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ホームセンターの灯油が「青色」意外と知らない赤色との“違い”に「え?灯油缶って普通青じゃないの!?」

  • 2024.12.2

「九州の醤油は甘い」や「関西と関東でうどんのつゆが違う」など、身近な道具や食べ物でも、地域によって多様性があることってありますよね。就職や進学、結婚を機に別の都道府県に引っ越して、自分の知識とのギャップに戸惑ったご経験のある人もいらっしゃるかもしれません。ちなみに…実は、これからの時期に活躍する「灯油缶」も、その1つなのだそうです。

全国に店舗を持つホームセンターグループ・DCM株式会社さんの公式アカウント(@dcm_official_jp)が、X(旧Twitter)に「北海道・西日本と東日本の人が想像する灯油缶の違い」について投稿したところ、2万いいねが集まり(2024年11月27日時点)、「あら、知らなかった」などと大きな話題になっています。

灯油缶を見かけたことのある方は多いはず。しかし、それは全国共通のものではないかもしれませんよ?

話題の投稿は、こちら!

そう!驚くべきことに、灯油缶の色は地域によって違っているのだそう。

ちなみに、DCMさんによると「青色が主流なのは北海道と愛知・岐阜・富山以西みたいです!」とのこと。

たとえば、東京にお住まいの方は赤い灯油缶をよく目にしているかもしれません。しかし、大阪府在住の人は、青色のタイプしか見たことがないという方もいるのだそう。

中には、北海道に住んでいる方が関東地方を旅行している際に、赤い容器を見て「何だろう…?」と不思議に思っていたかもしれません。もしかしたら、それは灯油缶だったのかもしれませんよ…!

「地域の特色に合わせた品揃えをしています」

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出典:【公式】DCM(ホームセンターです)(@dcm_official_jp)さん

DCMさんに、灯油缶の販売状況について伺ってみました。

---今回のように同じタイプの商品でも違う色が販売されているのは、店舗ごとに地域の特色にあわせた発注をしているということでしょうか?

「商品担当(バイヤー)に確認しましたが、おっしゃる通り、地域の特色に合わせた品揃えをしています

灯油は保管する上でさまざまな注意点がある危険物です。その地域で一般的に使われている灯油缶であれば、一目で何が入っているかわかるでしょう。だからこそ、DCMさんの心遣いはありがたいですよね。

どうして灯油缶に色が付いているの?

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出典:【公式】DCM(ホームセンターです)(@dcm_official_jp)さん

実は、灯油缶はJIS規格によって白は禁止されているそうです。赤や青の不透明に着色されているのは、紫外線を遮断して灯油の変質を防ぐためです。着色することにより、缶自体の紫外線劣化を防止する効果も持っているのだそう。

地域によって色が分かれている理由は諸説ありますが、東北や関東では“危険を示す赤色が選ばれ、北海道・西日本では関西人の商売気質が影響し、より染料が安価だった青色が選ばれた可能性があるという説が一般的なのだとか。

東京に来てびっくりした!

こちらの投稿に対して、さまざまなコメントが寄せられていました。

やはり片方の灯油缶しか見たことがない方も多く、

赤…?
え?灯油缶って普通青じゃないの!?
愛知県まさに左

などと仰っている方も。また、両方見たことのある人からは、

三重の実家だと両方ともあって、交互に使うことによって空っぽの灯油缶がどっちか判断してましたね
東京来て地味にびっくりした事です
これはマジ、山形来てめちゃくちゃ驚いた

などのコメントが寄せられていました。

日本全国で使われている灯油缶に、このような秘密があったなんてびっくりしますよね。もしかしたら身近なあの道具にも、一般的には知られていない衝撃の豆知識があるのかもしれません…!



取材協力:【公式】DCM(ホームセンターです)(@dcm_official_jp)さん


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