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人気コメンテーター・山崎怜奈さんに聞く、今すぐできる「知見の広げ方」

  • 2024.10.26

世間のニュースも気になるし、話題のスポットも知りたい。最新コスメも知りたいし、おいしい店もチェックして……。世の中にあふれる情報、うまくキャッチしたいですよね。今回は読売テレビ『ウェークアップ』の週替わりパートナーとして出演中の山崎怜奈さんにインタビュー。タレント、コメンテーター、ラジオパーソナリティと幅広く活躍する山崎さんに情報をキャッチするコツをお聞きしました。

( Index )

  1. 世界情勢や国内ニュースは鮮度が高いうちにキャッチ
  2. 知ることは自分のためにもなるし、誰かの助けになるかも知れない

世界情勢や国内ニュースは鮮度が高いうちにキャッチ

『ウェークアップ』にご出演されるとき、どういうことを意識してコメントされていますか?

私は20代後半のいち社会人で、とくに何かの専門家ではないので、視聴者の皆さんに近い感覚も持っているのかなと思っているんです。
なるべく視聴者の多くの方が感じそうなことをキャッチアップして、代わりに伝えることができたら、と考えています。

番組で取り上げる世界情勢や社会の動きなど、山崎さんはいつも敏感にキャッチされていますよね。

『ウェークアップ』のほかにも、報道番組や情報番組に関わらせていただく機会が多いのですが、なにより「知ること」が好きなんです。なので、日ごろからニュースを解説するような番組を観ることが多いです。

報道番組だと海外情勢や国内の出来事まで幅広い知識が必要ですが、どのように情報収集しているんですか?

ジャーナリストのように特別なパイプがあるわけではないから、まずテレビやラジオ、新聞などで知り、スマートフォンやパソコンで調べられる範囲で調べ、その中で本当に気になったり、深く掘り下げたいと思ったことは本を買って読んだりします。とくに特別なことをやっているわけではないので、そういう意味でも視聴者の方々と近いのかも知れません。

世の中って、まだ知らないことがたくさんあるじゃないですか。私にとって、知るってすごくおもしろいことだし、好奇心が掻き立てられることなんです。「わからないな」「なんでだろう?」と気付いた時点で、そのまま放置しておくのがすごく気持ち悪いんですよ。思えば子どもの頃から「なんで?」って思ったらすぐ親に聞いたり、調べたりするタイプでした。

“調べること”が日課になっているんですね。

そうですね。出演する番組や、共演する方々もさまざまなので、日々いろんなことを調べています。そのとき調べたことを番組でしゃべれなくても、いつか絶対に役に立つ。たとえば選挙なら数年に一度、オリンピックなら4年に一度巡ってくるので、知識を身に着けておけば「あのときはこうだったけど、今回はどうなるだろう?」という話ができます。

それも、起こったことをできるだけリアルタイムで、鮮度が高いうちにキャッチしておいたほうがいい、とも思っていて。たとえばひとつの出来事が起きたとき、時間が経ちすぎると、誰がどう見るかによって捉え方が全然違うから複雑化してしまうんです。だから “今”起こったことをなるべくそのときに、そのままのリアクションで知っておいたほうがいい。だから「あとで調べればいいや」じゃなくて、「今起こっているんだったら、今知りたい」というふうには動いています。

知ることは自分のためにもなるし、誰かの助けになるかも知れない

忙しい毎日の中で、どのように調べる時間を捻出しているんですか?

私の場合は、移動時間の合間にスマホでニュースや本を読んだり。あと、メイク中に片耳だけイヤホンをつけて、情報や報道をしっかり扱っているラジオ番組やPodcastを聴いたりしています。キッチンに立って料理を作ってるときも、iPadを立てかけておいてYouTubeチャンネルを見たり。何気ないスキマ時間を使っています。

その習慣が、知識の蓄積になっているように感じます。

世の中がどう動くか見ておきたいんです。なぜなら、自分はこれからどう生きていこうか、と考えるときになるべく情報は多く持っていたいし、その方が選択肢も広がるんじゃないかと思っていて。世界で起きた出来事や、仕事にかかわることもそうだし、住む場所や関わる人たちのこと……。なるべくたくさん知っておいたほうが自分のためにもなるし、何かあったときに誰かのことを助ける力になれるかもしれない。そういう意味でも、学ぶことが好きなんですよね。

『ウェークアップ』でも、心にスッと入ってくる、わかりやすいコメントを届けてくれる山崎さん。吸収した知識を自分の言葉にして語るからこそ私たちの心にも届くんだなと実感しました。そして、何より声が美しい! 透明感のある響きに、思わず聞き入ってしまいました。次回は、山崎さんのオフの過ごし方に迫ります。ぜひチェックしてくださいね。

写真/anna 文/中野純子

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