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<娘よ、ナイス!>ピザを間違えて注文した義母に「情けないヤツ」義父の暴言 → 娘の愛の一喝にタジタジ

  • 2024.10.28

現代は、夫婦平等の考え方が一般的だと思います。
しかし年齢の高い人たちのなかには、今でも男尊女卑の考えを持ち続けている人も少なくないかもしれません。
これは筆者の知人のS子が目撃した、考え方が古い義父と、S子の娘との間に起こった出来事です。

画像: <娘よ、ナイス!>ピザを間違えて注文した義母に「情けないヤツ」義父の暴言に → 娘が愛の一喝!

考えが古い義父

私の夫の父は古くから続く地主の家に育ち、昔からの考え方が強い人です。

特に男尊女卑の考え方が強く、家庭内でもその考え方を貫いています。

義父は当然のように義母に命令口調で話したり、横柄な態度をとったりしていました。

大人しい義母はそんな義父に対して口ごたえもしないで従っていたのです。

家長の言うことは絶対

また、義父は人前で義母を「おまえはバカだ」「おまえはできないヤツだ」と貶めることがたびたびあり、義母はいつも悲しそうな顔をしていました。

義父のふるまいを見て、私を含め周りの人たちはみんな嫌な気持ちになっていました。

でも、「女は男のすることには絶対に従うもの」、中でも「家長の言うことは絶対」と考えている義父をたしなめることは難しく、なにか言おうものなら火に油を注ぐだけ。

さらに義母へ横柄な態度をとるので、なにもできず見守ることしかできませんでした。

孫に注意される

私たち夫婦の5歳になる娘のAをつれて義実家に行った時のことです。

昼食にピザのデリバリーを頼むことになったのですが、義母がサイドメニューを間違えて注文してしまったのです。

誰でも間違えることはありますし、私は気にしていませんでした。

なのに義父は昼食の間ずっと
「注文も満足にできないなんて、情けないヤツだ」
と義母の間違いを責め続けていたのです。

その様子を見ていた娘が義父にこう言いました。

「おじいちゃん、人が嫌な気持ちになることを言ってはいけないんだよ。おばあちゃんがかわいそうだよ」

さすがに孫に言われては何も言えません。
義父は小声でブツブツと文句を言いながら、バツが悪そうに部屋を出ていきました。

孫の言うことにはかなわない

「Aちゃん、ありがとう。Aちゃんがおじいちゃんに注意してくれて、今まで生きてきた中で一番嬉しかったよ」
と、義母はAを抱きしめ、涙目になりながら言っていました。

その後も義父が私たちの前で義母に辛く当たるたびに、Aが
「おじいちゃん、それはいけないんだよ」
と注意していました。

義父も孫の言うことには逆らえないようです。

義父の義母に対する態度が柔らかくなり、みんなで和やかに過ごせるようになりました。

【体験者:30代・パート、回答時期:2024年10月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

Itnライター:K.Sakura
セラピスト・販売員・介護士の職を通じて常に人と関わる職務経験から得た情報を記事化するブロガーを志す。15年ほど専業主婦兼ブロガーとして活動するも、モラハラな夫からから逃げるために50代にして独立。母としては、発達障害のある子どもの育児に奮闘。自分の経験が同じような状況に悩む人の励みになって欲しいと思い、専門ライターに転身。アラフィフでも人生やり直しができることを実感。

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