プロが選ぶ“世界最恐”のクリーチャー・ホラー（2）。絶望…瞬きを忘れるほど怖い！ うごめく”何か”とは…？

ホラー映画紹介Vtuver・ミミカ・モーフ氏に、配信で観られる映画作品の中から「本当に怖い映画」を厳選してご紹介いただく。今回は、人類VSモンスターの命をかけた戦いを描く、クリーチャー・ホラーを６本セレクト。暗闇の先でうごめく気配、グロテスクなフォルム…。人類を絶望に突き落とす、化け物たちの饗宴をご覧あれ！ 今回は第2回。

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『ディセント』（2005）
上映時間：９９分
製作国：アメリカ
監督：ニール・マーシャル
脚本：ニール・マーシャル
キャスト：シャウナ・マクドナルド、ナタリー・メンドーザ
アレックス・リード

【作品内容】

事故で最愛の夫と娘を亡くしたサラ（シャウナ・マクドナル）は、友人たちから自然豊かな土地への旅行に誘われる。サラを含めた６人の女性は、アメリカのアパラチア山脈奥地にある巨大洞窟に到着。洞窟の中に歩みを進めていくが、落盤事故が発生し、出口が塞がれてしまう。パニックに陥った一行は、別の出口を探して、迷路のような洞窟の中を彷徨いはじめる。

洞窟の中に閉じ込められた女性グループが直面する恐怖体験を描く、パニックホラー。監督を務めたのは、『ゲーム・オブ・スローンズ』をはじめとした海外ドラマの演出でも知られる、ニール・マーシャル。

不安と疲労からギスギスし出す仲良し女子6人組の関係性の変化、閉塞感と絶望感にあふれた洞窟というシュチュエーションだけで不安を煽るが、この洞窟の奥には何かが潜んでいる。

暗闇や暗視ゴーグルの先でうごめく”何か“は、非常に恐ろしい。思わず瞬きも忘れてしまうほど、緊張感のあるホラー作品である。