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【北欧の旅へ】コペンハーゲン水辺の都ならではの楽しみ方

  • 2024.10.27

デンマークの首都であるコペンハーゲンは、デンマーク語で「商人たちの港」という意味。その名が表わす通り、シェラン島の北東部にある港町です。ゆったり街を散策する大人旅にぴったりなコンパクトシティで、水の都ならではの清々しい風景に心や癒されます。コペンハーゲンを旅するうえで、ぜひ試してほしいのが水辺のアクティビティー。水の都ならではの貴重な体験になるはずです。

コペンハーゲン中心部から運河へ 水辺の美しい街並みをじっくり散策

街の中心部を挟むように東側には湖が、西側には運河が。少し歩くだけで、ルネッサンス様式の歴史的建造物とともに美しい水辺の風景に出合えます。例えば、「コペンハーゲン中央駅」から運河沿いの人気観光地「ニューハウン」までは徒歩30分ほど。その道すがらには「チボリ公園」や「クリスチャンスボー城」など、写真に収めたい風景が次々に出てくるので、歩くのも苦にならないはず。自転車のレンタルサービスなども利用すれば、行動範囲がさらに広がります。

「スロッツホルメン」をぐるりと囲む運河「Gammel Strand」沿いも見どころがたくさん。左側に見える尖塔はニコライ教会。運河沿いの2本先の通りは、高級ブランドショップが軒を連ねるショッピングストリート「ストロイエ」。散策に疲れたら運河沿いのベンチでひと息ついても。

運河沿いにカラフルな木造家屋が建ち並ぶ「ニューハウン」は、コペンハーゲンのシンボリックな観光地。建物にはレストランなどの飲食店が入り、夏季にはテラス席が並ぶ。18、20、67番地の建物は、かつてアンデルセンが暮らした家だったそう。

写真中央の白い船はデンマーク王室のロイヤルヨット。青い海とのコントラストが美しい。その左側を走る黄色の船は水上バス。「デンマーク王立図書館」や「デンマーク王立プレイハウス」、「オペラハウス」などへのアクセスに便利。

水上から眺めるコペンハーゲン 貸し切りボートで特別な時間を

水の都、コペンハーゲンを最大限に楽しむための選択肢に入れてほしいのが、貸し切りボートでの水上散歩。「GOBOAT」は中央にテーブルが備え付けられたボートで、8人の乗船が可能。ボートはなんと自ら操縦(18歳以上)。操縦に資格は不要です。ソーラーパネルで充電する環境配慮型のエンジンを使用しており、音も静か。軽食やワインを持ち込んで、ピクニック気分で船旅が楽しめます。人数がそろえばかなりのお値打ち感が。忘れられない時間になるはずです。

水面のキラキラした輝き、ゆったりした船のスピードで流れていく景色。静かに眺めているだけで、とてつもない開放感と充実感に満たされます。写真前方にある近代的な建物は、デンマーク王立プレイハウス。海からなら建物全景が一望できます。

乗船前に渡されるガイドルートに沿って船を進めます。飲食の持ち込みは自由(アルコールは2品目まで)。オプションで用意してもらうことも可能。ドリンクとスナックが入ったピクニックバスケットは155DKK~。

海から「ニューハウン」沿いの運河へ。河幅が狭くなり、街がどんどん近づいてくると船旅ももうすぐ終わり。運河沿いのテラス席やベンチで思い思いの時間を過ごす人々を眺めるのも楽しい時間。

ボートの操縦に不安があるなら専属の船長がついてくれるプランも。料金の目安は、1時間(7名)999DKK~、1時間(9名)1499DKK~。今回担当してくれたのは、Frederik G. Bygholm(フレデリックG.ビュグホルム)さん。船長の仕事のほか、刺しゅうアーティストとしても活動しているそう。

GOBOAT ゴーボート

9:30 ~21:00(月~日/要予約)

※予約はサイトより
https://goboat.dk/en

料金:1時間399~549DKK、2時間649~899DKK、2時間30分1049~1199DKKなど(8人まで、自身で操縦)

 

撮影:白井裕介 取材・文:鈴木香里
取材協力:Visit Copenhagen

https://www.visitcopenhagen.com/

取材協力:スカンジナビア航空
https://www.flysas.com/jp-ja/

この記事を書いた人

大人のおしゃれ手帖編集部

大人のおしゃれ手帖編集部

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