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奈良の靴下工場SOUKI×正倉院展!「黄金瑠璃鈿背十二稜鏡」をイメージした靴下登場

  • 2024.10.24

奈良の老舗靴下工場SOUKIは、10月26日(土)に、正倉院展のコラボアイテムとして、「SOUKI ORIGINAL-和紙とシルクのやわらかソックス-」の「第76回正倉院展限定カラー」を、奈良国立博物館 館外特設ショップ「天平」および、正倉院展公式オンラインショップにて発売する。

正倉院宝物である「黄金瑠璃鈿背十二稜鏡(おうごんるりでんはいのじゅうにりょうきょう)」をイメージした、華やかでありながら上品な輝きが感じられるスペシャルな靴下となっている。

奈良の秋を彩る正倉院展が今年も開催

第76回正倉院展が、10月26日(土)〜11月11日(月)に開催される。

東大寺大仏殿にある正倉院は、奈良時代に建てられた校倉造(あぜくらづくり)の高床式倉庫。中には、聖武天皇や光明皇后にゆかりのある宝物など約9千件が納められている。

毎年秋には正倉院宝庫の勅封が解かれ、奈良国立博物館にて正倉院展が開催されている。

「黄金瑠璃鈿背十二稜鏡」の美しさを靴下で表現

正倉院南倉に納められている「黄金瑠璃鈿背十二稜鏡」は、正倉院に伝わる宝飾鏡の中で唯一、鏡部分が銀製の特別な宝物であり、唯一の七宝製品でもある。まるで花のような宝相華文(ほうそうげもん)を描く大小18枚の花弁は、一枚一枚個別に作られた七宝を丁寧に接合されたものだということが、これまでの調査で分かっているという。緑、深緑、黄のガラス質の釉薬に金の輝きが加わり、とても華やかでいきいきとした装飾になっている。

「SOUKI ORIGINAL-和紙とシルクのやわらかソックス-」は、この宝物が持つ気品やきらめき、色彩を表現。深い色合いのフォレストグリーンやオレガノに、釉薬の艶や七宝を際立たせている金の輝きを感じさせるゴールドラメ糸を加えて編みあげている。

一足一足違う色合い・模様の妙を楽しめる

同商品は、色の出方が一足一足異なる製法を採用しているため、唯一無二の色合いを楽しめるのもポイント。

素材は、吉野葛和紙の出がらしで作られるさらりとした和紙、やわらかな綿、しっとりと光沢感のある上質なシルク。そこに上品なラメ糸できらめきを添えた。こだわりぬいた素材をたっぷりと使用し、ふんわりとした履き心地に仕上げている。

自転車を漕ぐ力で靴下を編む「チャリックス」にも使われている希少なヴィンテージの靴下編機を使用し、「黄金瑠璃鈿背十二稜鏡」から着想を得た数色の糸を束ねて編みあげており、同じ色の糸を使いながらも、一足一足違う色合い・模様の妙を楽しめる。

悠久の時を超えたつながり

正倉院宝物には、社寺での儀式で履かれた「襪(しとうず)」が納められており、これは靴下の前身と言われている。

寺社仏閣が多い奈良の地で、靴下や履物づくりが盛んになったことに、時代を超えた強いつながりが感じられる。

「SOUKI ORIGINAL-和紙とシルクのやわらかソックス-」は、天平時代の職人が丹精込めて作りあげた「襪」や「黄金瑠璃鈿背十二稜鏡」から、現代の靴下職人がインスピレーションを受け、持てる限りの技術と想いを込めた限定ソックスとなっている。

商品の詳細

「SOUKI ORIGINAL-和紙とシルクのやわらかソックス- 第76回正倉院展限定カラー」の価格は2,400円(税込)。

サイズは「S」22〜24cm/丈約18cm、「M」25〜27cm/丈約18cmを展開する。なお、素材や色の性質上、サイズには若干の誤差がある。

奈良の老舗靴下工場SOUKIと正倉院展がコラボした特別な靴下を、手に取ってみては。

正倉院展公式オンラインショップ:https://aej.store.yomiuri.co.jp/shop/shosoin SOUKI公式サイト:https://www.souki-knit.jp

■奈良国立博物館 住所:奈良県奈良市登大路町50番地 公式サイト:https://www.narahaku.go.jp

(丸本チャ子)

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