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石川祐希、「チケット4000枚が完売」の首位攻防戦で15得点挙げ勝利に貢献 ペルージャは開幕5連勝でリーグ1位に浮上

  • 2024.10.28
石川祐希(C)ロイター
SPREAD : 石川祐希(C)ロイター

イタリア・セリエAのペルージャでプレーするバレーボール男子日本代表の石川祐希は27日(日本時間28日)、レギュラーラウンドの第5節で敵地でのトレンティーノ戦に臨み、15得点を挙げてチームの勝利に貢献した。
ペルージャはこれで開幕5連勝となり、12チーム中首位に浮上した。

■15得点で復調の兆し

ペルージャは、昨季1位のトレンティーノと対戦。互いにリーグ4勝無敗同士の首位攻防戦は、3-1(19-25、25-22、26-24、25-19)の逆転勝利で、昨季王者が開幕5連勝を手にした。今季からチームに加わった石川は、第1セットの11-16の場面から途中出場。安定感のあるサーブレシーブで流れを変え、試合終了までプレーしチームの勝利に貢献した。

伊地元紙『イル・メッサジェーロ』によると、この試合は「世界王者・ペルージャと欧州王者・トレンティーノとの対戦」とあって、開始前から「4000人を収容するアリーナのチケットは完売」するほどの注目の一戦。「両監督は可能な限りのビッグネームを起用するだろう」と予想されていた。

「不調のプロトニツキの代わりに、日本人のイシカワが準備が整っている可能性を完全に否定することはできない」とも記されていたが、オレフ・プロトニツキは4本のサービスエースを決めるなど躍動。両チーム最多の28得点を挙げ、2試合連続のMVP(マン・オブ・ザ・マッチ)に輝いた。

また、第2節でMVPを受賞した石川も、コンディション不良により第3節では1プレーのみ、第4節では第1セット途中のみと短時間の出場が続いたが、この日は3試合ぶりに長時間コートに立ち復調の兆しを見せている。

第6戦は11月3日(同4日)にホームでチビタノーヴァ戦を迎える。


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