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ひとり旅は全女子必須科目。いつもと違う環境で心のクレンジングを

  • 2024.10.25

いつの時代も女子は生きづらい。男子に比べ、精神年齢が高く、他人の目を意識し始めるのが早いから、自分も周りのことも気になる。その上、生き埋めになる程の情報が身の回りに溢れている。メイク、ファッション、恋愛……。頭と心がからっぽになる日は、ない。常に誰かと比較し、良い方向に進めとインプットされた機械のように、もっと、もっと……!あるいは、私なんて……と。

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そんな時代に必要なのは、「自分で選び取る力」「必要な自信、自尊心」ではないだろうか。それらを培うのに、ひとり旅はもってこいだ。理由は、自分の行きたいタイミングで新しい環境に飛び込めるからである。既存の人間関係や、キャラ、立ち位置は関係ない。真っさらで、自分のことを知る人が他にいない環境。地を踏み締め、一歩一歩、歩いている感覚がする。

いつもと違う場所、違う人に囲まれて、いつでも子どもに戻ってわくわくドキドキできるのだ。好きなところに行けるし、どんな自分になっていい。ひとり旅は、どこでもドアのようでもあり、タイムマシンのようでもある。とにかく、感覚的にたまらなく良いので、全女子必須科目である。

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何かに囚われることなく、素の自分に戻ったときこそ、見える景色はあるのではないだろうか。ひとり旅をしていると、自分の良いところ、足りないところが少しずつ浮き出てくる。周りのノイズがない分、浮き出たものをじっくりと眺め、向き合うことができる。学校でも、社会でも、周りを変えていくということは、なかなか難しい。でも、自分自身であれば、意識次第でいくらでも変えていける。

選択肢が溢れる時代、何に興味を示し、探求するのか、どんなアンテナを持つのかが大切になってくるのではないだろうか。それが鈍らぬよう、私たち女子は定期的に心をすっぴんにしていく必要がある。ひとり旅は、心のクレンジングなのだ。

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【クレンジングのやり方】

①汚れを落とす(他に影響されず、自分で選択することを積み重ねる)

②洗い流す(自分自身に戻る)

③保湿する(自分と向き合い、大切にする)

【Q&A】

Q. ひとり旅の楽しみ方が分からない。
A. 子どもに戻り、ごっこ遊びをする感覚で楽しみましょう。

Q. 周囲の人にひとりで寂しい人だと思われそう。
A. 海外がおすすめです。誰もあなたのことを知る人はいません。

Q. メイク落とすなんて……無理。
A. あなたのお肌、相当お疲れですよ。たまにはほっとする時間を。

Q. 肌荒れが心配。
A. まずは国内、近場でパッチテストをしてみましょう。

Q. 親が心配するので、クレンジングできない。
A. 計画を分かりやすくプレゼン、連絡をとって生存報告を欠かさない。近場で実績を積み重ね、少しずつ遠方へ行くのも良いかもしれませんね。筆者は、ベトナム行きのチケットを予約してから報告しました。反対されるのが目に見えていたので、強行突破!あ、勧めてはいませんよ、決して。

Q. クレンジング後メイクは可能か。
A. もちろん可能です。ゆったりクレンジングをすることで、お化粧乗りがよくなりますので、より自分に合ったメイクができるはずです。素肌、大切に労ってあげましょうね。

ひとり旅で心のクレンジングを!

■ばやしのプロフィール
元保育士。
夫の影響で海外ひとり旅を始める。
2020年に夫婦で世界一周を試みるが、コロナで断念。
現在、2歳の娘を育てながら、沖縄移住中。
産後も夫と交代制でひとり旅をしている。

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