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【暮らしのプロ実践】これに変えて正解。やめたら毎日がラクになったもの5選

  • 2024.10.24

毎日当たり前に使っているものは、実は、今の暮らしに合っていないものではありませんか?「以前から使っている」と理由なく使い持ち続けているものは、実はもう必要ないものかもしれません。人の生活スタイルは変化していくもの。本当に必要なものか、その理由はなぜかを考え、物の持ち方をしっかり見極めることが重要です。

「あたりまえ」=「思い込み」になっていないか問う。

“当たり前”だと思っていることをやめると、暮らしがひっくり返るほどラクになる変化を感じることがあります。自分の持つ価値観は、ここまで生きてきた中で勝手に得た“思い込み”程度だったりするのです。
そこで一旦他の視点に立ち、常識を疑ってみる。
今の暮らしに本当に合っているのか、一度立ち止まり、見直してみましょう。
これまで当たり前だと思っていたことが、実は自分の負担になっていたことに気づくかもしれません。そして、負担になっているものは取り除き、新たな工夫をして暮らしをアップデートしていきましょう。暮らしの中で自分を苦しめているものは何か、今の暮らしに本当に合っているのか、立ち止まって考えてみることはとても大切なことです。

1.トイレブラシ

まず、私が見直したものはトイレブラシです。トイレブラシは、使っているうちに受け皿に汚水が溜まり、汚れが発生することがストレスでした。”そもそもこれを持たずに済む方法はないのかな?”と自分に問いかけます。
そこで取り入れたのが、無印良品の「柄付きスポンジ」にスクラビングバブルの「流せるトイレブラシ」を組み合わせて使う方法。
トイレはきれいに磨くことができますし、ブラシは使い捨てなので汚れを残すことなく、ステンレス製の柄には汚れも発生しません。トイレにはスペースが生まれ、広く使えるようになりました。柄は吊るして収納できるので、掃除機をかける度にトイレブラシスタンドを避ける必要もなくなります。トイレブラシを見直してからは、トイレ掃除のハードルが下がり、清潔感を維持することがラクになったのです。

2.トイレマットとキッチンマット

トイレマットも使うのをやめました。トイレマットは、床の汚れを防ぎ、トイレ室内のインテリア性も楽しめるものですが、一方で、洗う家事の負担も発生します。トイレマットをなくしてからは、毎週の洗濯回数が減りました。
また、トイレ掃除の都度、床を拭き上げることができて、むしろ清潔に保つことができるようになっています。キッチンマットや玄関マットも同様です。

3.プラステチックの子供用食器

キッチンでは、なるべくプラスチック製品を使わないよう試みています。プラスチック製品の子供用食器は、100円ショップなどで手軽に手に入り、すぐにキッチンに増えてしまうアイテムです。形や色も不揃いで、収納スペースに無駄なスペースを生み出す原因にもなります。
また、食器洗いの際は、お皿の裏の溝やくぼみに付いた油汚れが取りづらく、家事に時間がかかるのが悩みでした。ハンバーグやナポリタンなどを食べた日はケチャップが着色し、食洗機で洗ってもヌメリが取れていないのがストレスだったのです。
そこで、子供の食器をプラスチック製品と同様に軽くて割れない素材の木製品へ変えていきました。すると、見た目もかわいく、また驚くほどに家事が早く済むようになり、食器棚の中も整っていったのです。

4.プラスチック製の保存容器

子供用食器と同様、タッパーや保存容器も、プラスチック製品からガラス製品に変えることで、家事がラクになったアイテムです。
プラスチック製品は安く揃えられることが魅力でしたが、持つ数を絞ってガラス製品に買い替えることで、少ない数を管理しやすく、また収納スペースを小さく収めることができました。

梅干しや昆布や高菜などのごはんのおともやコーヒー豆などは、セラーメイトの「チャーミークリアー」に収納しています。
ガラス製保存容器のメリットは、
・食洗器で洗える
・油汚れが落としやすい
・匂いや色がつきにくい
など、いいこと尽くし。
使い心地のいいと思ったものを定番化し、スタンダードなものを使い続ける暮らしやすさも、同時に手に入れることができました。

5.強化性のないガラス製品

キッチン用品にガラス製品を迎えたことで、ガラスにも強化性のあるものと、割れやすいものがあるということに気づきました。みなさんも、家事の途中でガラス製品を割ってしまい、危険な思いをされたことがありませんか。
そこでわが家は、毎日使う飲み物グラスを、割れにくい強化ガラスに変えました。すると、子供も安心して使える安全な暮らしが手に入りました。見違えるようにラクになったのは、グラスがかけていたり、ヒビが入っていたりする怖さがなくなったこと。
洗い物中に、指を切ってしまう危険もなくなりました。暮らしで安全が守られているということは、こんなにも安心して作業に取り掛かり、目の前のことに集中できるのだと気づいたのでした。

どれもみなさんの暮らしでも当たり前にあるもの。少し視点を変えて、「これじゃないものに変えてみると、暮らしはどう変わるのだろう?」と問いかけてみてください。それは実は、今の暮らしには合っていないもの、これからは必要ないものかもしれませんね。

writer / 佐々木奈美 photo / 佐々木奈美

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