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「まだやったことのないパターンがあったんだ」桐谷健太×二宮和也の再共演『インフォーマ』で実現

  • 2024.10.28
『インフォーマ -闇を生きる獣たち-』二宮和也 桐谷健太
出典:4meee.com

二宮和也(にのみやかずなり)さんがSNSで大絶賛したことでも話題になった、桐谷健太(きりたにけんた)さん演じる“情報屋(インフォーマ)”・木原と、佐野玲於(さのれお)さん演じる“ポンコツ”記者・三島が謎の連続殺人事件を追い、壮大な情報戦に巻き込まれていく本格クライムサスペンスドラマ『インフォーマ』。 その新シリーズとなる『インフォーマ -闇を生きる獣たち-』がABEMAで配信されることが発表されました。

桐谷健太さんと二宮和也さんのインタビューが実現

『インフォーマ -闇を生きる獣たち-』(ABEMA)、今回の舞台はタイ・バンコク。世間を騒がせている〈闇バイト殺人事件〉をきっかけに、木原と三島が日本とタイの2国に跨る、壮大な情報戦に巻き込まれていくストーリーです。

新シーズンから新たに加わるのは、主演である桐谷健太(きりたにけんた)さんの熱烈なオファーにより出演が実現した二宮和也(にのみやかずなり)さん。今作で二宮さんは、〈闇バイト殺人事件〉の黒幕を追う警察官僚・高野を演じます。

10年以上前に共演して以来、『ラーゲリより愛を込めて』では一等兵と軍曹、その次の年に公開された『アナログ』では友だち、そして今回は警察と情報屋と、数々の話題作で共演してきたお2人。

『インフォーマ -闇を生きる獣たち-』ではどんな演技を見せてくれるのか。配信を前に、合同インタビューが実現。

桐谷さんと二宮さんが出演に至った経緯と共に、今回の共演での印象の変化や、今作の見どころについて語ってくれました。

桐谷さん、二宮さんに熱烈オファー

————元々、桐谷さんが前作の「インフォーマ」のファンだったという二宮さんに、今シーズンのご出演を熱烈に打診したと伺いました。

桐谷ニノにずっと“出てほしい”と熱烈にプッシュさせていただいてたんです。ニノも“出たい”って言ってくれていたので、“ニノが出てくれてる方の未来に行けたらええなー”、“でも、忙しいから駄目だったみたいな感じもあるんか”って色々考えていました。

ニノは色々な役をやっているけど、僕の中では“冷たい炎”を表現できる数少ない俳優だと思っているので、このインフォーマの世界観に、すごくイメージとして合っていたんですよね。だから、ずっと“やれたらいいね”って言ってました」

二宮「言ってました!僕は『インフォーマ』(関西テレビ)の前作をずっと見ていて、すごく好きな作品だったので、現場でよく会う健太から声がかかるのはそうなんですけど、実際に話が飛んできたときには“すごいな”と思いましたね。タイにできれば一緒に行きたいとか、色々な案を出してもらったんですけど、気づいたら俺『ブラック・ペアン シーズン2』(TBS)やってて(笑)。

『ブラック・ペアン』の人に“1週間タイに行ってもいいかな?”って聞いたら“ダメです”って言われて、“そうだよね〜”なんて言いながら、どうしようかなって考えてたんですけど、『ブラック・ペアン』のチームの人たちに本当に理解してもらって、“ここの隙間の時間だったら大丈夫かもしれない”とかいろんなパターンを出してもらって出来た作品だったので、本当にどちらにも感謝です

“今までにない関係性”での共演

————実際に現場に入ってみてどうでしたか?

二宮「僕は桐谷健太が座長のチームを見るのが初めてだったので、座長が違うとこんなにも現場の色も変わってくるもんなんだなっていうのは、より感じました。

タイから帰ってきた後の絆も全然違って、みんなで共有したものがすごく大きかったんだと思えたし、ちょこちょこタイの映像を健太が送ってくれたんですけど、日本じゃ考えられない映像ばかり。タイに行った理由がよく分かったし、自分のやる気にもなりましたし、面白い作品に関われているんだなという気持ちになりました」

桐谷「『流星の絆』『ラーゲリより愛を込めて』『アナログ』と、全部ニノが主演で共演してたんですけど、初めて自分が主演の『インフォーマ』に出てくれた。その関係性も不思議というか、本当にもう感謝と高揚感でいっぱいです」

————今作の撮影で共演された際の印象的なエピソードがあれば教えてください。

桐谷「クライマックスのシーン。やっぱり役者として、ニノと今までにない関係性でのすごいぶつかり合いができたので、ふと、現場での待ち時間の時に“今まさに、ニノに出演をお願いしていた時から夢見てた未来にいるんだ”って感じがして、僕はめちゃくちゃ感慨深いものがありましたね

二宮本当にこんなにも共演してるのに、まだやったことのないパターンがあったんだなっていう新鮮さはありました。それもあって、本当にずっと走れた感じがしましたね。

僕は前作の『インフォーマ』を見ていたので、“インフォーマの総決算”をファンとして誰よりも早く見れた気がしていて、それも嬉しかったです」

ABEMAで実現した今作ならではの魅力

————改めて今作の魅力と、パワーアップしたと感じるところを教えてください。

桐谷「前作の世界観はしっかりそのままに、エンターテイメント度合い、スケール感、派手さ、そしてストーリーとしてのテーマの大きさもすごくパワーアップしてると思うので、本当にあっという間に見れる作品になってると思います。僕は前作は前作でもちろん大好きなんですけど、また違った新たな魅力がたくさん詰まってる作品になってると思いますね。

6話からは過去のパートになっていたり、後半の質感が1〜5話までとはまた全然違う毛色で闇が深くなったりもするんですけど、そこの感じもまた僕はたまらないなと思ってます」

————二宮さんは今作からの参加ですが、『インフォーマ』の世界観に圧倒される部分はありましたか?

二宮「ありましたね。シンプルにABEMAのお金の強さっていう……(笑)。めちゃくちゃお金があるんだっていうのは、関わってない普通の人でも見たら分かると思います。あれだけのキャストを1ヶ月ホールドしてタイで撮影するというのが、なんかちょっとバグってる感じはするよね」

桐谷「ありがたい(笑)」

ニノ「これ(桐谷)ですよ!?(笑)。これ級をホールドしてタイに持っていけるっていうのがすごかった。

あと、作品としてはすごくソリッドだし、温度としては低めでジリジリやっていくところもあるんだけども、見ていて楽しいですよね。“この人がワンポイントで出てくるんだ!”とか、そういうキャストの使い方っていうのは、もちろんお金が成したわけじゃないけども、『インフォーマ』の強さもある。

藤井さん(企画・プロデュースの藤井道人)が作ってきた世界観と、『インフォーマ』のブランドっていうものに惹かれる人たちが多くいたことが今作で証明されたといいますか……。“こういう作品の作り方ってできるんだな”というのを本当に教えてもらえて、すごいなと感じましたね

————では最後に楽しみに待ってくださっている視聴者の方への見どころとメッセージをお願いします。

二宮「前作の『インフォーマ』を見ていた人たちのワクワク感の期待度を上げに上げ切りたいなと思ってます。上げに上げ切っても、十分お釣りが出てくる作品の力強さを感じてますし、やっぱり僕も改めて出来上がったものを一気に見たいなというふうに思ってます。

やっぱりこの桐谷健太が上に立っている現場っていうものもすごく気持ちが良かった。スタッフ全員のその気概というものが1秒1秒刻まれているものになっていると僕は個人的に思ってますので、ぜひそこも含めて楽しんでもらいたいなと思ってます」

◆インフォーマ -闇を生きる獣たち- 2024年11月7日(木)よる11時よりABEMAにて放送スタート 原作・監修:沖田臥竜「INFOMA II –Hit and Away-」(サイゾー文芸) 企画プロデュース:藤井道人 総監督:逢坂元 監督:林田浩川 / 川井隼人 脚本:酒井雅秋 / 澤口明宏 制作:Lat-Lon 話数:全8話 配信時期:2024年11月7日〜12月26日 毎週木曜よる11時

▼桐谷健太さん
スーツ ¥110,000、ネクタイ ¥16,500、全て TAKEO KIKUCHI
ワールドプレスインフォメーション 03-6851-4604
他スタイリスト私物
Stylist:岡井雄介
Hair&makeup:岩下倫之(Leinwand)
▼二宮和也さん
Hair&makeup:Asazuyousuke

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Photo & Write : Mizuki
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