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もはや「地方だから」で済まされない!自宅の“防犯対策”都道府県で温度差…「対策してない県」TOP3はすべて西日本も “奈良”は意識高め

  • 2024.10.26

自宅の防犯対策してる?防犯意識が高い県、低い県は?

自宅の防犯対策してる?防犯意識が高い県、低い県は?
自宅の防犯対策してる?防犯意識が高い県、低い県は?

10月は「防犯月間」。パナソニックが、「防犯意識」に関する全国調査を実施し、その結果を発表しました。調査は、2024年9月、20~60代の男女4700人を対象に、インターネット上で行われました。それによると、防犯について「しっかり対策をしている」県1位は「奈良県」、次いで「東京都」、「京都府」でした。一方、「対策していない」と回答した県は、「鳥取県」、「熊本県」、「高知県」でした。

防犯対策を「しようと思ったことがない」を選んだ人が多いのは同率で「熊本県」、「沖縄県」、「千葉県」の3県。近所の人の目があるため、防犯の必要性を感じていない県は、1位「沖縄県」、2位「広島県」、3位「岩手県」でした。しかし、「沖縄県」は人口10万人当たりの刑法犯認知件数は約620件で、九州・沖縄エリアにおいて、福岡県に次いで2番目に多い実態です。

都会に比べて治安が良いと思っている県は、1位「秋田県」2位「島根県」3位「宮城県」でした。治安が良いと感じていないのは1位「滋賀県」2位「高知県」3位「栃木県」「群馬県」「山梨県」でした。

防犯アドバイザーの佐々木成三さんは、「近年、住宅に侵入する強盗致傷事件が相次いで発生しています。今回の全国防犯意識調査から、居住エリア別の防犯意識の違いが明らかになりました。地方エリアでは『治安がいいから犯罪とは無縁だ』という認識が根強く、都心部に比べて防犯意識が低い傾向が見受けられます。しかし、『田舎だから大丈夫』という考えは、もはや通用しません。治安がいいために街灯が少なかったり、防犯カメラが設置されていないという環境は、犯罪者にとっては犯行しやすい場所となり得ます。

実際、地方でも方言を巧みに使った詐欺や侵入強盗など、さまざまな犯罪が増加しています。都市部・地方を問わず、日頃から防犯の知識を身につけ、防犯機能付きの機器を活用するなど、『攻める防犯』を行うことが重要です」と、コメントしています。

(LASISA編集部)

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