イオンが大株主に！　2ケタの増収増益、ホムセン【DCM】の人気1位アイテム使ったらガッカリ……

先ごろ、イオンが大株主になったホームセンター「DCM」。業界1位のカインズに次ぐ、大手ホームセンターです。プライベートブランド商品が人気と聞きつけ、実際に購入、利用してみました。

目次

・【DCM】イオンが大株主に！
・オリジナル商品の人気1位「トイレの泡クリーナー」とは？
・オリジナル商品の人気1位「トイレの泡クリーナー」使用してみた！
・人気1位「トイレの泡クリーナー」、ガッカリしたけど高コスパ

【DCM】イオンが大株主に！

DCMホールディングス（HD）傘下のDCM株式会社。ホームセンター事業を行い、DCMを675店舗（2023年2月末時点、株式会社ケーヨーを除く）展開しています。

9月27日に発表された24年3月1日～8月31日の決算は、営業収益が前年同期比16.5％増の2,877億円、営業利益が18.3％増の210億円、経常利益が12.6％増の196億円となり、2ケタの増収・増益を達成しています。

今年4月には全国164店舗を有するホームセンター、株式会社ケーヨーのケーヨーデイツーを吸収合併しました。「日本経済新聞」2024年4月12日付け記事によれば、「完全子会社化でプライベートブランド（PB）商品の開発強化につなげる」とのこと。既存のケーヨーデイツーの店名はすべてDCMに置き換わっていくそうです。

また昨年11月には、イオンがDCMホールディングスの株を取得のニュースも伝えられました。イオンはケーヨー、DCMともに資本提携を結んでいましたが、ケーヨー株を売却し、その資金でDCM株を取得。大株主となりました。

【DCM】オリジナル商品の人気1位「トイレの泡クリーナー」とは？

DCMが好調の理由のひとつはオリジナル商品なんだそう。22年の売り上げランキング１位は「トイレの泡クリーナー こすらず泡で流すだけ」（492円）で、いまだに売れ続けているヒット商品です。

公式サイトによると、その魅力はこの3点。

①1日1回スプレーして放っておくだけで、除菌・抗菌効果を発揮し、さらにコーティング効果で清潔なトイレを保つ。
②どんな場所にもしっかり貼りつく超密着泡が、汚れに密着・浸透し、こすらず簡単に汚れを落とす。
③5分ほど置いておくと、泡の色が青から白に変わり、汚れを落としているサインがわかる。

スプレーして5分待つだけでトイレ掃除が完了するなんて、めちゃくちゃラクちんじゃないですか？ さっそく買ってくることにしました。

【DCM】人気1位「トイレの泡クリーナー」使用レビュー

初めてDCMを利用して、こちらを購入してきました。ホームセンターとあって売り場は広大！ トイレグッズエリアではなく、洗剤コーナーにありました。

使用に際して、注意書きは事前にしっかり確認しましょう。本体のほか、キャップに貼られていたシールにも使用前と捨てる前の注意書きが書かれています。廃棄方法は忘れてしまいそうなので、シールも保管したほうがよさそうです。

筆者宅のトイレです。普段のトイレ掃除アイテムは、「トイレスタンプ」（今回使用に際してスタンプは除去）と「いれるだけバブルーン トイレボウル」。道具を使った掃除がとにかく苦手で、この2つに落ち着いています。

なお、「バブルーン」は水面にザザーっと粉末を流し込むとモコモコモコモコ〜〜っと泡が生まれ、それを30分放置→トイレの水を流すだけで掃除完了。説明書きだと2週間おきの使用が推奨されているようですが、筆者はだいたい3週間おきに使っています。

バブルーン使用から3週間ほどたつと、さすがにこういう赤い汚れが出てきて気になるんですよね。これが、DCMの泡のトイレクリーナーできれいになるのか？ 試してみます。

さっそく、ブシューと噴射します。想定外に噴射の勢いでノズルがたわむので、なかなか狙い通りにいかず苦戦！

しかも、泡がピタッと張り付くのかと思いきや、普通にスルスル落ちていきます。超密着泡のはずでは……。

赤い汚れ部分にまったく泡がついていないので、追加で噴射します。

5分経過しました。泡は全部落ちています。

流したあとは、このような感じです。きれいに輝いていますが、赤い汚れは残っていますね……。

赤みは薄くなっている様子ですが、しっかりと汚れは残っています……。過度に期待したのが悪いのですが、ちょっとガッカリ。

強い汚れはこすり洗いをするようにと書かれていますが、道具がないので「バブルーン」を使ってきれいにしようと思います！

【DCM】人気1位「トイレの泡クリーナー」、ガッカリしたけど高コスパ

期待はずれだったとはいえ、おそらくこの商品は毎日使うことで力を発揮するタイプなのだと思われます。商品ページでも1日1回スプレーしておくだけ、とあるので、今回のような使われ方はそもそも苦手なのかも？

それにしても不思議なのが、「どんな場所にもしっかり貼りつく超密着泡」のはずが、スルスルと落ちていったこと。うちのトイレだけイレギュラーだったんでしょうか……。毎日使って、泡のつき具合もチェックしたいと思います。

とはいえ、492円という価格は、一回使用で400円前後かかる「バブルーン」と比べるとかなりの高コスパ！ デイリー使いするなら、トイレスタンプの代わりにしてもよさそうです。

DCMにはまだまだ気になるオリジナル商品があったので、これからいろいろ試してみたいと思います。

サイゾーウーマン編集部
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