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結婚式のご祝儀は「PayPayで」令和式ご祝儀はあり?なし?賛成派に理由を聞いてみた

  • 2024.11.15
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出典:photoAC(※画像はイメージです)

最近は、結婚式のご祝儀もPayPayやネット振込などオンライン決済にすることも増えているそう。招待状などに記載されたQRコードから支払いするというスタイルが主流のようです。

現金でのやり取りや管理が不要になるメリットがある反面、新郎新婦側には手数料がかかるというデメリットもあるのだとか。

これをめぐっては「ピン札やご祝儀袋を用意する手間が省けて嬉しい」「簡潔でいい」「風情がない」「気持ちが伝えられていないように感じる」など、さまざまな意見があるようです。

あなたは結婚式に参列する側として、結婚式のご祝儀がオンライン決済に賛成ですか?

そこで今回は、結婚式のご祝儀のオンライン決済についてどう思うか、アンケートを取りました

参列する結婚式のご祝儀がオンライン決済…あり?なし?

参列する結婚式のご祝儀がオンライン決済なのはありorなしどちらかを、理由とともに聞きました。

寄せられた意見を紹介します。

あり派の意見

新札やご祝儀袋を用意しなくていい

新札を用意しなくていいので、平日銀行に行けない身としてはとてもありがたい。銀行によっては手数料がかかってしまうので余計な手間がないのは嬉しい。
(20代女性・会社員・神奈川)
新札と御祝儀袋を準備する手間が省けて良いと思います。頂く側も誰にいくら頂いたということが明確にわかりやすくなるので良いのではないでしょうか?
(40代女性・美容師・熊本)
ご祝儀袋を買って、新札を準備して、名前を筆ペンで書くのがとても面倒に感じていました。オンライン決済だと楽です。
(60代女性・専業主婦・神奈川県)

オンライン決済が当たり前のご時世だから

先日出た後輩の結婚式がまさにオンラインご祝儀でした。出欠席から引き出物まで全てオンラインで決済で正直楽でいいなと思いました。今時のやり方で新しくて賛成です。
(30代女性・グラフィックデザイナー・関東地方)
今は現金をほとんど持たず電子マネーやクレジットカードで支払いが当たり前になってきて実際、準備する手間が省けていいと思います。
(20代男性・会社員・群馬県)

普段から現金を使わない

賛成です。ご祝儀袋を準備するのにもお金と手間がかかります。私自身がほとんどカードか電子マネーのみの生活なこともあり、オンライン決済のほうがご祝儀を贈るほうも受け取るほうも便利なのでは?と思います。
(50代女性・北陸地方)
ほとんど現金は使わないので、贈る側はピン札を揃える必要がなくなるし、もらう側は口座に入金する必要がなくなるし、オンライン決済はありがたいと思う。御祝儀の盗難の心配もなさそう。
(20代女性・会社員)

現金を持ち歩くのが不安

遠方から参列した際に、大金を持ち歩ことに不安があったので、オンライン決済にしてくれたおかげで不安なく楽しむことができたから。
(20代女性・会社員)
普段からネット決済が主流なので、オンラインでご祝儀が渡せるのは便利。いちいちお金をおろさなくてもいい。大金を持ち運ぶのに躊躇する
(30代女性・パート・北海道)

オンライン決済はあり派の意見では、物理的にご祝儀を用意する際の手間が省けるのがいいという意見が目立ちました。新札を用意したり、ご祝儀袋を用意して記入したりという面倒ごとが省けることにメリットを感じているようです。

また、普段から現金を持たない人も増えていて今時でいいという声や、大金を持ち歩く不安がなくていいという声もありました。

なし派の意見

一方で、なし派の意見では、お祝いの気持ちや形式を大事にしたいという声が多くありました。ご祝儀を用意するという過程やご祝儀袋にも気持ちがこもっているもので、昔からの文化でもあるかるからなくなると寂しいと考える方も多いようです。

気持ちが大事だから

なしです。ご祝儀袋に包んで渡す…お金じゃなくて気持ちです。
僕は結婚式で渡すのではなく、直接渡すことが多いです。
(20代男性・会社員・大阪府)
最近、結婚式に参加しました。
受付に「おめでとうございます」と言って、御祝儀を渡しました。「オンラインご祝儀」では味気なく、祝う気持ちが伝わらないような気がします。
(60代女性・無職・九州地方)

文化は大切に残したい

手渡しするのが伝統的な慣習だし、効率重視やデジタル化によって、それを破るのは、結婚式の儀式としての性質を台無しにしてしまう感じがするから。
(40代男性・会社員・静岡県)
オンライン決済のご祝儀だと味気がない、ご祝儀袋ありきのお祝いだと思うのでオンライン決済はないかなと思う。
昔からのしきたりもあったほうが良い。
(40代女性・パート・神奈川県)

形に残るものの方が気持ちが伝わると思う

ご祝儀を準備するとき、「おめでとう」の気持ちを込めているのできちんと手元に残る形で渡したいという考えがあるから。またご祝儀のデザインもイメージに合わせて選んでいるので、オンライン決済だと自分自身が冷めた感覚になりそう。
(30代女性・自営業・甲信越地方)
目に見える形で引き出物をなどをもらうことを考えると、こちらも目に見えた形で気持ちを伝えるべきだと考えているため
(30代男性・会社員・大阪府)

その他

相手の人生の晴れ舞台なのもあり、本人は問題ないかもしれないが親御さん達からしたら、会場でご祝儀袋を出さないと失礼に感じられる人がいることを考えてしまうので、余計な波風を立たせたくないため。
(40代男性・自営業・東京都)
機械的なお金の徴収に感じるので反対です。プレゼントなどの場合は利便性があるので、アリかな?と思います。
(40代男性・会社員・東京都)

ご祝儀がオンライン決済なのはあり?なし?

今回のアンケートの回答では、全300件のうち、あり派が178票、なし派が122票という結果となりました。

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出典:TRILL調べ

オンライン決済に賛成のあり派の方がやや多かったものの、賛成しかねるという意見も根強いことが伺えます。

あり派では「新札を用意しなくていい」「御祝儀袋を準備する手間が省ける」と面倒ごとがなくなるのに賛成という声があったり、「普段から現金を使わない」「今時で新しくていい」のようにキャッシュレス化が進んでいることからありと考える方が増えているようです。

一方なし派では、「お金じゃなくて気持ち」「ご祝儀袋あってのご祝儀」「文化は残していきたい」など、気持ちや文化を大事にしたいという声が多くありました。

主役はあくまで新郎新婦。お二人やご家族が納得する形で贈りたいものです。便利になっても、お祝いする気持ちは大切にしたいですね。



※本記事は媒体独自に募集したアンケートを元に構成しています

・調査方法:インターネットサービスによる任意回答(記述式)
・調査期間:2024/11/8~2024/11/13
・調査対象:全国/18歳以上/性別不問
・有効回答数:300