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〈梅白湯〉で始める簡単温活!冷えを感じた時や疲れた時にぜひ飲んでほしいあったかドリンクの作り方

  • 2024.10.26

温活を取り入れよう

この時期は、季節の変わり目で、寒暖差が激しく体調に気をつけたい時期。冷えに悩む人にとって、カラダの不調を感じやすくなり、悩ましい季節の到来です。本格的な寒さに備えて体を整えていきましょう!

では、冷え対策のひとつに、温活(おんかつ)を意識してみましょう。"温活”とは、健康維持のために体温を適正な温度までカラダを温める活動のことをいいます。体温が1度下がると免疫力は37%も低下し、体温が1度上がると約5〜6倍も免疫力が上がると言われています。理想の平熱は36.5度〜37度と考えられていて、体温を上げることで新陳代謝が活発になり、冷え対策にも繋がります。

血液は酸素や栄養、水分などを全身の臓器に運んでくれる大切なものですが、冷えが生じると、血管が収縮して血の巡りが悪くなってしまいます。また、人のカラダは、一定の体温を保つことで代謝や酵素の働き、免疫力などが十分に働くようにできています。そのため体が冷えるとさまざまな不調につながるのです。

冷えからくる不調には、頭痛や肩こり、腰痛、手足の冷えなどのほか、疲れやすい、だるさ、免疫力の低下、足のむくみ、肌トラブルなどがあります。冷えの自覚がなくても、これらの不調があるなら要注意。朝晩と日中の寒暖差の激しい秋は、温活で冷え対策を忘れないようにしたいものですね。

梅白湯のチカラで冷え対策!

白湯は最近美容や健康に良いと話題ですが、冷え対策のひとつに、「梅白湯」がオススメです!

白湯とは、沸騰した水を50℃まで冷ましたお湯を指します。この白湯の歴史は古く、古代インドで生まれた伝統医学「アーユルヴェーダ」にも関係しているのだとか。アーユルヴェーダにおいての白湯は「火」「水」「風」3つの要素を含むものとされ、身体のバランスを整えるともいわれています。

白湯は胃腸をはじめとした体内の内臓温度を上昇させ、身体を温めてくれます。内臓温度が上昇すると全身の血行が良くなり、冷えの改善や代謝アップするなどのメリットが期待できると言われています。

「梅白湯」とは、名前の通り白湯に梅干を入れたものです。「梅はその日の難のがれ」「1日1粒で医者いらず」という言葉があるなど、梅干しは昔から健康に良いとされ民間療法でも使用されてきました。

梅干しには、クエン酸、鉄、カリウム、カルシウム、ポリフェノールなど栄養素が含まれています。

加熱した梅干しには、血流を促進する効果があると言われています。梅干しを加熱することで「ムメフラール」という血液の流動性を高める成分が生じることがその理由です。

そんな梅干しを温かい白湯にプラスすることで、梅干しの栄養を摂取しながら体を芯から温めてリラックスできるのが、梅白湯の魅力です。冷えを感じた時や疲れている時などに飲めば、体をじんわりと温めてくれるので、冷え対策にオススメな飲み物なんです。

簡単!梅白湯の作り方

<材料>

・梅干‥‥1粒
・水‥‥150〜200cc

<作り方>

①お湯を沸かす。
②梅干しをトースターで黒っぽくなるまで加熱する。※手軽に作りたい時は、梅干を電子レンジで一分間温めてもOK。
③カップに梅干しを入れてお湯を注ぎ、梅干しを潰す。

④お湯の温度が50℃くらいになったら出来上がり。

手軽に日常生活に取り入れやすい冷え対策。日頃から温活を意識して、健やかにお過ごしになってくださいね。

佐藤 舞

豊富な知識と、ローフードやヨガインストラクターの資格をもち、楽しみながら実践するオーガニック&ヨガライフを提案。毎日の暮らしの中に「Inner Peace」を大切に、心潤うライフスタイルを送る。休日の楽しみは、料理や、ファーマーズマーケットで生産者さんとの直接の交流を深める時間を過ごすこと。

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