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超電磁エネルギーで稼働する各武装から必殺技まで、最先端ロボット「ボルテスV」のスペックを隅々まで紹介!

  • 2024.10.26

1977年6月4日に放送を開始し、ロボットアニメとしての爽快感と、大人でも楽しめる人間ドラマの要素から人気を博したテレビアニメ「超電磁マシーン ボルテスV」。海外にも展開されていくなかで、当時のフィリピンで人気に火がつき、本作の主題歌「ボルテスVの歌」は第2の国歌といわれるほどの知名度を得た。そんなフィリピンの人々による大きな愛から、1本の映画と90話にもおよぶテレビシリーズというかたちで実写化が実現。放送開始から約半世紀もの時を経て、今回その映画が日本に凱旋し、“超電磁編集版”の『ボルテスV レガシー』として現在公開中だ。

【写真を見る】イナズマを帯び、なんでも切り裂くボルテスVの最強武器、天空剣のビジュアルに惚れ惚れ

ある日、地球は宇宙のはるか彼方にある“ボアザン星”からやってきたプリンス・ザルドス率いる軍の攻撃を受ける。地球の前線基地に集められた、スティーヴ、ビッグ・バート、リトル・ジョンのアームストロング3兄弟とマーク・ゴードン、ジェイミー・ロビンソンの5人は、3兄弟の母でもあるマリアンヌ博士らの指示で密かに製造されていた5機のマシンに乗り込み、ボアザン星人との戦いに挑む。強大な獣型ロボット“ビースト・ファイター”をくりだす敵に対し、5人は「レッツ・ボルトイン!」の掛け声でマシンを合体させ、巨大な人型ロボット“ボルテスV”となる。

実写化された本作における注目ポイントは、やはりCGによって見事に演出された重厚感のある機体。そこで本稿では、最先端ロボット“ボルテスV”のスペックを細部まで紹介していく。

超電磁技術を活かした最先端ロボット、ボルテスV

アームストロング3兄弟らが乗り込んだボルトマシン5機が合体することで、ボルテスVとなる [c]TOEI Co. Ltd, Telesuccess All Rights Reserved
アームストロング3兄弟らが乗り込んだボルトマシン5機が合体することで、ボルテスVとなる [c]TOEI Co. Ltd, Telesuccess All Rights Reserved

ボアザン星人の地球戦略と、ビースト・ファイターに対抗するために開発された巨大ロボット、ボルテスV。ボルテス・チームが乗り込む5機のボルトマシン、「ボルトクルーザー」「ボルトボンバー」「ボルトパンザー」「ボルトフリゲート」「ボルトランダー」から成り、5人の掛け声によって合体が可能となる。機体は超電磁エネルギーによって稼働し、そのエネルギーを利用した武器によって敵に挑む。ボルテス・チームの声が声紋登録されており、声のみで機体から攻撃をくりだすことができる。

接近戦から遠距離まで対応!ボルテスVに搭載された武装の数々

ボアザン星の技術から作られた超電磁エネルギーで動く、ボルテスV [c]TOEI Co. Ltd, Telesuccess All Rights Reserved
ボアザン星の技術から作られた超電磁エネルギーで動く、ボルテスV [c]TOEI Co. Ltd, Telesuccess All Rights Reserved

「チェーン・ナックル」は、両手首部から発射されるチェーン付きの武装。チェーン部分を敵に巻き付けて拘束したり、引き寄せたりといった攻撃に用いられる。

腹部の黄金色のベルトのような部分も、実は武器の一つ。「超電磁ストリング」と呼ばれ、のちに紹介する超電磁ゴマを操る際に使用される。そのほかにも、鞭のように敵に打ちつける攻撃も可能だ。全長は機体以上の長さだが、普段は腹部に巻き付けるように収納されている。本作では、CGにより金属特有の重みやしなやかさも感じる仕上がりとなっている。

原作アニメからのデザインの変化にも注目 [c]TOEI Co. Ltd, Telesuccess All Rights Reserved
原作アニメからのデザインの変化にも注目 [c]TOEI Co. Ltd, Telesuccess All Rights Reserved
ドリルとカッターが回転しながら敵を襲う飛び道具、超電磁ゴマ [c]TOEI Co. Ltd, Telesuccess All Rights Reserved
ドリルとカッターが回転しながら敵を襲う飛び道具、超電磁ゴマ [c]TOEI Co. Ltd, Telesuccess All Rights Reserved

超電磁ストリングの上部に格納され、お腹を開くようにして射出されるのが「超電磁ゴマ」。中心部にはドリル、縁にはカッターが仕込まれた構造となっており、ボルテスVはまさにコマを操るかのように超電磁ストリングを用いて敵に投げつけて攻撃する。

カッコいい変形シーンにも目がくぎづけになる、ボルテス・バズーカ [c]TOEI Co. Ltd, Telesuccess All Rights Reserved
カッコいい変形シーンにも目がくぎづけになる、ボルテス・バズーカ [c]TOEI Co. Ltd, Telesuccess All Rights Reserved

長距離の攻撃に適しているのは「ボルテス・バズーカ」だろう。ボルテスVの前腕部には大口径のバズーカ砲も格納されているのだ。手首を曲げることで前腕から砲口が現れ、手が土台となることで遠くの敵に狙いを定めて砲撃を行うことができる。

映画でも切れ味抜群な、ボルテスV最強の武器「天空剣」

【写真を見る】イナズマを帯び、なんでも切り裂くボルテスVの最強武器、天空剣のビジュアルに惚れ惚れ [c]TOEI Co. Ltd, Telesuccess All Rights Reserved
【写真を見る】イナズマを帯び、なんでも切り裂くボルテスVの最強武器、天空剣のビジュアルに惚れ惚れ [c]TOEI Co. Ltd, Telesuccess All Rights Reserved

そして、数あるボルテスVの武器のなかでも最強なのが「天空剣」だ。胸部のV字型の装甲に格納された天空剣は、取り外すと柄と両刃の刀身が伸び、イナズマを帯びた大剣状の武器となる。最強の武器、天空剣の刀身に超電磁フィールドをまとわせた状態で放たれるボルテスVの必殺技が、「Vの字斬り」。そのパワーは、ビースト・ファイターの強固な装甲さえも切り裂いてしまうほどの絶大なものだ。

必殺技、Vの字斬りを受けた敵はひとたまりもないことに… [c]TOEI Co. Ltd, Telesuccess All Rights Reserved
必殺技、Vの字斬りを受けた敵はひとたまりもないことに… [c]TOEI Co. Ltd, Telesuccess All Rights Reserved

なお、上映劇場で販売されている劇場パンフレットには、ここで紹介したボルテスVのスペック解説以外にも、実写化された全ビースト・ファイターの解説やマーク A. レイエス V監督とシニア・エグゼクティブ・プロデューサーであるラーソン・チャンの対談、プリンス・ザルドスと皇帝ザンボジルの吹替声優を務めた諏訪部順一のインタビュー、さらにTVアニメの脚本家・辻真先や「ボルテスVの歌」を歌った歌手・声優の堀江美都子のインタビューなどを掲載。おもちゃの箱をイメージしたという装丁もロボット好きの心をくすぐり、好評により各所で完売続出となっている。東映 ONLINE STOREで11/1(金)18:00より再販売も決定したので、ぜひチェックして、ボルテスVの魅力を存分に堪能してみてほしい。

ボルテスVのパンフレットは、装丁にもこだわりが詰め込まれている [c]TOEI Co. Ltd, Telesuccess All Rights Reserved
ボルテスVのパンフレットは、装丁にもこだわりが詰め込まれている [c]TOEI Co. Ltd, Telesuccess All Rights Reserved

文/編集部

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