1. トップ
  2. レシピ
  3. ビリヤニを食べていると出てくる「木片」の正体はスパイスなので避けて食べよう

ビリヤニを食べていると出てくる「木片」の正体はスパイスなので避けて食べよう

  • 2024.10.25

インドやその周辺各国で食べられているビリヤニ。これを食べているときに「木片が出てくると本格的だなと思う」とした投稿がX(Twitter)で注目されている。

投稿ではビリヤニから「木片」に見える物体をスプーンですくった写真が添えられており、Xユーザーからは「本格的な(ビリヤニである)証拠」「この木片があることで香りに複雑さと筋が入るんですよね」と理解を示す反応が相次いだ。

この「木片」の正体は、ビリヤニの味と香りを彩るためのスパイス。この他にもビリヤニには木片に見えてしまう複数のスパイスが使用されている。実際にどんなものが入っているのか、ごく簡単に説明しよう。

ビリヤニのスパイス、具と一緒に食べてしまうのはよくあること 出典:Togetterオリジナル

どれもビリヤニには欠かせないスパイス類

ビリヤニのレシピと言っても国や地域、それぞれの家庭での作り方によって多少違いがあり、これらのスパイスが必ず使われているとは限らない場合もある。

そうした状況の中でも比較的多用されている主なスパイスは、クローブ、カルダモン、シナモンだ。

上から時計回りにシナモン、クローブ、カルダモン。特にシナモンは木片にしか見えない 出典:Togetterオリジナル

これらは調理するときに丸ごと使うことが一般的なので、ビリヤニを食べているとうっかり口の中に入ってしまいがちだ。

シナモンは樹皮を乾燥させたものなので木片そのもの。お菓子やお茶などさまざまな用途で使われているので、味や香りは比較的おなじみだろう。肉の臭みを消す効果があり、特にマトンを使ったカレーやビリヤニで使われている。

カルダモンはカレー独特の香りをつける立役者であるスパイス。直接噛んでしまうと、少しスーッとした味を感じられるが、これこそカレーには欠かせない。

クローブはインド料理のほかに、ビーフシチューやお菓子などにも使われている。香りが強く、ビリヤニを一口食べただけで「クローブを使っている」とわかるほどだ。これも肉の臭みを取る効果がある。

インド料理店などで提供されているビリヤニでは、これらのスパイスは取り除かずに入ったままであることも珍しくない。その場合は食べずに避けてOKだ。もし食べてしまったとしても問題ない。少し手間ではあるが、こうした「木片」が混ざっているのもビリヤニならではと思って味わってみて欲しい。

文:トゥギャッターオリジナル記事編集部 編集:Togetterオリジナル編集部

元記事で読む
の記事をもっとみる