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新しく生まれ変わった〈PORTER〉の「タンカー」シリーズ、何が違う?

  • 2024.10.29
〈PORTER〉新しい「タンカー」シリーズ、何が違う?

1983年に誕生した〈ポーター〉の名作「タンカー」が、大幅にリニューアルされた。ブランドを象徴するシリーズは、新しくどう生まれ変わったのか?開発に携わった〈吉田カバン〉の松原賢一郎さんに話を聞いた。

「最も大きく変わったポイントは“ナイロン素材”。トウモロコシとヒマからできた100%植物由来のバイオベースナイロンに替わったことです。これは繊維会社の東レが開発していた革命的な繊維。今回、本シリーズの刷新にあたり、このナイロンを東レとの協業によって『タンカー』用に開発しました」

「ヘルメットバッグ」
大きなフロントポケットが特徴の「ヘルメットバッグ」は、1983年から続く定番品。H51×W47㎝。72,600円。

リニューアルにあたり掲げたスローガンは“何も変わらず、何もかもが変わる”。「長年愛されている見た目や印象はそのままに、ファスナーやホックなどのディテールを、より使いやすくなるようミリ単位で見直しました。パーツは何度も塗装を重ねることで、簡単に剥がれないようこだわっています」

ラインナップは人気の「ヘルメットバッグ」や旅行にも持っていける「ドラムバッグ」など、全40種類も!色展開は、従来よりも青みがかったカーキ色のセージグリーンと、シックなアイアンブルー。植物からバッグが生まれる驚きを、ぜひ感じてもらいたい。

PORTER ドラムバッグ
ドラムバッグ(L)」は32ℓと大容量で、数泊の旅行やスポーツ時にも持っていける。H31×W52×D31㎝。95,700円。
PORTER バーティカルバッグ
コンパクトながら収納力に優れた「バーティカルバッグ」は、背面にもポケットを配したアイテム。H20×W16.5×D9.5㎝。44,000円(以上ポーター/ポーター表参道 TEL:03-54641766)。
PORTER 先端を隆起させつまみやすくなったスライダー
先端を隆起させつまみやすくなったスライダーは、開閉がスムーズになるよう設計。
ネームは織りの密度を上げることで「PORTER」の文字をより鮮明に。
ネームは織りの密度を上げることで「PORTER」の文字をより鮮明に。
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