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【土井善晴さん】星野源さんに自宅で教えた「焼き飯」今までで一番おいしくできた!

  • 2024.10.26

こんにちは、一度でいいから自分でパラパラの焼き飯を作ってみたいヨムーノライターの安達春香です。

いろいろな裏ワザを試してみても、ベチャッと感が残ってしまったり、パラパラを通り越してパサパサになってしまったり……。

家でお店クオリティの食感を出すのは本当に難しいですよね。

今回は、テレビ朝日系列『家事ヤロウ!!!』で紹介されていた「しらすの焼き飯」に挑戦してみました。

火と仲良く!弱火で作るパラパラ焼き飯

ヨムーノ

先日放送された『家事ヤロウ!!!』の3時間スペシャルで料理研究家・土井善晴さんが「人生のベストレシピ10選」を紹介していました。

その中で登場したのが、土井先生が俳優・星野源さんを自宅に招いて教えたという「しらすの焼き飯」。

高火力で手早く作るのが常識である焼き飯を、ごく弱火でじっくり仕上げるという斬新なレシピです。

これまでさんざん焼き飯作りに失敗してきた私でも出来るのか、さっそく試してみましょう。

土井善晴さん「しらすの焼き飯」の作り方

ヨムーノ

材料(1~2人前)

  • 白ねぎ…1本(100g)
  • 卵…1個
  • しらす…50g
  • 冷やご飯…200g
  • サラダ油…大さじ1
  • お湯…大さじ1

作り方①具材を準備する

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白ねぎに割り箸を添え、下まで切り落とさないよう斜めに切り込みを入れます。ひっくり返して裏側も同じように切りましょう。

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端から薄く切って粗いみじん切りにします。

卵は溶いておきましょう。

作り方②ごく弱火でご飯を炒める

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サラダ油を熱したフライパンに溶き卵を入れ、すぐ冷やご飯を加えて弱火でゆっくり炒めます。

炒めるといっても、ひっくり返して軽く崩すだけ。ご飯が熱くなると勝手にほぐれるので、あまり触らないほうがいいそうです。

石焼ビビンバやお餅と同じように、ご飯1粒1粒にしっかり焼き色をつけましょう。

このレシピで一番大切なのが、火加減。プロは強火で煽ってご飯の水分を飛ばしますが、家庭用のコンロでは再現できません。

じっくり弱火で加熱して「いかに火と仲良くするか、ご飯と会話するか」が重要なのだとか。

作り方③しらすを加えて馴染ませる

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ご飯を十分に焼き炒めたら、しらすを加えてなじませます。このときも常に優しく混ぜるようにしましょう。

焼き飯作りに挑戦していた松たか子さんは、土井先生から「ちょっと触りすぎ!」と怒られていました。

作り方④白ねぎとお湯を加える

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白ねぎを入れて軽く炒め、お湯を加えます。ご飯がつぶれないようにそーっとお皿に移したら出来上がり!

じっくり焼いてゴワゴワになったご飯も、白ねぎの水分とお湯でふんわり戻りますよ。

【実食】しらすの旨みが引き立った優しい味わい

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一口食べてみると、ご飯がパラパラなのにやわらかくて、しらすの香りがふわ~っと鼻に抜けます。自分が作ったとは思えない仕上がりにびっくり!

味付けはしらすの塩分だけなのに、まったく物足りなさがありません。むしろこれぐらいが丁度良い。これ以上足したくも引きたくもない最高のバランスです。

試食したバカリズムさんも「塩を入れていないから、それぞれの食材の味がちゃんとしますよね」と大絶賛していました。

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ご飯の甘みとしらすの塩気と旨み、ねぎの爽やかさとシャキシャキ食感、卵の優しい味。噛むごとにいろんな味がして、口の中が楽しいんです。

焼き飯にありがちな油っぽさがなく、味も強すぎないので、どんなおかずとも相性ぴったり。土井先生と星野源さんは、ラフテーや漬物と一緒に食べたそうです。

いままで「先にご飯と卵を混ぜておく」「マヨネーズを入れる」といったパラパラになる裏ワザを試してきましたが、今回の方法が一番おいしい!

難しいことは何もしていないのに、急に料理の腕が上がった気分です。

ベチャベチャな焼き飯から卒業!

さすがは土井先生。「弱火でじっくり焼く」「触りすぎない」「ねぎとお湯でご飯をふっくらさせる」という3つのポイントを守るだけで、簡単にパラパラの焼き飯が作れました。

焼き飯作りが苦手な方は、ぜひ試してみてくださいね。

ライター:安達春香

おいしいと健康を両立させたい管理栄養士ライター

趣味は旅行と食べること。好きなものを一生健康に食べていたくて管理栄養士免許を取得しました。「おいしいものはガマンしない」をモットーに、栄養の知識やお悩み解決食材などをわかりやすくお伝えします!

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