1. トップ
  2. 朝の通勤電車で…「ドア付近で降りずに頑張る人」なぜ?→乗客に理由を聞くと?身勝手な回答にあ然…

朝の通勤電車で…「ドア付近で降りずに頑張る人」なぜ?→乗客に理由を聞くと?身勝手な回答にあ然…

  • 2024.11.20
undefined
出典:photoAC(※写真はイメージです)

かなり混雑した電車では、多くの人が降りる駅に到着する際、「お降りになるお客様のためにいったんホームにお降りになってお待ちください」というアナウンスが流れます。特に主要駅では大勢の人が降りるため、人の流れに逆らわないよう、目的地でなくても一度降りるのが安全かつスムーズです。

ですがそんな状況でも、ホームに降りずに電車のドア近辺に留まろうとする人もいます。無理にその場にいようとすれば降りる人の妨げになってしまうこともありますが、実際のところなぜ降りないのでしょうか?

今回は、混んでいる電車が主要駅に到着した時にホームに降りない理由を聞くアンケートを取りました

電車が主要駅に到着した時いったんホームに降りない理由を教えて

混雑する電車が主要駅に到着した時でもホームには降りないという人に、その理由を聞きました。

寄せられた意見を紹介します。

乗り損ねないように

一度、ホームに降りたときに群衆に巻き込まれてしまい、戻るはずだった電車に乗れなかったときがあったので、それ以降はどんなに混雑していても車内に留まるようにしている。
(30代男性・カウンセラー・鳥取)
車内が大混雑しているのであれば、一度降りてしまったら次に電車に乗れるかどうかわからなくなるのでホームに降りない
(30代男性・会社員・香川県)

座れるかもしれないから

大勢が降りるのでもしかしたら椅子に座ることができるかもしれないので、電車内にい続けることにしています。
(20代男性・会社員・東京都)
大勢が降りたら席が空いて座れるかもしれないので、なるべく降りる人の邪魔にならないように通路を開けて車内に残るようにしていたいからです。
(50代女性・パート・北海道)

今いる場所から動きたくない

自分のいる場所を変えるのが嫌なので車内にい続けます、また、立っている場合は空いた席に座るためにもい続けます。
(20代男性・会社員・滋賀県)
元々満員電車で通勤してたのですが、停車駅で降りてしまうと、ずるをして先に乗ってきた人に自分のスペースを奪われてしまうことが多々ありました。そのため、人が通れるスペースは開けますが、降りません。
(30代女性・主婦・北海道)

その他

どうしても気温差が体に辛いので、あまり寒いや暑いといった季節柄の気温が感じやすいホームには降りたくないです。
(30代女性・会社員・大阪府)
大勢の人と一緒に行動するのが苦手だからです。万が一人にぶつかって怪我をしたり、トラブルになるのが嫌なので車内で待ちます。
(20代男性・アルバイト・関東地方)
単純に降りる必要性が無いため電車内にい続けます、電車内にい続けていたほうが無駄なエネルギーを消費しないで良いからです。
(40代男性・会社員・東京都)

降りないという人の意見を見てみると、一度降りた後に乗れなくなったら困るからという声が目立ちました。混んでいる時ほど人の波に押されて戻ってこられない可能性があると考えていたり、実際にそういう経験があったりしたようです。

他には、大勢が降りるなら座れる可能性があるからその場に留まるという声や、今いるところがペストポジションだから動きたくないという声もありました。

いったんホームに降りる派の意見

一方でいったん降りるという人にもその理由を聞いてみました。

スムーズな乗り降りを促すのが利用者の責務と思っているので、乗降口で邪魔になる様ならホームに一時的に降りて再び乗り込みますし、何駅か先で乗降するならば車両の奥に行きます。
(40代女性・会社員・愛知県)
自分がいることで、降りる人のじゃまになるし、自分が反対の立場だったら、降りて欲しいなあと思うから。乗っているより、降りてしまい、待った方が楽。
(40代女性・パート・千葉県)
降りる人の迷惑になりたくないなと。
昔それでトラブルになって面倒くさかったのでホームに降りて待つようにしています。
(30代男性・会社員・愛知県)

スムーズな乗り降りのために当然降りるという意見が多くありました。人の流れに逆らって無理に留まると危ないし、実際にトラブルになったこともあるという声も。

電車運行の妨げにならないようにスムーズな乗降を

今回集まったアンケート全300件のうち、ホームには降りない派が70票、降りて待つ派が230票と、ホームに降りて待つ方が圧倒的に多いという結果でした。

降りないという人の意見では「電車に戻れなくなったら困る」「座れるかもしれない」「場所を変えるのが嫌」という声がありました。

一方で多くの人が降りて待つ派で「スムーズな乗り降りを促すのが責務」「次の人が乗りにくいから降りる」と、周りに配慮していることが伺えます。

実際に戻れなくなった苦い経験から降りないという声もありましたが、無理にその場に留まると危険な場合もあります。

スムーズな電車運行のためにも、アナウンスにあるように混雑する電車ではいったんホームに降りて、譲り合って利用したいですね。



※本記事は媒体独自に募集したアンケートを元に構成しています

・調査方法:インターネットサービスによる任意回答(記述式)
・調査期間:2024/11/12~2024/11/18
・調査対象:全国/18歳以上/性別不問
・有効回答数:300