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「おめでとう」の言葉に「でも、デキ婚だから…」と否定する夫。仲間のひと言で激変!その言葉とは

  • 2024.10.27

わが家は授かり婚夫婦です。結婚したばかりのころは、人に「おめでとう」と言われると、夫は「いや、まあうちはデキ婚だから」と素直に受け止めようとしませんでした。私はその言葉を聞くたび、「授かり婚は、おめでたくないってこと?」とモヤモヤしていました。そんな夫の態度がガラリと変わった出来事についてお話しします。

夫の態度を変えた知人の言葉

ある日、夫と一緒に行きつけの飲食店へ行くと、常連仲間のAさん(男性・30代後半)がいました。そこで、子どもができたことを報告すると、Aさんが「おめでとう」と言ってくれたのですが、いつもの調子で「いや、でもデキ婚ですからね〜」という夫。

それを聞いたAさんは、「授かり婚だとか、授かり婚じゃないとか関係なく、子どもができたことはおめでたいことでしょ。それ、奥さんにも失礼だし、聞いているほうも気分が良くないよ。うちは子どもができないからさ。大事にしてあげなよ」と話してくれたのです。

聞くとAさんは結婚後、子どもができず、夫婦で不妊治療を続けているとのこと。夫は一瞬、面食らったような顔をし、「そうだったんですね……」と言いながらしゅんとした様子で話を聞いていました。

帰宅後、夫は「自分を下げるつもりで言っていたけれど、それが周りの人を傷つけることになっていたとは気づかなかった」と猛省した様子。それ以来、周囲からの「おめでとう」を素直に受け止めるようになった夫。それだけではなく、「子どもができたことだって、当たり前のことじゃないから感謝しないとな」と、子どもを授かったことに対しても意識が変わったようでした。

その後、わが家は2人の子どもに恵まれました。今ではすっかり子煩悩なパパになり、授かり婚を下げるような発言をしていた夫はいません。子どもを授かれたことのありがたみを感じながら、毎日を過ごしています。

著者:南星花/女性・会社員。3歳と1歳の姉妹と、発達障害の夫、13歳の猫と暮らす。妊娠中に夫の失業、切迫早産、胎児発育不全など、さまざまなトラブルを体験。IT業界で働くワーキングマザー。

作画:こちょれーと

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています


イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター こちょれーと

ベビーカレンダー編集部

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