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ライアン・レイノルズ&ヒュー・ジャックマンがインタビューに乱入?『ふたりで終わらせる/IT ENDS WITH US』特別映像

  • 2024.10.24

世界で発行部数約1000万部の大ヒットを記録するなど2022年アメリカで最も売れた恋愛小説を映画化した『ふたりで終わらせる/IT ENDS WITH US』が11月22日(金)より公開。身近に起こり得る“愛する人からの暴力”という問題を背景に、逆境や困難に直面する一人の女性の強さと再生が描かれる。このたび、主人公の元恋人アトラス役のブランドン・スクレナーのインタビュー現場に、「デッドプール」シリーズで知られるライアン・レイノルズと彼の大親友で「X-MEN」シリーズでおなじみのヒュー・ジャックマンが乱入する特別映像が解禁となった。

【写真を見る】互いの主演作のプロモーションに参加し合っていたブレイク・ライブリーとライアン・レイノルズ

レイノルズは主人公リリーを演じたブレイク・ライブリーの夫で、アメリカで本作と同時期に公開された『デッドプール&ウルヴァリン』(24)では主演を務めており、互いの主演作のプロモーションに参加し合っていた2人らしいユーモアあふれる映像となっている。

本作は作家コリーン・フーヴァーによる著書(日本語版タイトル「イット・エンズ・ウィズ・アス ふたりで終わらせる」)の映画化作品。理想のフラワーショップを開くという夢を実現すべく、ボストンにやってきた若き女性リリーは、クールでセクシーな脳神経外科医ライル(ジャスティン・バルドーニ)と出会い情熱的な恋に落ちていく。幸せで穏やかな日々を過ごす2人だったが、リリーを大切に想うライルの愛は、しだいに望まぬ形で加速してゆく。自分の信じる未来を手にするため、リリーは過去の自分自身と向き合い、ある決意を胸にする。すでに全米1億4841万ドル、全世界3億4825万ドルの興行収入を記録する大ヒットを飾っており(Box Office Mojo調べ。10月23日時点)、アメリカ公開時にはSNSやレビューサイトで絶賛のコメントがあふれ、若い世代を中心に世界で熱狂的な盛り上がりを見せている。

主演のライブリーとその夫レイノルズは、ハリウッド屈指のおしどり夫婦として知られるが、『デッドプール&ウルヴァリン』と本作『ふたりで終わらせる~』はアメリカ公開時に興収ランキングで1位と2位にランクイン。ブルース・ウィリス主演の『ダイ・ハード2』(90)とデミ・ムーア主演の『ゴースト ニューヨークの幻』(90)以来、34年ぶりに夫婦主演作がワンツーでランクインするという快挙を成し遂げ、夫婦での活躍にもいっそう注目が集まっている。

そして、今回解禁となる映像では、学生時代のリリーの元恋人で大人になってから再会を果たすアトラスを演じるスクレナーがインタビューに応じる様子が映しだされている。記者の質問が終わり、一息つくスクレナーの前に現れたのは、ライブリーの夫レイノルズ。本作のプレミアイベントにも夫婦そろって登場し、『デッドプール&ウルヴァリン』にはライブリーがカメオ出演を果たしていたが、想定外の人物の登場にスクレナーは「なんてこった。聞いてないぞ」と困惑気味。

“元恋人役”と“本物の夫”が前代未聞の形で相対することとなり、気まずい空気が漂うなかでもレイノルズはお構いなしで質問をぶつけていく。お尻の部分が破れたデニムを履き、ライブリーの横で上機嫌にポーズを取るスクレナーの写真を手に、レイノルズは「説明してもらいたいんだ。この尻についてね。ムチムチだ。これは遺伝?それともスクワットで鍛えたの?カボチャでも詰めてる?」と作品とは無関係の質問を投げかけ、当の本人は言葉を失ってしまう。

その後も怒涛の質問に翻弄されるスクレナーは休憩を提案し、レイノルズを一時退場させるも、次に登場したのはレイノルズの実の母親でライブリーにとっての義母にあたるタミー・レイノルズ。「愛するライアンに取って代わる気?」と詰め寄るレイノルズ夫人相手にスクレナーはすかさずインタビューの中止を求めるが、それを無視し息子さながらのブラックジョークを放つなど現場はカオスな状況に。

しかし、彼らの元にレイノルズが舞い戻ったことで事態はさらに複雑になっていく。映画を観てスクレナーの演技と人柄に魅了され、彼を父親として家族に迎え入れたいと言いだしたレイノルズ親子を前に、スクレナーは「ここは地獄?」と言い放ち思考停止。

主演女優の夫と義母に翻弄されうなだれるスクレナーだが、顔を上げると目の前に座っていたのは3人目のインタビュアー、ジャックマンだった。『デッドプール&ウルヴァリン』の主演2人が登場し、作品の枠を超えた記念すべきコラボが思わぬ形で実現するも、怪訝な表情を浮かべるジャックマンは、「私の親友のライアンに取って代わる気か。一つだけ聞く。私の親友の妻になにを?」とスクレナーがライブリーの元恋人役を演じたことに不満げな様子。絶体絶命の状況のなか、ジャックマンの大ファンであるスクレナーが「『レ・ミゼラブル』でのあなたは最高でした!」と熱いメッセージを贈ったところでインタビューは終わりを告げている。

ライアン・レイノルズ×ヒュー・ジャックマンによるお得意のブラックジョークと悪ふざけが強烈なインパクトを残す特別映像となったが、『ふたりで終わらせる/IT ENDS WITH US』が本国アメリカでの公開初日の金曜日に『デッドプール&ウルヴァリン』の成績を破って当該日の興行収入1位に躍り出た話題作であることも事実。テイラー・スウィフトの名曲「My Tears Ricochet」に彩られ、前を向き、自分の信じる道を行きたいと願うすべての人に向けられたこの物語をぜひ劇場で見守ってほしい。

文/平尾嘉浩

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