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【「山と食欲と私」コラボ企画③】マンガになった私のレシピをついに山で実食!「馬力」が出るスタミナうどんは味変も最高だった

  • 2024.10.25

北海道生まれ北海道育ち。生粋の道産子であるHBCアナウンサー・堀内美里(ほりうち・みさと)が、趣味である「登山」と「山ごはん」を連載。
普段は山登り初心者でも楽しめる、お手軽✕絶景の山をご紹介しているのですが、今回は、特別コラボが実現!
大人気マンガ 「山と食欲と私」 (Ⓒ信濃川日出雄/新潮社)、通称「山食」と “山ごはんレシピ開発” をしちゃいました!!

【連載】「堀内美里の言いたいことは山々ですが」

「山と食欲と私」と夢のコラボ!私が考案したレシピがマンガになっちゃいました!

Sitakke

「山と食欲と私」(Ⓒ信濃川日出雄/新潮社)は、「単独登山女子」である主人公・日々野鮎美が、山や人との関わりあいの中で成長していくストーリー。

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その作者である信濃川日出雄さんは、札幌在住なんです!
「レシピのネタを常に探している」 と話してくれた信濃川先生に、「ぜひ!山ごはんレシピを提案させてください!!!」とお願いして、スタートした 「山食×山々コラボレシピプロジェクト」

知る人ぞ知る北海道グルメ「なんこ」 をプレゼン、「山ごはん」としてレシピ化し、前回、ついに合格をいただきました!

▼【「山と食欲と私」コラボ企画②】「美味しい≠山ごはん」大人気マンガの主役からアドバイス?夢の共演でついにレシピ掲載へ!【イラスト描きおろし】

私の山登りのきっかけでもありバイブルでもある「山食」で、私の考えた山ごはんレシピが掲載されています…!

さて、せっかく作った「山ごはんレシピ」。

鮎美ちゃんと同じ気持ちになって、「なんこ」を山頂で味わいたい…!
ということで私も山で、満喫してきました!

お楽しみの山ごはんタイム♡

Sitakke

今回登ったのは、私のホームマウンテンとも言える山。
小樽市にある「塩谷丸山」(標高629メートル)です。

札幌から近く、1時間ちょっとで登れる「コスパはなまる山」なのですが…。

▼【北海道・小樽市】初心者におすすめ、崖・海・街を一望できる「塩谷丸山」!地元アナウンサーの山ガイド

実は私、ここで作ったインスタントラーメンが、人生で初めての「山ごはん」なのです!
秋風が冷たい山頂で、カレー味のラーメンを勢い良くすすった時、そのおいしさと温かさに感動し、山ごはんの世界に引き込まれました。

そんな思い入れのある場所で、思い入れのあるマンガに載った自分のレシピを再現…胸が熱くなる日です。

▼【「山と食欲と私」コラボ企画②】「美味しい≠山ごはん」大人気マンガの主役からアドバイス?夢の共演でついにレシピ掲載へ!【イラスト描きおろし】

ドキドキしながら、食材が詰まったザックを背負ってたどり着いた山頂!

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いただいたごはんはこちら!

北の炭鉱の「なんこ」うどん

【材料】

・調理済みのなんこ
※レシピはこちら
・うどん
・水

【作り方】

① 少量のお湯で、うどんを茹でる

Sitakke

②家で調理済みの「なんこ」を汁ごと加える

Sitakke

ぐつぐつと茹でたら、あっという間に完成~!

Sitakke

クセがたまらない♡

Sitakke

わーーこの味です!このクセがたまらない…。

厚みがあって嚙み応えのある「なんこ」と、つるつるモチモチのうどんが合う~。
生姜の風味がなんこ独特の臭みを中和しつつ、体を温めてくれます!

Sitakke

まさに 「ウ…馬い!!」 と、つい口にしてしまいました。

ポイント

・なんこは調理済みのものを冷凍して持っていくと、保冷剤代わりにもなり◎

・味変にカレー粉を入れると、これまたおいしい。

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カレーのスパイシーさで、臭みも消えます。カレーうどんだあ…。

なんこうどんを再現して「言いたいことは山々ですが」

今回紹介した「なんこ」は、北海道でもあまり知られていないグルメ。
日本一小さな市、歌志内市の郷土料理なのです。

今回「山と食と私」にコラボレシピを掲載したいと、提案するにあたり、歌志内市にも取材に行ってきました。

▼【「山と食欲と私」コラボ企画①】大人気マンガに山ごはんレシピを載せたい!“食の宝庫”北海道であえて選ぶ「意外なグルメ」を作者にプレゼン!

「なんこ」という郷土料理が食べられるようになった歴史を知り、さらに好きになりました。
食の宝庫、北海道だからこそ埋もれてしまう「おいしい!」がまだまだあるはず。
マンガやこの記事を通して、北海道の食の魅力がさらに広まると嬉しいです!

現在、公開中です!
▼「山と食欲と私」第206話 北の炭鉱(ヤマ)の「なんこ」うどん

Sitakke

なんこの歴史や作り方など、歌志内での徹底取材の模様は

▼【「山と食欲と私」コラボ企画①】大人気マンガに山ごはんレシピを載せたい!“食の宝庫”北海道であえて選ぶ「意外なグルメ」を作者にプレゼン!

「山食」主人公鮎美ちゃんにアドバイス(?)をもらいながら進めたレシピ開発の模様は

▼【「山と食欲と私」コラボ企画②】「美味しい≠山ごはん」大人気マンガの主役からアドバイス?夢の共演でついにレシピ掲載へ!【イラスト描きおろし】

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取材協力:信濃川日出雄さん
北海道・札幌市在住。2015年からWeb漫画サイト「くらげバンチ」で『山と食欲と私』を連載中。既巻18巻

連載「堀内美里の言いたいことは山々ですが」

※北海道の山に登るときは、クマについても知っておきましょう。「クマに出会ったら」「出会わないためには」の基本の知恵は、HBCのサイト「クマここ」で、専門家監修のもとまとめています。

文:HBCアナウンサー・堀内美里(ほりうち・みさと)
北海道生まれ・北海道育ち。2021年入社。HBCテレビ「グッチーな!」「吉田類 北海道ぶらり街めぐり」、HBCラジオ「平野龍一のミライの扉」を担当。登山歴3年。おいしくごはんを食べるために山に登っています。登山の魅力はインスタグラムでも発信中

編集:Sitakke編集部あい

※掲載の内容は登山時(2024年9月)の情報に基づきます。

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