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猫アレルギーの原因物質第1位は毛。お役立ちの三種の神器を使ったお掃除で対策を

  • 2024.10.24
猫アレルギーに役立つアイテムとは? (C)松本勇祐、野澤延行/KADOKAWA
猫アレルギーに役立つアイテムとは? (C)松本勇祐、野澤延行/KADOKAWA

家族の一員として人を和ませてくれる猫。元気でいっぱいな姿を見るとその状態が当たり前のように思いがちですが、猫と人はまったく違う生き物です。

私たち飼い主が準備した環境で、猫本来の自由と幸せを感じながら生きているのか? 体調に異変はないのか?

そういった猫のメンタルケア&ヘルスケアについて、猫好きの獣医師・野澤延行さんがご紹介。初めて猫を飼う人や、猫の心身の健康に配慮したい人は、ぜひ参考にしてみてください。

※本記事は松本勇祐(著)、野澤延行(監修)の書籍『猫と幸せに暮らすための教科書 家族が知っておきたい猫のメンタル&ヘルスケア』から一部抜粋・編集しました。

猫アレルギー対策には掃除を

猫アレルギーの原因物質第1位は毛。掃除のアイデアを紹介します。1. 先に室内に霧吹きをして、毛が舞わないように掃除機をかける。2. ゴム手袋でなでて、壁やカーペットの毛を効率的に除去。3. 空気清浄機を使う。こまめなブラッシングと月1回のシャンプーは有効です。

■まとめ

「掃除機」「フロア用ワイパー」「コロコロクリーナー」は、猫の毛お掃除三種の神器。

「寝室には入れず一緒に寝ない」「マスクで肌をガードする」 (C)松本勇祐、野澤延行/KADOKAWA
「寝室には入れず一緒に寝ない」「マスクで肌をガードする」 (C)松本勇祐、野澤延行/KADOKAWA

アレルギー対策には「寝室には入れず一緒に寝ない」「マスクで肌をガードする」を守りましょう。

猫アレルギー対策には掃除を (C)松本勇祐、野澤延行/KADOKAWA
猫アレルギー対策には掃除を (C)松本勇祐、野澤延行/KADOKAWA

長毛種はブラッシングをしよう

特に長毛種は毛玉ができやすく、毛を舐めることによって毛球症になりがち。特に長毛種にはコームやブラシなどを使って3日に1度くらい、換毛期の春と秋はもっとこまめにしましょう。毛玉ができてしまうとブラッシングだけでは取り除きにくく、猫もいやがります。

■まとめ

ブラッシングは、被毛が美しくなる&心が落ち着く。猫の心身にいいんです!

ブラシの先に丸いピンがついたピンブラシは短毛、長毛に使えます。 (C)松本勇祐、野澤延行/KADOKAWA
ブラシの先に丸いピンがついたピンブラシは短毛、長毛に使えます。 (C)松本勇祐、野澤延行/KADOKAWA

ブラシの先に丸いピンがついたピンブラシは短毛、長毛に使えます。ラバーブラシ(ゴム製)を好む猫もいます。

長毛種はブラッシングを (C)松本勇祐、野澤延行/KADOKAWA
長毛種はブラッシングを (C)松本勇祐、野澤延行/KADOKAWA

【プロフィール】

野澤延行(監修)

1955年東京都出身、獣医師。北里大学畜産学部獣医学科卒業。東京都獣医師会会員。「動物・野澤クリニック」院長。谷中で野良猫問題およびTNRにも取り組む。

著=松本勇祐、監修=野澤延行/『猫と幸せに暮らすための教科書 家族が知っておきたい猫のメンタル&ヘルスケア』

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