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京都の神社名水3選をご紹介 新米の季節に御神水でご飯を炊いてみませんか?

  • 2024.10.24

京都には「御神水」として名水をいただける神社がいくつもあります。新米がいただけるこの時期に、この「御神水」でご飯を炊いて、より美味しく新米をいただいてみませんか?

京都三名水が現存する「梨木神社」

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まず一ヵ所目は「梨木神社」です。
梨木神社は明治維新に貢献した三條實萬(さんじょうさねつむ)公をお祀りする為、明治18年に創建されました。

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京都御苑の東に隣接している立地もあって、いつも途切れることなく参拝客の姿があります。

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そんな梨木神社には「京都三名水」といわれた「佐女牛井(さめがい)」「縣井(あたがい)」「染井(そめい)」のうち、唯一今世に現存する「染井」があります。

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「染井」はさすが京都三名水で、その美味しさは格別です。

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格式の高い御神水で炊いた新米はさぞ味わいも深まるだろうと想像できます。

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下御霊神社

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二ヵ所目は「下御霊神社」です。
下御霊神社は御霊をお祀りして祟りを鎮め、疫病災厄から朝廷と民を守護する神社で、本殿には崇道天皇など八座の御霊が祀られています。

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下御霊神社では境内の手水舎で御神水をいただけます。

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下御霊神社の御神水は、特に「御霊水(ごりょうすい)」として親しまれ、その由緒は江戸時代にまで遡り、人々を旱魃(かんばつ)から救った名水だそうです。

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お米は洗米する時にも水を多く吸水するといわれています。
その際に「御霊水」を少し加えて、新米を研いでみるというのはいかがでしょうか?

菅原道真公の初湯の井戸「菅原院天満宮神社」

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三ヵ所目の「菅原院天満宮神社」は学問の神様・菅原道真の生誕地だった場所に建つ神社で、境内には初湯に用いたという「産湯の井戸」が残っています。

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平安時代から残る貴重な井戸として、多くの参拝客が訪れますが、それにも増して、受験シーズンには受験生が菅原道真公のご利益を授かりに訪れる姿を多くみかけます。

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御神水は井戸の手前の蛇口からいただけます。

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御神水は地下25メートルから汲み上げ、大変まろやかとのことですが、ミネラル分が多いそうなので新米を炊く際は、普段使いのお水に1合分だけ加えてみて、味の好みを確かめてみるのが良さそうです。

以上、3選をご紹介しましたがいかがでしたでしょうか?
尚、新米を炊くとき、全てのお水を御神水にする必要はありません。数滴加えるだけでも心が御神水のお力を感じ、ご飯を美味しくしてくれると思います。
ぜひ一度お試しになってみてはいかがでしょうか?

アクセス

<梨木神社>
◇所在地
〒602-0844
京都市上京区染殿町680
tel.075-211-0885 fax.075-257-2624
◇電車
・京都市地下鉄 丸太町駅より 徒歩20分
・京都市地下鉄 今出川駅より 徒歩20分
◇バス
・京都市バス 府立医大病院前 徒歩3分
◇駐車場
・3台

<下御霊神社>
◇所在地
〒604-0995
京都府京都市中京区寺町通丸太町下ル
tel:075-231-3530
◇電車
・京都地下鉄:丸太町駅より 徒歩12分
・京阪:神宮丸太町駅より 徒歩7分
◇バス
・京都市バス:河原町丸太町より 下車すぐ
◇駐車場
・なし

<菅原院天満宮神社>
◇所在地
〒602-8021
京都府京都市上京区堀松町408
◇電車
・京都地下鉄:丸太町駅より 徒歩5分
◇バス
・京都市バス:烏丸下立売より 下車すぐ
◇駐車場
・なし

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