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全世界を虜にした“エマニエル夫人”が現代に生まれ変わる! 映画『エマニュエル』来年1.10公開決定 予告解禁

  • 2024.10.28
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映画『エマニュエル』メインカット (C)2024 CHANTELOUVE‐RECTANGLE PRODUCTIONS‐GOODFELLAS‐PATHÉ FILMS

映画『エマニエル夫人』(1974)を現代に生まれ変わらせた映画『EMMANUELLE(原題)』が、邦題を『エマニュエル』として2025年1月10日より公開されることが決定。ノエミ・メルランふんする“新生”エマニュエルの姿を披露した予告映像、日本版ポスターが解禁された。

【動画】“新生”エマニュエルが禁断の快楽へといざなわれる――『エマニュエル』予告

エマニエル・アルサンによる官能文学の傑作「エマニエル夫人」。1974年にはジュスト・ジャカン監督、シルヴィア・クリステル主演で映画化され、全世界を熱狂で包んだ。当時日本では、官能シーン満載にもかかわらず一般映画として公開され、大人はもちろん女子高生までもが劇場に押し寄せ、大ヒットを記録した。

あれから50年の時を経て、全世界を虜にしたあの“エマニエル夫人”を現代的にアップデートして生まれ変わらせた『エマニュエル』が誕生。エマニュエルは仕事でオーナーからの査察依頼を受け、香港の高級ホテルに滞在しながらその裏側を調べ始める。ホテル関係者や妖しげな宿泊客たちとの交流は、やがて彼女を禁断の快楽へといざない―。

監督は、前作『あのこと』が世界で絶賛され、ヴェネチア国際映画祭金獅子賞、ルミエール賞作品賞を受賞し、英国アカデミー賞、セザール賞の監督賞にノミネートされたオードレイ・ディヴァン。舞台を現代に変えて、観る者にめくるめく興奮と陶酔、さらには幸福感までも与えるエロティシズムを、大胆かつ刺激的に描き切った。

主演を務めるのは、『燃ゆる女の肖像』、『TAR/ター』など多くの話題作で輝きを放ったノエミ・メルラン。共演は『インポッシブル』でアカデミー賞主演女優賞にノミネートされたナオミ・ワッツや、Netflixドラマ『Giri/Haji』への出演や映画『ルイス・ウェイン 生涯愛した妻とネコ』の監督などで注目されたウィル・シャープ、『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1』やNetflixシリーズ『ストレンジャー・シングス 未知の世界』のジェイミー・キャンベル・バウアー、映画『インファナル・アフェア 無間序曲』などで知られる香港の国民的俳優アンソニー・ウォンら、国際色豊かなキャストたちが集結した。

本作は第72回サン・セバスティアン国際映画祭でオープニング作品としてワールド・プレミアが行われ話題を呼んだ。さらに今後、11月1日に第37回東京国際映画祭ガラ・セレクション部門でのアジアン・プレミアも決定しており、上映後にはオードレイ・ディヴァン監督のトークも行われる予定だ。

予告映像では、エマニュエルが仕事で滞在しながら査察をすることになった香港の高級ホテルで、謎の男ケイ・シノハラ(ウィル・シャープ)と出会い興味を惹かれ、さらにはホテルに集う妖しげな人々と交流を重ねることで、自身の内なる欲望を解放させていく様子がサスペンスフルに描かれている。

飛行機内で男性を誘い、現地で出会う女性から性の手ほどきを受けるヒロインの姿は、かつての『エマニエル夫人』を彷彿とさせるが、本作では舞台をバンコクから香港のラグジュアリーなホテルに移し、夫人だったエマニュエルは仕事を持つ自立した1人の女性となっている。そんな彼女が、心揺らしながらも自身の<快感>を追い求め行動していく。果たして彼女は<真の快感>にたどりつけるのか? 誰もあけたことのない扉が、今開かれる─。

日本版ポスターは、エマニュエルが裸体でベッドに横になる様子を切り取ったもの。エロティックに魅了しながらどこか儚さも漂わせる上品なビジュアルとなっており、籐椅子に腰かけ挑発的な視線を送る姿が印象的だった『エマニエル夫人』のヒロインとはまた異なる魅力を放っている。

映画『エマニュエル』は2025年1月10日より全国公開。

映画『エマニュエル』予告

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