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実母の看病に奔走する私に「俺の飯は?」まったく協力しない夫 → しかし思わぬ人の言葉で赤っ恥!

  • 2024.10.27

自分の事しか考えられない人との生活は、本当に疲弊するものです。筆者の友人・O羽は、非協力的な夫を持ちながら、家事・育児・仕事・実母の介護とフルで動きっぱなしの状態でした。夫の自分勝手な暴言をピシャリとやっつけてくれた人物とは誰だったのでしょう?

画像: 実母の看病に奔走する私に「俺の飯は?」まったく協力しない夫 → しかし思わぬ人の言葉で赤っ恥!

協力しない夫

私は息子のY輔と夫の3人暮らし。
共働きなのに、家事・育児などに一切協力してくれない夫には困り果てていました。

結婚して10年目くらいに、実家に住む母が体調を崩し、介護をすることに。
私は片道1時間ほどの実家へ足繁く通い、通院の付き添いや身の回りの世話をしていました。
母は私が小さい頃から病気がちで、通院も欠かせなかったため、私がいなければ困る状態でした。

私はある日、夫に「悪いんだけど、水曜日と金曜日は通院で帰りが遅くなるから、食事の支度してY輔に食べさせてやってくれない?」とお願いしました。
しかし夫はあっさりと拒否。
「それはお前の仕事だろ?」「お前の親の面倒なんだから、俺は関係ないだろ。」とまったく協力してくれる様子はなかったのです。

緊急事態

それから一週間くらいが経った頃、母から体調が悪いという連絡が入りました。
私が様子を見に行くと、いつもより痛がる様子が見られたため、ヘルパーステーションのケアマネさんに連絡。
「すぐに行きます。」と言ってくれて、20分後には母の家に来てくれました。
母の様子を確認すると「一応受診した方が良いと思う。」とのことで、病院へ行くことになったのです。

バタバタと受診の用意をしている最中、スマホに夫から電話が。
準備に追われていたため、スピーカーで繋ぐと、いきなり「なぁ、俺の飯は?」という夫の声が聞こえてきました。
母の状態を伝え、これから病院へ行くから帰りが遅くなると言うと、夫は「そんなの知るかよ! Y輔と俺の飯の方が大事だろ!」と怒鳴りだしたのです。

喝!

すると、近くで母親の様子を見ていたケアマネさんが一言。
「ちょっと! あなた誰? 旦那さん? 今はそれどころじゃないでしょう?! 少しは手伝っても罰は当たらないわよ!」

まさか私以外の人が聞いているとは思っていなかった夫は絶句。
「失礼しました。」と言って電話を切ってしまいました。

母の入院手続きを済ませて帰ると、家には宅配ピザの箱が。
ケアマネさんに怒鳴られてバツが悪かったのか、とりあえず自分と息子の分の食事だけは確保したんだなぁと思いました。

少しだけ

次の日、夫は珍しく「お義母さんの様子は?」と聞いてきたのです。
「とりあえず入院はしているけど、大ごとにはならないと思う。ありがとう。」と言うと、困ったような顔で笑っていました。

その後も少しずつですが、できることを協力してくれるようになりました。夫は家事ができないので、なにをどうしたらいいのかわからなかっただけだったのかもしれません。少しでも手伝ってくれるようになったので、ワンオペで疲れ切っていた私はホッとしています。

【体験者:40代女性・会社員、回答時期:2024年9月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:RIE.K
国文学科を卒業し、教員免許を取得後はOLをしていたが、自営業の父親の病気をきっかけにトラック運転手に転職。仕事柄多くの「ちょっと訳あり」な人の人生談に触れる。その後、結婚・出産・離婚。介護士として働く。さらにシングルマザーとして子供を養うために、ファーストフード店・ショットバー・弁当屋・レストラン・塾講師・コールセンターなど、さまざまなパート・アルバイトの経験あり。多彩な人生経験から、あらゆる土地、職場で経験したビックリ&おもしろエピソードが多くあり、これまでの友人や知人、さらにその知り合いなどの声を集め、コラムにする専業ライターに至る。

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