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【もやし炒め】がベチャッとしない!“ツルッ”“シャキッ”の絶妙食感になるたった1つのコツとは?

  • 2024.10.27

こんにちは。ズボラー家事コツ研究員のNです。さまざまな食材が値上がりしていて節約時短レシピがいくらあっても足りない今日このごろ。そんなときの強い味方といえば、やっぱり「もやし」ですよね!節約にもなるし、火の通りも早くササッと炒めればあっという間に1品が出来上がるのはありがたいかぎり。

とはいえ、おいしくもやし炒めを作るのって、案外難しいですよね~。今回は、もやしに身近な食材をプラスするだけで、シャキッツルッのおいしい食感のもやし炒めができたので、ご紹介します!

身近な食材とは……「片栗粉」でした!

早くもネタばらしをしちゃいますが、身近な食材とは「片栗粉」。ふだんの家庭料理でも炒めものを作るとき、食材の水分を逃さないために片栗粉をまぶしてから調理することがありますよね。

それをもやし炒めにも応用するというわけです。

もやしに“片栗粉をまぶす”と“まぶさない”で違いは出る?

さっそく、1袋もやしを買ってきて、半々にし、もやし炒めで比較してみました。一方は、ひげ根をとったもやしに片栗粉をまぶしてから炒めます。もう一方は、同様にひげ根をとったもやしをそのまま炒めます。

どちらも、塩、コショウ、醤油、みりんでまったく同じ味付けをしましたよ!

まずは、片栗粉を“まぶさない”もやし炒めから

うん、普通においしそうです。食べてみると、シャキッとした食感と安定の味わい。立派に副菜の1品です。

次に、片栗粉を“まぶす”もやし炒め

炒める前に、もやしをポリ袋に入れて片栗粉を加え、ふりふりして全体にまぶしてから炒めます。

その出来栄えは、

お!見た目からして違いますね!!ツヤツヤしていますよ。

両者を並べてみるとこの通り。

左が”まぶした”ほうで、右が”まぶさない”ほう。

食べてみると、“まぶした”ほうは、シャキッに加えてツルッというかトゥルッした食感が加わり、絶妙~!おいしいです!!

片栗粉には水分を逃がさない作用があるせいか、シャキッと感もこちらのほうがしっかりしていて、みずみずしい気がします。そして、こちらは最後までベチャッとせずに食べられました。

食べ比べなければ“まぶしていない”方でもおいしいのですが、比べると断然“まぶした”方に軍配が!

我が家の子どもたち2人も、両者を食べ比べて”まぶした”もやし炒めのほうがおいしかったとのこと。「ツルッとしているところがいい!」と気に入った様子でした。

食べ終わった皿を比べてみると、

左が”まぶした”ほう、右が”まぶさない”ほうですが、右のほうが多く水分が残っています。食べているうちにもやしから水分が出て、ちょっとベチャッとしてしまうんですよね。

その点、”まぶした”ほうは、片栗粉でしっかりと水分が止められ、ベチャッと感はほとんどなかったです。さらに片栗粉効果で調味料のからみがよいので、味も薄まらずに食べられました。

ちなみにレシピは下記のとおり。ご参考までに。

【材料】
・もやし…1/2袋(100g)
・片栗粉…小さじ1
・サラダ油…小さじ1
・塩、コショウ…各少々
・醤油、みりん…各大さじ1/2

もやしに片栗粉をまぶし、油を熱したフライパンで中火で炒め、塩、コショウを振って、最後に醤油とみりんを回し入れます。醤油とみりんを入れたらどんどん片栗粉が固まってくるので手早く仕上げるのがポイント。

片栗粉は、多すぎるともったりして食感がイマイチになるので、もやし100gに対して小さじ1が適量だと思います!

いつものもやし炒めに片栗粉をまぶすだけで、食感が見違えるようになり、ごちそう感がアップ!ぜひ試してみてくださいね。

文/暮らしニスタ編集部 中山 ※暮らしニスタの人気記事を再編集して配信しています。

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