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【シェフ脇屋の簡単中華】エビの下味は溶かしバターと花椒で和える♪「海老の香り春巻き」がウマ過ぎた

  • 2024.10.26

日本の中国料理界をリードする脇屋友詞シェフが、自身のYouTubeチャンネルでエビ春巻きの作り方を伝授してくれました。プロのレシピなので難しいのかと思ったら…いえいえ、めちゃめちゃ簡単です!尻尾付きのエビと青じそを、1/4サイズに切った春巻きの皮でクルクル巻いて揚げ焼きするだけ。心憎いのは下味として、エビを溶かしバターと花椒で和えること。これで香り豊かな春巻きに仕上がるというわけです♪



簡単・手軽な“おうちチャイニーズ“を脇屋シェフが伝授

東京・赤坂にある中国料理の名店「Wakiya一笑美茶樓」のオーナーシェフとして、旬の食材をふんだんに使った、大胆かつ繊細な料理で多くの人を魅了している脇屋友詞シェフ。

そんな脇屋シェフのYouTubeチャンネル「Wakiya YujiのYUJI CHANNEL」では、プロの味を家庭でも手軽に再現出来るレシピを発信。“おうちチャイニーズ“をグレードアップするコツを教えてくれています。

本日は、その中から「海老の香り春巻き」を作ることに。

溶かしバターと花椒で和えたエビと青じそを、1/4サイズに切った春巻きの皮でクルクル巻いて揚げ焼きするだけという、簡単レシピなんですよ。

では、作ってみましょう。

プロ直伝「海老の香り春巻き」の材料と作り方



【材料】2~3人分
エビ…8尾
春巻きの皮…2枚
青じそ…8枚
溶かしバター…大さじ2
塩…少々
こしょう…少々
花椒…少々
サラダ油…適量

◆マヨネーズソース
マヨネーズ…適量
ラー油…適量
辛子…適量

今回は、分量を半分にして作ります。溶かしバターは有塩バターを、春巻きの皮は約20cm×約20cmのものを使用。

脇屋シェフは、殻が剥いてある冷凍エビを使用していましたが、今回は殻付きの生エビを使います。殻を剥いて背ワタを取った後、片栗粉と塩(各小さじ1杯)で揉み洗いして、汚れと臭みを取りました。

【作り方】
1. エビは加熱したときに丸くならないよう、背側に浅く、切り目を数か所入れます。

おっと、間違えて背ではなく腹に切れ目を入れてしまいました(苦笑)。



ネットで調べてみると腹側に入れても大丈夫そうなので、このまま進めます。ちなみに、切れ目は3mmほどの深さで4本入れました。

2. ボウルにエビを入れ、塩とこしょうを振り、溶かしバター、花椒を加えて混ぜます。





エビが冷たかったようで、混ぜていたら、溶かしバターが冷えて固形に戻りました(苦笑)。



まぁ、加熱すればバターが溶けるのでこのまま進めます。

3. 春巻きの皮を1/4に切り、さらに、対角線上にある角を一対、切り落とします。



春巻きの皮の切り落としていない角が手前にくるように置き、軸を切り落とした青じそ、その上にエビをのせ、クルクル巻いて、巻き終わりに小麦粉と水(ともに分量外)を混ぜた“のり“を塗って、閉じます。ちなみに“のり“は、小麦粉と水、各小さじ1を混ぜて作りました。






4. フライパンに底から1cmほど油を入れ、170℃くらいに熱したら3を入れます。



ひっくり返しながら、きつね色になるまで揚げます。

あら、エビの尻尾に近いところが丸まってしまいました(笑)。尻尾に近いところにも切れ目を入れる方が、エビが丸まらずにピーンと仕上がるかなと思います。



また、春巻きの皮をクルクル巻いただけなので、揚げている間に両端からバターが流れ出て、そのバターが焦げやすいので要注意。揚げ時間を長くすると焦げたバターのカスが春巻きにくっつくので、サッと高い温度で揚げる方がいいかなと思います。

カラッと揚がったら取り出して、油を切り、お皿に盛り付けます。今回は、切り落とした春巻きの皮も揚げて、一緒に盛り付けました。



ラー油と辛子をマヨネーズに加えた、特製マヨネーズソースを添えて出来上がり。



調理時間は10分。エビを春巻きの皮でクルクル巻くだけなので、とっても簡単。また、揚げ時間も5分ほどなので、春巻きなのに爆速で出来ます。

まずはそのままいただきます!



おお~おいしい!エビがぷりっぷり。エビの旨味をダイレクトに感じる、エビが主役の春巻きです。



バターの風味や塩味はそこまで強くなく、ほんのりあるかなという程度。青じそと花椒の爽やかな風味がアクセントになって、味のバランスが最高です。

ただひとつ残念なのは、揚げている際にバターが焦げ始め慌てて取り出したので、イマイチ皮のパリパリ感が少ないこと。もう少し揚げたかったなと思います。



では、特製マヨネーズソースをつけて食べてみましょう。



これまたおいしい!マヨネーズのコクにラー油とマスタードの異なる2種類の辛さ、さらに、マスタードの酸味も効いて、実にエビとよく合います。コクと旨味を加えてくれるおいしいソース。エビマヨの甘めのマヨネーズソースとは、また違ったおいしさです。

脇屋シェフの「海老の香り春巻き」は、青じそとバター、花椒が香る、プロの小技を効かせたエビ春巻きでした。エビの赤と青じその緑が食卓を華やかにしてくれるので、たくさん作って大皿に盛り付け、パーティー料理にするのもよさそうです。作ってみてはいかがでしょう。

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