プロが実践する、夢を叶えるためのセルフイメージ術【この春、新しい自分に＃1】

あなたは未来に思い描く自分の夢を、リアルにイメージすることが出来ますか？ 理想の状況の中に自分を落とし込むことは、夢実現への近道です。

今回は、心理カウンセラーの筆者が新年度に向けてご紹介する“新しい自分”になるために知っておきたいこと第1弾。

「今年こそ、新しい自分になりたい！」と思っている方は、ぜひ試してみてくださいね。

 

■1：憧れている女性のマネをする

もし「○○さんのような女性になりたい！」と目標に出来るような人がいるのなら、それはとてもラッキーです。

自分が問題を抱えて悩んだ時は、「○○さんだったらこんな時どんな風に考えるだろう」と想像してみてください。

そして、どんな表情でどんなセリフを言うだろうとイメージしながら、まるで女優のように憧れの人になりきってマネしてみましょう。

悩むたびにマネしていたら、だんだんと憧れ人の“あり方”が少しずつ自分の身体にもしみ込んできます。

この“あり方”さえ掴むことができれば、夢見ているイメージは急激に現実へと近づくのです。

よく社長は社長席からの景色を眺め、周りから「社長」と何度も呼ばれることによって社長たる存在になっていくといわれます。状況に合わせてその気になるって、すごく重要なのですね。

 

■2：夢が叶った後の自分になりきる

「いつか本を出版してみたい！」と思うのであれば、作家になった気分で1日ホテルにこもって原稿を書いてみるといいでしょう。

実はこれ、筆者も実践して夢が叶ったことがあります。

きっかけは時間をつぶさなければいけなくなり、たまたま近くのホテルに入ったことでした。その時、書き残しておきたいと思っていたことを“まるで作家になった気分で”文章に書き起こしたら、数日後に初めての本を出版することが決まったのです。

やはり夢が叶った後の自分になりきることは、夢へと近づける1歩なのです。

 

 

■3：理想のイメージを自分に落とし込む

他人から“いい印象を持たれていること”をイメージしてみるのも効果的です。

例えば、あなたが保育士だとします。保育園の子どもたちのお母さんがたまたま自分の話をしているのを聞いたとしましょう。

「あの先生ね、本当に優しくていい先生よ。だから、下の子もあの先生が担当になればいいなって心から祈ってるの」

こんな話をふと耳にしたらどうですか？ 嬉しいですよね。これを勝手にイメージするのです。

そして「私はこんな風に言われる先生になるんだから、普段からもっといい笑顔でいなくちゃね」と思って、そのイメージにふさわしい保育士さんの在り方に自分をスライドさせるのです。

 

いかがでしたか。夢が叶ったシーンをイメージすることは、ゴールに向けた道筋を“たどりやすくしてくれる”というメリットがあります。ぜひ、試してみてくださいね。

【著者略歴】

※ 波登かおり ・・・ 心理カウンセラー。『自己肯定観向上プログラム』を確立。セルフコントロール“自分の元気の作り方”を提案している。著書『１分間元気チャージ』幻冬舎他。

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