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近くの人が倒れた時、どうする? 消防局が教える方法に「勉強になりました」

  • 2024.10.27

地震や台風の発生によって、人々の災害への意識が特に強くなっている、2024年10月現在。

いつ、どんな時に自然災害や人的災害に巻き込まれるか、分かりません。

『緊急事態の搬送方法』

兵庫県尼崎市にある、尼崎市消防局のInstagramアカウントは『緊急事態の搬送方法』と題して、動画を公開しています。

近くにいる人が倒れて、動けなくなってしまった場合、危険な場所から一緒に逃げるためには搬送しなければいけません。

いざという時に素早く動くため、尼崎市消防局が教える搬送方法を頭に入れておきましょう。

※動画はInstagram上で再生できます。

倒れている人の脇を抱えて引きずったり、身体を転がしたりする搬送方法はスピードが遅く、身体へのダメージも大きいため推奨できません。

尼崎市消防局が紹介している1つ目の方法は、まず、倒れている人の両足を屈めて、両手をクロスさせます。そして、両手の手首辺りを掴んで一気に上体を引き上げ、振り向きざまに背中で担ぐ方法です。

2つ目の方法は、倒れている人の横に座り、自分の両足で倒れている人の右足を押さえます。左手で倒れている人の右手を掴んで、身体を一気に左にひねり、担ぐ方法です。

どちらも、振り向く時やひねる時の反動を使って持ち上げられるので、効率的に素早く担ぐことができるのでしょう。

尼崎市消防局の投稿には、18万件以上の『いいね』と、多くのコメントが寄せられています。

・え、すごい!小学校の体育の授業とかで、こういうのを教えてほしい。

・こんな大事な情報を動画で見せてくれるなんて 素晴らしい!

・見ていて思わず、「かっこいい」という声が漏れた。消防士さん、すごい。

・勉強になりました。尊敬します。

災害時には1秒でも早く行動することが、命を守るうえで大切になってきます。

もしもの時のために、尼崎市消防局が教える『緊急事態の搬送方法』を知っておいて損はないでしょう。

[文・構成/grape編集部]

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