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【韓国発】22㎝のロングスティック♪「かぼちゃスティック」は外がカリッと硬くて中はムチッとスコーンみたい♡

  • 2024.10.26

韓国発のYouTubeチャンネル『table diary』は、チャンネル登録者数が490万人超えの大人気料理チャンネル。筆者はこれまで、このチャンネルで見つけたレシピをいろいろ作りましたが、日本人にはないアイデア料理が多くて楽しいです♪今回はかぼちゃを使ったおやつ「カリカリかぼちゃスティック」に挑戦。見た目が長~いプリッツみたいでインパクトありあり!中力粉で作るから食感も気になる〜!



「カリカリかぼちゃスティック」考案者は韓国のお料理好きさん

超ロングプリッツのようなおやつを見つけたのは、韓国発の料理系YouTubeチャンネル『table diary』。登録者数490万人!と、大人気のチャンネルです。

投稿者はどんな方だろう?と概要欄を見てみると、ハングル文字が!グーグル翻訳してみると、気軽に&リーズナブルに作れるレシピを公開しているよう。投稿されたリストを見るとアイデアレシピが多い印象です。

今回作ってみる「カリカリかぼちゃスティック」は、中力粉で作るそう。お菓子作りには薄力粉、ピザやパンを作る時は強力粉が一般的ですが、中力粉とは珍しい!

中力粉を調べてみると、ふんわりとした食感を保ちつつ、ある程度の弾力を出すことが出来るとのこと。うどん、クッキー、お好み焼きなど幅広く使える粉ですが、強力粉と薄力粉の中間的な性質があることから、強力粉と薄力粉を同量混ぜ合わせ、代用出来るそうです。

強力粉と薄力粉は常備しているので、今回は同量を混ぜて、作ってみます。

中力粉がポイント!「カリカリかぼちゃスティック」を作ってみた!

レシピにはマッシュかぼちゃ150gと書かれていましたが、今回は生のかぼちゃを250g用意して作ることに。



【材料】(20~30本分)
中力粉…240g
マッシュかぼちゃ…150g ※今回は生のかぼちゃを250g用意
溶き卵…35g
無塩バター…25g
粉ミルク…15g ※中力粉で代用可
黒いりゴマ…10g
砂糖…20g
塩…4g

1. かぼちゃのわたと種を取り除き、適当な大きさに切ります。耐熱容器に入れてラップを掛け、電子レンジ(600W)で2分30秒ほど加熱します。



動画では、かぼちゃの皮を剥くために蒸し器で蒸していましたが、時短のため電子レンジで加熱。かぼちゃの皮をやわらかくしました。

2. かぼちゃの皮を剥いて、再び電子レンジ(600W)で2分30秒加熱します。



電子レンジで加熱したかぼちゃが少しやわらかくなっていたので、力を入れずに皮を剥けました。



皮を取り除いたかぼちゃを、電子レンジ600Wで2分30秒加熱して、潰しやすいやわらかさにしました。

3. かぼちゃを潰して溶き卵、溶かしバター、粉ミルク、砂糖、塩を加えてよく混ぜます。



電子レンジ(600W)でトータル5分加熱したかぼちゃは、麺棒で簡単に潰せました。こうして出来たマッシュかぼちゃは、約170g。分量より20gほどオーバーしていますが、もったいないので全量使って作ります。



バターは耐熱容器に入れ、電子レンジ(600W)で30秒ほど加熱して溶かしてくださいね。溶かしバター、溶き卵、粉ミルク、砂糖、塩を加えて、なめらかになるように混ぜました。


4. 中力粉を加え、シリコンベラなどで粉気がなくなるまで混ぜます。



水分はかぼちゃペーストに加えた溶き卵と溶かしバターだけなので、中力粉を加えると、かなり粉っぽくなりました。粉気がある程度なくなるよう、切るようにして混ぜました。

5. 黒ゴマを加え、手で捏ねてひとまとめにします。



ある程度粉気がなくなったら、手で捏ねてひとまとめにします。水分をほとんど加えていないので、生地が結構硬め!今回は牛乳を大さじ1(分量外)加えて調整しました。蒸し器で蒸したかぼちゃだと水分が含まれるので、ちょうどいいやわらかさになるのかも。

親指の付け根辺りでグッと押しながら捏ねて、黒ゴマを加えて、ひとまとめにしました。

6. ボウルにラップを掛けて生地を30分休ませます。



イーストを加えていないので、30分休ませても生地にあまり変化はありませんでしたが…。
手で触ると、生地が少しだけやわらかくなった気がしました。

7. クッキングシートに生地を乗せ、麺棒で5mm厚さくらいになるように伸ばします。それを5mm間隔でカットします。



生地の無駄が出ないように、出来るだけ四角くなるように伸ばしてくださいね。



いびつに伸びてしまった生地は、切り落として四角くしました。目分量で5mm間隔に包丁で切ると、今回は26本に切り分けられましたよ。

8. 生地の両端に指を当て、右手側は奥へ、左手側は手前へと、同時に転がすように動かし、生地全体をねじります。



撮影のために片手しか写っていませんが、生地の両端に指を当てて、それぞれ逆方向に転がすと、生地に細かいねじり模様が付きます。26本、同じように作業して、模様を付けました。

9. クッキングシートを敷いた天板に生地を並べ、150℃に予熱したオーブンで15分、140℃に下げて10分焼きます。



天板に13本しか乗らなかったので2回に分けて焼くことに。150℃で15分、140℃で10分焼くと焼き色はあまり付きませんでしたが、表面は硬く焼けました。粗熱が取れたら完成です。


細くてロング♪表面はカリッとビスケット風&中はムチッとスコーン風



韓国のお料理好きさん考案の「カリカリかぼちゃスティック」が、完成しました♪今回は長さ約22cmのロングサイズに焼き上がりましたよ。

クラッカーのように硬くて細長い、イタリアのパン「グリッシーニ」のような雰囲気です♪



割ってみると、外側は硬くてサラサラとしていますが、中はパンのような生地感です。

食べてみると歯ざわりはカリッとしていますが、噛むと、むちっと詰まったような食感。外側はビスケット、中はスコーンのよう。中力粉で作ったので、サクッとした軽い食感と、むちっとした重たい食感を一度に出すことが出来たのでしょうね。

黒ゴマの香ばしい風味と塩味がほんのりと広がり、かぼちゃや砂糖の甘さはほぼ感じません。かぼちゃは、鮮やかな色の演出に徹している感じ。やや硬めの食感なので噛み応えがあり、ヘルシーなおやつとして楽しめます。

ほとんど甘さを感じないので朝食用にしたり、生ハムを巻いておしゃれなおつまみにアレンジしたりと、応用が効きそうな味わいでした。

切り落とした余分な生地をトースターで焼いてみた♪



麺棒で生地を伸ばした際に端がいびつになり、切り落としの生地が出てしまいました。「カリカリかぼちゃスティック」で天板がいっぱいだったため、切り落とした生地はトースターで焼くことに。

トースター240℃で10分ほど焼いて仕上げました。こちらも粗熱が取れたら完成です♪



トースターで焼いた切り落とし生地の「かぼちゃビスケット」です。トースター240℃で10分ほど焼くと、表面にこんがりとした焼き色が付きました。

食べてみると、こちらはカリカリ食感♪外側も内側も同じようにカリッと焼けていて、ビスケットにかなり近い感じ。

細長くて短いスティック状の「かぼちゃビスケット」を食べてみると、オーブンで焼いた「カリカリかぼちゃスティック」よりもカリカリとしていて、イタリアのグリッシーニに近い食感。

「カリカリかぼちゃスティック」も150℃ではなく、230~240℃で10分程度焼くと、もっとカリカリ食感になりそう。

細長くすればカリカリ食感に♪揚げていないので軽〜い食べ心地♡



中力粉で作った生地を薄く、細く成形してオーブンで焼く「カリカリかぼちゃスティック」は、イタリアの「グリッシーニ」を彷彿とさせる、甘くないヘルシーおやつでした。

潰したかぼちゃを150gほど混ぜ込みましたが、かぼちゃの味はほぼ感じず、黒ゴマの香ばしさと程よい塩味が引き立つ味わい。

オーブンで焼いたのでオイリー感はまったくなく、素朴で軽い食べ心地が魅力でした。そのままおやつとして食べるのはもちろん、サラダやスープの付け合わせにしたり、生ハムを巻いておつまみにしたりと、食事にも使えそうな一品ですよ。

素朴ですが、見た目にインパクトがあるので、作り置きしておけば何かと役立ちそう。材料は少なめで、生地さえ出来れば後はオーブンで焼くだけ♪簡単に作れるので、ぜひ!

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