1. トップ
  2. ライフスタイル
  3. 義姉と2人きりの海外旅行。一緒に過ごして私が「家族っていいな」と感じた理由は…

義姉と2人きりの海外旅行。一緒に過ごして私が「家族っていいな」と感じた理由は…

  • 2024.10.27

夫は3人兄弟の末っ子です。ひとりっ子の私は、結婚と同時にお義兄ちゃんとお義姉ちゃんができたことがうれしくてたまりませんでした。弟たちの世話に加え「長女としてしっかりしなければ」と責任を感じ、幼いころから気を張ってきたらしい義姉にとっても、私という“妹”ができたのはうれしい出来事だったそうです。そんな、本物の妹のように私をかわいがってくれている義姉にビックリしたお話です。

義姉と2人で旅行へ!

あるとき、義姉と2人で海外旅行に行きました。私の海外出張に義姉が同行してくれたのですが、ゆったりとした旅程で旅行の側面が強い、自由度の高いものでした。

海外出張が決まった当初は夫と一緒に行こうと思っていたものの、都合がつかず。かといって方向音痴でおっちょこちょいな私が1人で海外に滞在することに、家族全員が反対していました。そして急きょ、すさまじい円安にもかかわらず義姉が大枚をはたいて、私の出張に同行してくれることになったのです。

普段から義姉との仲はよかったですが、初めて2人きりで過ごすのが海外とは予想外で、「喧嘩しないかな?」などと不安もありました。

デコボココンビ?

義姉は私より14歳年上。だからといって偉ぶらず、いつもフラットに接してくれます。2人きりでの初めての海外旅行は、日本人が多いエリアではなかったので、言語の面でも2人で協力して乗り越える場面が多かったです。

義姉と過ごしてみると、私同様におっちょこちょいな部分もあり、2人で補いあうようなデコボココンビとして、すごく相性がよかったように感じました。お互いにいい意味で大ざっぱなところもよく似ていて、とにかく居心地がよかったです。

夫とそっくりな義姉!

旅行では義姉と私の共通点を見つけていましたが、夫とも「やはり似ているなぁ」と思うところをたくさん感じました。

たとえば、私が出先で鼻をかんだとき使用済みのティッシュを「私のゴミと一緒に捨ててあげる」と引き取ってくれたところ。すぐにパニックになってしまう私を「大丈夫だよ。落ち着いて」となだめてくれたり、私が楽しそうにしていると喜んでくれたりするところ。

そんなところが夫と過ごす日常のようで、とても安心できたのです。

「義姉と過ごした幼少期が、夫の人格形成にたくさん影響を与えたんだなぁ」と思わざるを得ないそっくり具合に、ほっこりしたことを覚えています。

夫みたいな義姉に、思いっきり甘えてしまった旅行となりました。幼いころからずっと「お姉ちゃんが欲しい」と思っていたので、本当にうれしいです。「家族っていいな」と日々感じるとともに、最高の家族に出会わせてくれた夫に、あらためて感謝しています。

著者:つちやです/令和婚した夫と、義父母と4人暮らしをする30代ライター。毒親育ちの過去をもち、家族の大切さに気付かせてくれた夫との生活や、義両親との日々をつづっている。
作画:おはな

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年7月)

ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように!


著者・イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター おはな

ベビーカレンダー編集部/ムーンカレンダー編集室

元記事で読む
の記事をもっとみる