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空港に行った客の投稿に「涙が出てきた」お見送りしてくれたのは?まさかの相手に愕然…「デジタル化が進む今だからこそ」<空港に関するエピソード3選>

  • 2024.11.14

船に乗る方は「港」に、そして飛行機に搭乗する方は、基本的に「空港」を利用することになるでしょう。全国各地にさまざまな空港があり、中にはその地域ならではの設備を有しているところもあるようです。また、時には意外なアイテムに巡り合うことも…?

そこで今回は、X(旧Twitter)に投稿され話題を集めた“空港に関するエピソード”3選をご紹介します!

1.仙台空港で見つけた電話機に「ダメだ」「涙が出てきた」の声

2024年6月、ひーミン(@hotken910)さんが、空港の“ある電話機”についてX(旧Twitter)に投稿したところ、4.8万いいねが集まり(2024年11月12日時点)、「切ない」「涙が出てきた」「懐かしい」と話題になりました。

涙が出てきてしまう電話機とは、いったいどのようなものなのでしょうか…?

話題の投稿は、こちら!

※下記の日付のリンクからX(旧Twitter)に移行します

ひーミン(@hotken910) 2024年6月30日

仙台空港のこれいいよなぁ
デジタル化が進む今だからこその良さがある...
まぁ、お見送りしてくれる相手なんておらんけど
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出典:ひーミン(@hotken910)さん

こちら電話は、保安検査を済ませた人のみが入場できる搭乗ロビーと、一般の待合ロビーとで会話ができるものなのだそう。

「もしもしコーナー」や「おなごりホン」など名称はさまざまですが、仙台空港以外でも、同じような電話が設置されているところはあるようです。添えられているメッセージを見ると、なんだか胸に込み上げるものがありますよね…。

実際に、こちらの投稿に対して、

ダメだ この写真見ただけで涙が出てきた

といったコメントも。また、使ったことのある方からは、

懐かしい おばあちゃんとおじいちゃんとバイバイの時泣きながらやった

などの声も寄せられていましたよ。今後誰かを見送りに行くことがあったら、ぜひこちらの電話機を使って話してみてはいかがでしょうか?

2.空港で見つけた謎の部屋、その正体は…?

2024年8月、パスケース(@Pass_Case)さんが「高松空港にある意外な部屋」をX(旧Twitter)に投稿したところ、注目を集めました。

1989年12月に開港し、30年以上も利用されている高松空港が、当時注目を集めた理由とは…。その訳は、高松という土地ならではの設備にあったようです。

注目の投稿は、こちら!

パスケース(@Pass_Case) 2024年8月25日

高松空港、お遍路さん用の着替えルームあるのw
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出典:パスケース(@Pass_Case)さん

お遍路さん」とは文字通り「お遍路」をする方々のこと。そして、お遍路とは「お大師さま(弘法大師・空海)が開創された四国八十八ヶ所霊場をめぐる、世界にも類をみない壮大な寺院巡拝の旅」のことを指します。

ご存知の通り、「高松空港」は四国地方の香川県高松市にある空港です。だから、お遍路さんのための更衣室が用意されていたのですね…!ちなみに、1階到着ロビー東側には「お遍路さんお休み処」も設けられていましたよ。

また、四国地方にあるほかの空港にも同様の設備があるようです。こちらの投稿に対して、

高知空港にもビル1階にあったはず
松山空港にはこれに加え、サイクリスト用のフィッティングルームがあります

などのコメントも寄せられていました。地域性を考慮した、とっても素敵な取り組みですよね…!

3.高松空港で発見!あまりにマニアックなフリーペーパーとは?

2024年9月、のどか(@nodoka_510)さんが、空港で見つけた“かなりマニアックなフリーペーパー”をX(旧Twitter)に投稿したところ、注目を集めました。

さまざまな企業・団体などから特色あるフリーペーパーが発行されていますが、その中で、のどかさんの発見したものが注目を集めた理由とは…?

気になる投稿は、こちら!

のどか(@nodoka_510) 2024年9月24日

高松空港の搭乗橋に「JAL航空整備士のかなりマニアックな飛行機豆知識」なんていうパンフ?が置いてあって、隣のマダムと「珍しいね〜」なんて言いながらつい手に取ってしまった。
その3〜5が置いてあったんだけど、他はどこだ!?気になるじゃん笑
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出典:のどか(@nodoka_510)さん

名前からしてとても気になりますよね…!

こちらは「日本航空高松空港所整備STAFF」が発行しているフリーペーパーなのだそう。投稿者さんに中身を伺ってみたところ、

今回配布されていた3枚は『エンジン編』ということで、整備士の方が『すべて手書き』でターボファンエンジンの詳細な図解も用いながら、仕組みや構造をはじめ、制御システムや安全対策、環境対応など様々な角度から、まさに『マニアック』に解説されていました」

という回答が。全て手書きだなんてすごいですよね…。ちなみに、読んだ感想は、

「正直なところ『マニアック』『豆知識』を通り越して、もはや大学の航空力学や物理学の授業か?と思ってしまうほどの濃い内容で、素人が噛み砕いて理解するのには相当骨が折れました(笑)。端から端まで丁寧に読んでいっても、なかなか『理解』には至りません。なぜなら、素人では知るはずもない『専門用語』が惜しげもなく使われているからです」

とのこと。とても読み応えがあり、フリーペーパー1枚を読み終えるのになんと30分もかかったそうですよ。

また、バックナンバーの入手方法についてもご安心を。のどかさんによると、

「今回配布されていたのがVol.17~19の3枚で、つまるところVol.1~16のバックナンバーもあるのだろうか?と日本航空さんへメールで問い合わせたところ、なんと『バックナンバーあります。高松空港で手に入りますが、よろしければ郵送しますので住所をください』と粋な心遣いをいただいてしまいました!」

とのことでした。興味を持たれた方は、ぜひ高松空港に問い合わせてみてはいかがでしょうか?

空港は知られざるトピックが盛りだくさん!

今回は、“空港に関するエピソード”3選をご紹介しました。

大好きな家族や知人との別れに華を添えてくれる電話やその土地ならではの設備。また、高松空港で働いている方々の熱意や優しさが伺えるフリーペーパーの存在など、空港にはまだまだ知られてない、ユニークなトピックがたくさんあるようです。

お住まいの地域にある空港も、もしかしたらほかの地域にはない特色があるかもしれませんよ?気になった方は、ぜひ調べてみてくださいね。



取材協力:ひーミン(@hotken910)さん、パスケース(@Pass_Case)さん、のどか(@nodoka_510)さん