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日本人はオシャレし過ぎ!? “オシャレ休暇”をとることで得られるメリットとは[スタイリストの体験談]

  • 2024.10.27

「オシャレすることに疲れてしまった」そんなときにおすすめをしているのが、“オシャレ休暇”をとること。今回はスタイリストの筆者が、実際にオシャレ休暇をとることで得られたメリットについてお話したいと思います。

今、着たいものがわかるようになる

仕事柄、自分のオシャレより顧客のオシャレを考える機会が圧倒的に多い生活のため、オシャレ休暇をとることで、日頃少ない自分自身のオシャレのキャパを最大限に広くする機会になりました。
オシャレ休暇をとることで、まずは今着たいものが明確にわかるようになり、それを実際に行動へ移せるようになったことが非常に大きな成果です。
頭ではわかっているけれど、行動にはなかなか起こせていないということはさまざまな場面でおきがちですよね。
オシャレに関してもそう。例えば「こういうものを着たい」と頭では思っていても、クローゼットにはそうではないものが無数にある。だからといって、それらを断捨離するまでは行動しないでいる、ということです。

オシャレ休暇をとることで、この断捨離がすいすいうまくいくようになります。思っているだけでなく、行動に移すことができますし、思考も冴えているから、決断にブレもありません。 断捨離をするために、たっぷりの時間をとらなくても、日々の生活のなかで納得のいく断捨離ができるようになるため、非常に効率的な決断ができるようになる、といっても過言ではありません。

足るを知る、俯瞰できる

もうひとつは、足るを知ることです。

以前から一瞬のときめきや欲だけで、ものを買わない私だったのですが、オシャレ休暇をとる前、疲れが蓄積しているときは、判断力の欠如や気の迷いなど、生きていれば起こるありがちなエラーも災いして、失敗や後悔が残る買いものをしてしまうことがありました。 ですが、オシャレ休暇をしっかりとることによって、頭と心、体を健康に導くことができるようになると、この判断力が冴えて気の迷いも自分でコントロールできるように。結果として余裕が生まれ、エラーを未然に防げるようになりました。 心身に余裕があるというのは、本当にすばらしいことです。人生は選択の連続だからこそ、その選択に何かしら後悔が残ったときや、迷いが出たときは疲れのサインであると実感します。 それがオシャレにも通ずることがあり、オシャレ休暇をとるタイミングなのだと思います。刺激を受けたり、変化を求めたりすることって、いずれも“足す”行為。減らす行為やフラットにする行為に比べて、お金と時間さえ浪費すればよく、思考を使わないのである意味ラクな手段なんですよね。 しかしながら、ラクの結果はもろいものでほかの刺激に弱く、簡単に崩れて不安定なのが特徴。この不安定さにものすごく違和感を感じるようになるのが、オシャレ休暇をとったあとです。 足るを知ること、俯瞰できるパワーがついたので、お金と時間への向き合い方ががらりと変わり、ものごとへの感じ方も変わっていきます。

“オシャレ休暇”は、自分を健康に、フラットな状態に戻せる機会だと思います。
ぜひ一度とは言わず、何度もやってみてください。

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