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神戸BALが大規模リニュ、内外装を一新&フレグランス推しに

  • 2024.10.27

神戸の商業施設「神戸BAL」(神戸市中央区)が10月25日、大規模改装を終えてオープンした。

神戸BAL外観

■ 注目は1階、強化したのは?

エントランス部分

1994年に開業し、今年30周年を迎えた同施設。今回の改修ではクラシックな洋館をイメージして内外装を一新。以前は入館すると目の前がエスカレーターだったが、エントランスの位置が南に変更され、海外のブティックホテルのような贅沢な風除室が設けられた。

注目はグランドフロア(1階)で、ビューティ&ライフスタイルを強化。新規出店の「メゾン マルジェラ『レプリカ』フレグランス」をはじめ、「サンタ・マリア・ノヴェッラ」「ル ラボ(LE LABO)」の3店舗が神戸エリア初出店となった。

1階「サンタ・マリア・ヴェッラ」

同フロアではこのほか、既存の「バウム(BAUM)」「ジュリーク」「ニールズヤード レメディーズ」「スリー(THREE)」が移転リニューアルした。

■ 「神戸BALだけ」の無印良品が誕生

「THREE」

フレグランス専門店以外も、精油や香りに力を入れた店舗が目立つ。例えば、スキンケアとメイクアップ商品をあつかう「THREE(スリー)」は、エッセンシャルオイルと、精油を使用したブレンドティーを関西エリアで初めて展開する。

また、ブランドの世界観に浸りながら、ゆったりとショッピングができる広い店舗が多いことも特徴だ。「サンタ・マリア・ノヴェッラ」はイタリア・フィレンツェの19世紀の修道院薬局をイメージしており、広さは日本最大級。スキンケアを試せる世界初の「フォンス」(シンク設備)も設置している。

「サンタ・マリア・ヴェッラ」(世界初フォンス)

このほか4〜6階の無印良品は、デザイナー深澤直人氏による「神戸BAL限定」のオリジナルデザインにリニューアル。こげ茶の木材とブラックスチールを使用した、ほかの無印良品店舗では見られないオンリー空間になった。

ここだけのデザイン、4〜6階「無印良品」
「Cafe&Meal MUJI」では関西初のアイスを提供

「神戸BAL」の営業時間は、朝11時から夜8時。

取材・文・写真/太田浩子

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