発足以降クラブの最低記録で、発足以前では7位に終わった1989-90シーズン（勝点7）以来のワースト記録だった。

母国の名門アヤックスで実績を残したテンハフ監督は2022年夏に就任し、初年度にカラバオカップ、昨季にはFAカップで優勝した。

一方リーグ戦では初年度こそ3位に入ったものの昨季は8位に終わっており、3シーズン目の途中で事実上の解任となった。

後任は未定。同クラブのレジェンドでコーチを務めていた元オランダ代表FWルート・ファンニステルローイ（48）が暫定監督としてチームを指揮する。