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頑張りすぎた次の日に…「目のむくみをスッキリさせる」マッサージ

  • 2016.3.25
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頑張っていれば、泣きたい夜もあります。しかし、泣いて心はスッキリしても、次の日の“目の腫れ”を考えると……気持ちが重くなってしまいますよね。

そこで今回は、エステティシャンの筆者が、むくみができる原因と忙しい朝でも“簡単にむくみが取れる”マッサージをご紹介します。

 

■どうして泣いた次の日は「目が腫れる」の?

(1)血液循環の乱れ

泣いた次の日に目が腫れる原因は、涙を流すために“涙腺の血流が良くなりすぎること”。

涙は血液からできているため、涙を出すと涙腺周辺の血管が血液を送ろうと一所懸命活動します。そのまま寝てしまうと血液循環が崩れ、むくみが生じてしまうのです。

(2)自律神経の働き

涙を流すと副交感神経が優位になります。だから心は落ち着くかもしれません。

しかし実は、副交感神経が優位な時はむくみやすくなるのです。なぜなら、血管が拡張し動脈からの水分を通しやすくなるから。

だから、泣いて気持ちはスッキリしたのに、目元はむくんでしまうのです。

 

また、泣いているときやそのあとに目をこすることで、むくみが悪化することも。できれば、涙は流して頬の辺りで拭くのが良いでしょう。

 

■泣いてスッキリしたら「ちょっとした工夫」を

涙を流した夜は、寝る前に2つのことをしておくと目の腫れを抑えることができます。

(1)涙を目に残さないよう、目薬や水でよく洗う

(2)冷たいタオルなどで目やその周辺を冷やし血流を抑える

そのまま寝てしまいたくても、これをするだけで次の日の目の腫れは抑えられます。しかし、そのまま寝てしまうこともありますし、これらを行っても腫れることがあります。

もしそれでも腫れてしまったら、マッサージが効果的です。朝のスキンケアをするときにやってみましょう。

 

■それでも腫れてしまったら…簡単3ステップマッサージ

(1)まずは額のマッサージ

泣くと頭痛がしませんか? それは、目の周りにギュッと血液が集まってきているのです。

少し痛みを感じるかもしれませんが、額をマッサージすると血行が良くなり目の腫れにも効果的。指の腹が額に当たるようにクルクルと回しましょう。

(2)続いて目の周りのマッサージ

眼窩上縁(がんかじょうえん)と眼窩下縁(がんかかえん)に“指が引っかかるように”マッサージします。目を囲むように、上下左右に骨はあります。

多くのツボがあるだけではなく、血流が溜まりやすい目のくぼみの血液循環を良くするという効果があります。

下の写真のように、骨に指を引っかけましょう!

(3)最後は耳もクルクル回して

顔のリンパ液は、耳の周りのリンパ節に集まってから首へと流れていきます。耳を付け根からクルクル回すことがポイントです。顔全体が温まってきて、顔色も良くなります。

 

ホットタオルと冷たいタオルを交互に目の上にのせてから行うとより効果が高まります。タオルを作ることが面倒だったら、温かいお湯を入れたペットボトルと保冷材でもOKです。

泣くことはストレス解消にもなります。次の日のことなんて気にせず、泣きたいときは気が済むまで泣きましょう!

【著者略歴】

※ 山田みき ・・・ エステティシャン・美容師。自身のアトピー・アレルギーを機に美容を学ぶ。NHKにてエステ指導や雑誌掲載多数。エステ・ヘアメイク・着付け各種コンテスト優勝及び上位入賞の経験をもつ。

【画像】

※ file404 / Shutterstock

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