1. トップ
  2. ライフスタイル
  3. 長男の誕生日、回転寿司で「お兄ちゃん、大トロはまだ早い!」大将からの思いがけない言葉…その結末は

長男の誕生日、回転寿司で「お兄ちゃん、大トロはまだ早い!」大将からの思いがけない言葉…その結末は

  • 2024.10.27

長男が小学校低学年の誕生日の話です。そのころ夫は、海外出張が多くあまり自宅にいることがありませんでした。そのため、長男の誕生日に寂しくないようにと、私の実母が来てくれました。その日は、マグロ好きな長男のリクエストで、駅前にある板前さんが目の前で握ってくれる回転寿司屋さんに行くことになったのですが……。

回転寿司でまさかのサプライズが!?

回転寿司屋さんと言っても、大トロが高価であることは小学校低学年の長男にも分かっていたので、遠慮していました。その様子を察した母が「今日はお誕生日のお祝いで来てるんだから、おばあさんがご馳走するから何でもお食べなさい。」と言ってくれたのです。長男は喜んで大将に大トロをオーダーをしたのでした。

しかし、大将から返ってきた返事は、「お兄ちゃん、大トロは自分で稼ぐようになってからね。でも今日はおじちゃんからの誕生日祝いのサービスね。」と言って、大将が長男の目の前に大トロ2貫が載ったお皿を差し出して下さいました。

サプライズギフトの大トロは、長男にとって格別な味のする握りでした。大将の心温まるお気遣いにより、特別な誕生日外食となりました。

◇ ◇ ◇

このことがあってから、お皿の柄=値段だということがわかったようでした。まだあまり理解していなかったお金についてわかったのかな?と感じられました。親ではなかなか教えられないこともあるもんだな、と思いました。

著者:Y.A/50代女性・主婦。 男子高校生の子育て中の主婦。趣味は韓ドラ鑑賞であり、韓流に浸る時間が至福のとき

イラスト:まげよ

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年10月)

ベビーカレンダー編集部

元記事で読む
の記事をもっとみる