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「生足NGだけどタイツもNG」「女性はメガネ着用禁止」!?女性に強いられる“理不尽なマナー”の数々にあぜん!

  • 2024.12.3
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出典:photoAC(※画像はイメージです)

会社のルールや社会規範によって決められている「女性の身なりや服装についてのルール」。不満や疑問を感じた経験がある方も多いのではないでしょうか。

SNSで「生足はダメだけど生足のように見えるストッキングを着用しろとか、すっぴんはダメだけど厚化粧もダメとか、ノーヒールのぺたんこ靴はダメだけどハイヒールもダメとか、快適ではないことを強いる意味不明なマナーが多すぎる」といった主旨の投稿が多くの人の目に留まり、多数の共感を得ています。

そこで今回は、女性の身なりや服装で「なくしてほしい!」と思うマナーについて、アンケートをとって詳しく聞いてみました。

女性の身なりや服装で「なくしてほしい!」と思うマナーは?

女性の身なりや服装で「なくしてほしい!」と思うマナーについて、アンケートを実施しました。

寄せられた回答を紹介します。

職場でのなくしてほしいマナー

かなり多く寄せられた、職場でのマナーを紹介します。

出勤時はパンプスまたはヒールというマナー

出勤の際は必ずパンプスまたはヒールで来るようにと言われて、大雨の中びしょびしょのパンプスで職場まで歩かされたこと。普通レインブーツぐらいは許可してもいいでしょ、と思いました。
(20代女性・接客業・埼玉県)
ヒールがあるパンプスだと足が痛くなるのでヒールのないパンプスを履いていたら上司から注意を受けました。内勤勤務で外部の人と接触する機会もないのに、なんでダメなのかがわかりません。
(50代女性・パート・岐阜県)
内勤でも勤務地のビルが大きければ、色々なフロアを行き来します。スニーカーが好ましいですが、品性を保つという理由で、女性は靴はヒールのあるもの指定でした。脚の疲れのみではなく、むくみなども辛かった。
(40代女性・会社員・福岡県)

ヒールのあるパンプスが自分の足の形に合わないという方も多く、ふくらはぎがつるし靴擦れができるしかなり痛くて苦痛という声が多数。

また、荷物の運搬作業なども担当している、もしくは外回りの営業で歩き通しなので、パンプスではなくせめて男性と同じように紐の革靴の着用を認めてほしいという声もありました。

素足はNG!ストッキング着用というマナー

夏の暑い日に素足で通勤したら、コンビニに行くように言われて朝一番にコンビニで高いストッキングを買い、大変でした
(40代女性・パート・関東地方)
夏は蒸れて指先が気持ち悪いし、冬は暖かくもないのが嫌。破れやすくて不経済なのも納得できません。「脚は出せ、でも生足は失礼だ」という風潮こそが女性に対して失礼です。
(30代女性・デザイナー・関西地方)
会社で、制服にストッキング着用がルールですが、寒いし破れるし靴下OKにしてほしい。
(50代女性・営業・三重県)

スーツスタイルや制服が義務付けられている会社では、スカートでもパンツでも足元は靴下ではなくストッキング着用がルールということが多いようです。夏場は靴下とは比べ物にならないほど蒸れて不快な上、冬は素足と同じくらい寒く冷たい…

さらに、品質は良くなっているものの、ほんのちょっとしたことですぐに破けてしまうストッキングも多いため、すぐに買い替えねばならず出費がかさみます。「女性もスーツに靴下というスタイルが浸透すれば良いのに」、という声も寄せられました。

すっぴんはNGというマナー

お化粧してないとダメみたいな風潮はやめてほしい。毎日毎日ハードワークで朝から化粧のために早起きはできない。すっぴんで出勤すると、どうしたの?って聞いてこないでほしい。
(30代女性・看護師・大阪府)
正直毎日メイクに時間をかけるのが面倒です。マナーの一つであることはわかっていますが、男性がメイクを強制されていないところを見ると、うらやましく思います。
(20代女性・学生・中部地方)
肌がとても弱いので ファンデーションを塗ると後からとても湿疹ができ痒くなるのが嫌だったのですが、会社の方針で女性は全員 化粧をしなければいけないということで、化粧をしたら肌がブツブツになって結局会社を辞めた。
(50代女性・専業主婦)

どんな事情がある人でも女性は一律メイクをして出社すべしというルールがあり、メイクをしていないと注意を受けるという会社も少なくないようです。

男性も女性も『メイクをしてもいいししなくてもいい』という風潮になればいいのに」という声も寄せられました。

女性だけメガネNGというマナー

前々職は、女性のみメガネの着用禁止でした。コンタクトレンズは眼科で私の眼によくないと診断されたので、メガネ禁止は健康面に従えば就業規則に反し、規則に従えば人として健康状態を大きく損なうという重大なものでした。このような規則はどの企業であってもなくしてほしいです。
(40代女性・イラストレーター・東京都)
女性のメガネは威圧感を与えるので、メガネは避けてコンタクトを推奨されたことがあります。
(30代女性・専業主婦)
夜勤の時にメガネをつけてたら、すぐ注意され、またコンタクトにもどした。
(30代女性・会社員・関東)

驚くべきことに、男性はメガネ着用を認められているのに、女性だけメガネの着用が認められていないという職場も多いようです。

コンタクトレンズは万人の目に合うわけではありません。視力を矯正するための一般医療機器であるメガネを禁止する職場が少なくないということに、驚いた方もいるではないでしょうか。

冠婚葬祭のなくしてほしいマナー

真冬の葬式でもタイツNGというマナー

寒いときなど、体調も考慮して服装を決めたいのに、透けてないと慎み深くない、タイツだとカジュアルすぎるなどの理由があり、誰がそんなマナーを決めたのか教えて欲しい。
(30代女性・フリーランス)
冬場に葬儀やお通夜に出席する場合、女性は薄いストッキングをはかなければいけず、移動時にとても寒い思いをします。特に納骨の時は屋外に出るのでなおさら温かいタイツが履きたいです。
(50代女性・パート事務)
親戚の葬儀の際、冬で寒いので厚手の黒のタイツを履いたところ「厚手は礼儀に反する」「肌が透ける程度の薄手がマナー」と親戚や親にも言われた。寒いのだし黒なのに何故厚手のタイツがだめなのか意味がわからない。
(40代女性・パート・北海道)

女性の正装は基本的にスカートというマナー

一般的に喪服はワンピースが正式で、女性はスカートを履かなければならないという古くからのマナーがあります。パンツスーツは略喪服と呼ばれ避けたほうが良いと言われているため、足を出したくなくても寒い時期でもワンピースを履かなければならず不思議。
(40代女性・フリーライター・愛知県)
「結婚式などはドレスコードでワンピース型のスカートが好ましい」その日の体調や体の事情もあるのでスカートにしなくてはいけないのは困る。冬とかは寒いし。
(20代女性・会社員・神奈川県)

タイツではなく脚が透けるストッキングでないとダメ、パンツスタイルではなくスカートでなくてはダメ、などといったマナーに苦しんでいる方が多いようです。

スカートとストッキングでは冬はおそろしく寒く、ほかの季節でも、脚をあまり出したくない、スカートを履きたくないという方もいます。こういった“マナー”は見直されていってほしいですね。

結婚式の細かすぎるドレスコード

結婚式にお呼ばれしたときに、服装の色やネイルなど事細かに決まりがあり、男性はスーツを着るだけで少し華やかなネクタイを締めれば良いのに、女性は色々と準備をすることが多く不公平だと思いました
(30代女性・主婦・中国地方)
男性は冠婚葬祭でスーツで良いが、女性は結婚式はドレス(色や丈、靴の種類などさまざまな制約あり)、葬儀では喪服を用意する必要があり、着用頻度は低いのに価格が高く、正直負担が大きいので女性もスーツOKにしてほしい。
(30代女性・パート・九州地方)

着用する頻度は少ないのに、結婚式に参列する際の女性の服装には事細かなマナーがあります。

女性のスーツスタイルでの参列も一般的になればいいのに」「男女ともにおしゃれを楽しみたい人はそうして、スーツがいい人はスーツスタイルで、となればいい」という声が多く寄せられました。

健康を害するようなマナーは改善して!

冬でもストッキング着用。靴下はNG」「足が痛くなるのに紐革靴はNG。パンプスの着用しか認めない」肌の状態に関係なくメイクは必須」といった一般的に浸透しているマナーによって、苦痛を強いられているケースが少なくありません。

また、「パンツスタイルはNG。スカートのみ認める」「威圧感を与えるので女性のみメガネの着用は禁止」など、外見についての理不尽かつ非効率的なマナーもいまだ根強く存在しています。

社会生活を送る以上、ある一定のTPOはもちろん大切ですが、健康を害するようなマナーや時代錯誤なマナーは、見直していきたいものですね。



※本記事は媒体独自に募集したアンケートを元に構成しています

・調査方法:インターネットサービスによる任意回答(記述式)
・調査期間:2024/11/19~2024/11/26
・調査対象:全国/18歳以上/女性限定
・有効回答数:295



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