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会社の忘年会で…『飲み放題じゃない』のに、お酒を飲む人と飲まない人が同額はアリ?ナシ?

  • 2024.12.9

会社で、従業員全員が参加する忘年会(納会)が毎年開催されるという方も多いでしょう。飲み放題コースの場合もあれば、そうではないケースもあるそうです。

弊社で募集した「忘年会で納得いかないことは何ですか?」というアンケートに、「飲み放題コースではない忘年会なのにお酒を飲む人と飲まない人が完全ワリカンで同額なのにモヤっとした」といった意見が多数寄せられました。

お酒を飲まない人たちからは「烏龍茶を2杯くらいしか飲んでいないのに、5杯以上ビールを飲んだ人と折半はおかしい」「お酒飲む人と飲まない人で金額をわけてほしい」という意見が出ることもあるのだとか。

一方、「ジュースをたくさん飲む人もいる」「ビール1杯くらいしか飲まないので、お酒飲むか飲まないかで分けるのも不公平」という意見もあるようです。

そこで今回は、会社の忘年会で飲み放題コースじゃないのにお酒飲む人と飲まない人が同額でいいか、金額を変えてほしいかを調査しました。

会社の忘年会で「飲み放題コースじゃないのにお酒飲む人と飲まない人が同額」はアリ?ナシ?

全国の20歳以上の男女から寄せられた300件(有効票)のアンケート結果はこちらです!

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出典:TRILL調べ

会社の忘年会で飲み放題コースじゃないのにお酒飲む人と飲まない人が「同額でいい」が138票、「金額を変えてほしい」に162票が集まり、ほぼ半々という結果になりました。

寄せられた意見を紹介します。

同額でいい

お酒を飲まない人は食べているから

経験上、アルコールをたくさん飲む人は食べる方は少なく、また高額なものも注文しないケースが多いと感じます。逆にアルコールを飲まない人はそれとは反対であることが多く、金額的には両者そう変わらない気がするのが上記回答の理由です
(60代男性・自営業・宮崎県)
まれにそういうこと言う人がいるけど、お酒も飲むしいっぱい食べる人はともかく、お酒は飲むけどあまり食べない人、お酒飲まないけどいっぱい食べてデザートとか食べない人の分も食べてる人もいるし、そういう場で平等なんて無理だと思う。
(40代女性・看護師・高知市)

幹事の負担が大きいから

ソフトドリンクやノンアルコールのカクテルなど負けずに飲むから。幹事さんの会計も大変になるし、細かいことは言わないようにしている。
(50代女性・会社員・北陸地方)
私はお酒が弱くてほとんど飲めませんが、全員同じコースのことが多かったり、幹事の人がまとめていることを考えると同額でいいと思います。
(20代男性・会社員・大阪府)
IT企業で働いていた際、よく幹事をやっておりました。10人以上くらいの飲み会になると会計時の計算が面倒くさく、正直誰が飲んでないのかも把握しきれないため同額でお願いしてました
(30代女性・会社員・神奈川県)

その他

忘年会はお酒を飲む・飲まないに関わらず、全員が同じイベントを楽しむ場であり、参加費を一律にすることで「立場や役割の違い」による分断を防ぎ、和気あいあいとした雰囲気を作る目的だと思うからです。
(30代女性・会社員・東京都)
過去の経験で、お酒を呑む人と呑まない人で別テーブルにし、別料金にしたことがありますが、次の日にお酒呑まないグループの人から、このようなグループ分けはよくないですね、と言われた。
(50代男性・会社員・大阪府)

同額でいい方の多くは、飲む人は食べない、料理をたくさん食べる人や高価なデザートを食べる人がいるなど「お酒を飲まない人は食べている」や、金額を変更すると「幹事の負担が大きい」と回答されていました。

他にも、「その場を楽しむ料金である」「安い飲み放題なら良いが、高額なコースはやめてほしい」などの意見もありました。

金額を変えてほしい

ソフトドリンクとお酒では価格差があるから不公平

普通に飲めばアルコール類の方が値段が高いから金額は変えるべき。飲まない人の方が割高感があって損している感覚になる。
(50代男性・会社員・神奈川県)
お酒を飲みたくても飲めず、烏龍茶数杯しか飲んでいないのに同じ金額を請求されるのは不公平だと思ったし、こちらの気持ちを考えていないと思ったから。
(20代女性・会社員・栃木県)
お酒を飲むのと飲まないのとでは金額がかなり違うので、同額は嫌だと思うから。さらに、お酒を飲まずに車で行くと、大体飲んだ人の送迎役になるので、割に合わないなと感じるため。
(30代女性・主婦・北海道)

飲まない人に申し訳ないから

自分が飲む時はとてもお酒を頂くので、お酒を飲まない方には申し訳なく思ってます。他のグループにばれないように自分と仲が良いグループの二次会の代金を飲む人達側で飲まない人達の分をおごって帳尻を合わせてます。
(50代男性・フリーランス主にデザイン系・東京都)
会社負担なら文句ない。私は飲むので何も言わないが、飲まない人も飲む人と同じ金額支払いというのはもやもやする。そこは調整すべき。
(30代女性・看護師・大阪府)
自分は飲むので気にしないが、飲まないならその分安くて良いと思う。個人間の飲み会なら自分はいつもそのようにしている。
(40代男性・会社員・埼玉県)

金額を変えてほしい方の回答では、「ソフトドリンクとお酒の値段が異なるので不公平」と考える方がほとんどでした。

飲む側からの意見で「飲まない人に申し訳ないから」という意見も多くありました。

あなたは会社の忘年会で飲み放題じゃないのに同額なのはどう思いますか?

会社の忘年会で飲み放題コースじゃないのにお酒飲む人と飲まない人が同額でいいか、金額を変えてほしいかのアンケートの回答結果によると、同額でいい意見は「お酒を飲まない人は食べている」「幹事の負担が大きいから」などの回答がほとんどでした。

他にも、「その場を楽しむ料金」だと割り切っている方もいるようです。

一方、金額を変えてほしい派では、「ソフトドリンクとお酒の値段が異なるので不公平」と考える人が大半でした。不公平であることを前提として、飲む側の意見で「飲まない人に申し訳ないから」という心優しい意見も。

ソフトドリンクとお酒の値段差は大きく、食べ物を多く頼んだとしても差が埋まらないことは多いでしょう。ただ、別料金にすると集金が大変になることも事実。当たり前ではなく、お互いの立場を思う気遣いが必要ですね。

 

※お酒は20歳になってから



※本記事は媒体独自に募集したアンケートを元に構成しています

・調査方法:インターネットサービスによる任意回答(記述式)
・調査期間:2024/11/27~2024/11/28
・調査対象:全国/20歳以上/性別不問
・有効回答数:300