【那珂川】完全予約の古民家で、香り豊かな優しい和風醤油Sobaを食す！

こんにちは。趣味は乗り物、特技は食べ歩きのリビングふくおか・北九州Web地域特派員 ”ほっぺた親爺” です。 ここにきて朝晩が涼しくなりました。いよいよ食欲の秋！ですね。食のレポートを加速します。 さて今回は、那珂川でちょっと有名な完全予約制の「御忍び麺処ナカムラボ。」を訪問しました。

場所は、福岡市南区から東脊振トンネルに向かう国道385号線の、山田交差点を右折した一つ目の信号近くにあります。 駐車場は、道路に沿って6台分用意されています。お店というか、お宅？は、駐車場から前方１０ｍ先です。 電車、バスでも行けますが、やはり車で行くのが良いでしょうね。

思わず「ただいま！」と言いたくなるお店？お宅？

ここは街の中心部からちょっと離れた閑静な住宅街です。こんなところにお店があるの？という場所で、隠れ家という表現がピッタリなワクワク感Maxのロケーションです。駐車場で車から降り、前方を眺めたのが上の写真です。

半信半疑で前に進むと、軒先に「製麺屋慶史謹製」と書かれた看板と、薄っすらと「ナカムラボ」と書かれた看板が確認できます。この時点で、ここが「御忍び麺処ナカムラボ。」と認識できます。

開けっ放しの玄関で靴を脱ぎ、廊下を進んだ先に見える扉まで行きます。やはり、どこかのお宅にお邪魔した感覚です。

店内に入ってさらにドキドキ・ワクワク！

扉を開ける瞬間がドキドキ度Maxです。 パッと目に飛び込んで来たのがこのカウンター席。卓上のお品書き、塩コショウなどを見て、やっとここが「御忍び麺処ナカムラボ。」と実感できます。奥にキッチンがあり、このスペースは、俗に言う ”リビングダイニング” ですね。

カウンター席の左側には６畳の客室があります。タンスなどの一般家庭にある家具が無いのでとても広く感じます。 ４人席が１卓、2人席が２卓あります。今回は、和室の２人席を確保。この空間、なんだか親戚一同集まった田舎の広間を思い出します。

卓上に置かれたお品書き。 よく話に聞くのが鶏白湯Sobaです。今回は、和風醤油Sobaを楽しみに訪問しています。 キッチンから聞こえてくる音を聞いて待っていると、さらにワクワクしてきます！

透明感ある和風醤油Sobaは見て、食べて美味しさを実感

お目当ての和風醤油Sobaの登場。 透き通ったスープは見るからに美しい。薄口醤油のスープにストレート細麺、大ぶりなチャーシュー２枚、ほうれん草、ネギがバランスよく盛られ、水彩画のように見えます。

スープは期待通りの薄口で甘～い優しい味。かつお節の香り漂う絶品です！スルッとのど越しの良いストレート麺との相性もバッチリ。黒々と尖がった醤油醤油した力強さは微塵もない、とても後味の良いSoba。”化学調味料不使用”と書かれていたので、何の迷いも無く飲み干してしまいました！大満足の一品です。

担々麺も、餃子も‥全てにこだわり

せっかくなので、担々麺もオーダーしました。 本格的な担々麺で、濃厚で辛味十分、肉味噌もタップリで、ボリューム感もバッチリ。 最後に白飯を入れて‥と思っていたのに、すっかり忘れてスープを飲み干していました。 濃厚なスープで白飯は間違いないハズ‥答え合わせは次回へ持ち越しです。

餃子は皮が肉厚でモチモチ、中は熱々ジューシー。お肉の比率高めで、香味野菜が良いアクセントです。 サイズ的にもちょうど良く、あっという間に完食です。たぶん、一人一皿が標準だと思います。

こだわりだけじゃない、行動力もバッチリな大将

大将の中村さん。 豚骨スープをメニューに載せないのは、世界進出を念頭にしているからとのこと。宗教上の問題が無い 鶏白湯、和風醤油、担々麺 の３本柱で進化中。 ちょっとお話を伺うと、出汁に、スープに、具材に‥色々なアイデア、コダワリが溢れていました。”すべて手作り”、研究に研究を重ねた結果、どれもファンに愛される味になったのでしょうね。

「お邪魔しました！」と言って、お宅を失礼する‥そんな訪問でした。 是非、非日常的な空間で、コダワリいっぱいのSobaを楽しんで下さい。予約を忘れずに！

駐車場の片隅に置かれたキッチンカー。 ほっぺた親爺は、過日、鉄道イベントでこのキッチンカーを見かけ、大将にご挨拶しました。 大将は積極的にイベントにも出店される行動派。この車を見かけたら美味しいSobaをご賞味ください！ このキッチンカーは予約不要で～す！