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会社の忘年会の『参加費』は会社が負担するべき? 「強制参加なら負担して」「社員を労うイベントなのでは」さまざまな意外が明らかに

  • 2024.12.5
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出典:photoAC(写真はイメージです)

年末になると、会社で従業員全員が参加する忘年会(納会)が毎年開催されるという方もいるのではないでしょうか?おいしい食事やお酒を楽しみながら、上司や同僚と一年をねぎらいあうのは年末の風物詩ですよね。

しかし一部の方からは「ほぼ強制参加なのに、毎年全額自己負担にさせられて、正直に言って出費がしんどい」という声もきかれます。なかには、全額会社が負担する場合や、一部会社が負担し残りは従業員が払うという会社もあるそうですが、働く皆さんはどういった配分が好ましいと考える方が多いのでしょうか。

そこで今回は、会社の忘年会の参加費は誰が負担したらよいか「会社が全額負担」「会社が一部負担」「従業員が全額負担」に分けてアンケートをとりました。

会社の忘年会の参加費は誰が負担するべき?

あなたは、会社の忘年会の参加費は誰が負担するべきだと思いますか?

寄せられた全300件のうち「会社が全額負担すべき」派が174票「会社が一部負担すべき」派が88票「従業員が全額負担すべき」派が38票で、「会社が全額負担すべき」派が多い結果になりました。

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出典:TRILL調べ

寄せられた意見を紹介します。

会社が全額負担すべき

会社の主催のイベントだから

会社の業務の流れからの忘年会という認識なので会社負担でいいと思います。私の会社では部署ごとに福利厚生費の割り当てがあり、忘年会などの費用は全額会社負担なので自腹だったことはありません。
(60代女性・会社員・東北地方)
忘年会は会社としてのイベントですので、会社が全額負担すべきだと思います。ちなみに我が社は社員が全額負担です。
(50代男性・会社員・関東地方)
会社のイベントとして忘年会を行なっているような場合、従業員が全額払うのはおかしいと思います。今どきは、お酒を飲む人飲まない人がいますし、食べられる量も個人差があるので、会社が負担するべきだと思います。
(20代女性・会社員・兵庫県)

強制参加なら…

忘年会は通常の飲み会と違って暗黙の了解で参加しなければいけない雰囲気があるので、会社の接待費・交際費で落とすのは当然だと思います。
(20代女性・会社員・愛知県)
強制参加なら、会社が負担するべきだと思う。会社の行事という気がするから。自分では払いたくない。自分の会社で、従業員全員参加の新年会(泊まり)の費用は、会社が負担してくれているから。
(40代女性・パート)

負担がないなら行こうかな

以前に会社が全額払ってくれていた経験があり、社員が気持ち良く全員出席していたのでそのシステムが良い。
(40代女性・フリーライター・愛知県)
正直参加したくない方も、会社が全額負担なら行こうかなと思うと思います。年に一度の事なので、会社の福利厚生で全額負担してほしいです。
(40代女性・無職・北海道)

忘年会は社員をねぎらう会だから

忘年会は会社側が社員に対して「お疲れ様でした」と労うイベントなので費用は会社が持つべきです。
(40代男性・会社員・静岡県)
忘年会は、1年間の労働に対する社員への感謝の意味を込めたイベントであり、費用を会社が負担することで社員のモチベーションアップにつながるからです。
(30代女性・会社員・東京都)

全額会社が負担すべき派の意見として多かったのが、忘年会は「会社主催のイベントだから」という意見でした。そのためほぼ強制参加となるパターンが多く、それならば自分のお金は出したくないといった意見が寄せられました。

また、忘年会の目的は「社員をねぎらう」ものとして認識している方も多く、感謝の意味で全額負担すべきとの声も。

会社が一部負担すべき

お互いに平等だから

会社の忘年会は単なる自由参加の飲み会ではない部分もあると思うので、一部は会社で一部は社員という負担の形が1番しっくりくるのではと思います。
(40代女性・自営業・東京都)
忘年会は仕事でもあり、私的な交流の場でもあるため、どちらか一方になることはないため。そのため自社では半分会社、半分自腹です。
(30代男性・会社員・栃木県)
会社が全部払うとなると強制参加の空気が強くなりそうなので、一部負担であとは参加したい人が足りない分を支払うというのが一番角が立たないと思うから。
(40代女性・会社員・東京都)

参加者が増えるのでは?

忘年会は任意参加なので、行きたい人はお金を払うことを前提に考えた方がいいからです。会社が一部負担なら若い世代の参加も増えると感じます。
(40代女性・会社員・福岡県)
自己負担が少しでも少ない方が参加しやすい。理想は会社の全額負担だが、今の御時世無理だと思うので。
(50代男性・会社員・神奈川県)

金銭面の負担の軽減

私が正社員時代の会社の飲み会は全て自腹でしたが、入社数年の低月給の頃はキツかったです。半強制だったので、せめて、少し負担してもらえたらありがたかったと思うからです。
(40代女性・主婦・広島県)
全額会社の経費なのは人数が多いと負担が多そうであり、全額自腹なのも家計的に厳しいため、一部は負担してもらうのが一番皆が参加しやすい方法だと思うため
(20代女性・主婦・東京都)

行こうかなという気持ちになる

行きたくないのに行かないといけないから、少しでも負担してくれるのが筋なのかなと思ったからです。現在は、全額自腹です。
(20代男性・会社員・神奈川県)
会社が少しでも払ってくれたら負担が少なくて助かるし、行こうという気持ちにもなります。
(40代女性・専業主婦・北海道)

会社が一部負担すべき派の意見として、忘年会は仕事でもあり、私的な交流の場でもあるとの認識から、折半であれば「お互いに平等だから」といった意見が集まりました。一部負担があることで、「参加者の増加」や「金銭面の負担の軽減」も期待されるようです。

また、金銭的負担が軽くなると「行こうかな」という気持ちになりやすいという意見も。

従業員が全額負担すべき

任意なら自己負担でいい

全額自己負担にすべき!ただし、その場合は強制参加なし、お酌等の接待行為は禁止にしたうえで開催するべきだと思います。
(30代・会社員・沖縄県)
そもそも、行きたい人が行くイベントのはずなので、それを会社費用にするなんて不正に近いと思う。
(20代男性・会社員・東京都)
会社の業務の一環であれば全額会社もちでよいが、あくまでも任意の懇親会的な意味であれば、全額自分もちでよいと思うから
(60代男性・アルバイト・北海道)

会社負担だと強制参加になってしまう…

全額会社が払ってしまうと、会社が払っているのだから全員強制参加しろと言われてしまいそうだからです。
(20代男性・会社員・東京都)
従業員が負担だと行きたくない人は断りやすいからその方が良いと思う。会社負担だと行かなきゃいけない義務が生まれてくるからです
(40代女性・パート・事務職)

不平等になる

会社が全額負担してしまうと、参加する人としない人で不公平感が出てしまうので、参加する人の実費負担とすべき。
(30代男性・会社員・京都府)
会社の負担が少しでもあると参加できない人が負担することになるからです。自分で食べたり、飲んだりするのであれば自分で払うべきだと思います。
(30代女性・会社員・三重県)

従業員が全額負担すべき派の意見として、「任意なら自己負担でいい」との意見が多く寄せられました。全額負担するのであれば「断る口実になる」との意見も…!

会社負担であると、参加できない方に不平等になるとの意見も寄せられました。

あなたは会社の忘年会の参加費は誰が負担するべきだと思いますか?

今回集まった意見では会社の忘年会の参加費は「会社が全額負担すべき」との意見が多い結果になりました。忘年会は強制参加であると認識している方も多く、それならば仕事の一環として全額負担してほしいとの声が寄せられました。

また、会社が一部負担することで、出席率が上がったり、社員の金銭面の負担が軽減したりするので行きたくなるのでは?との声も。一方で、任意の飲み会なら断る口実になるので「従業員の負担でいい」との意見も寄せられ、忘年会にどうしても参加したくない方も一定数いるようです。

一年の頑張りをねぎらう目的で開催される「忘年会」。上司や同僚とではどうしても仕事の意識が抜けず、負担を感じる方もいるようです。参加費の負担がなくなれば、忘年会への参加を前向きに考えられる方もいるかもしれないですね。



※本記事は媒体独自に募集したアンケートを元に構成しています

・調査方法:インターネットサービスによる任意回答(記述式)
・調査期間:2024/11/27~2024/11/28
・調査対象:全国/18歳以上/性別不問
・有効回答数:300


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